第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

Quantitative Approach to Qualityのコースがやっと終わり。

2020-12-11 01:55:40 | Harvard medical school

みなさまこんにちわ。

今日は思い出に残る日になりました。

COVID-19で色々ありました・・

いつかこの日を思い出すかもとしれないと記載しておこうと思います。

 

自分の診療が難しくなろうが、家族がかかろうが、自分が倒れようが、全ての物事は進んでいきます。

 

今日はHQS703 Quantitative Approach to Quality 終了の日で、最後のQuality improvement projectのプレゼン発表でした。先週はReseearch Proposalのプレゼン発表でした。この二つが、秋学期の山場であとは大きな学期末試験を2つこなすだけです。統計・疫学など研究の内容は当然自信がありますが、医療経営学の話は正直自信ありません。

 

ハーバードの授業は当初はチンプンカンプンでストレスでしたが、6月から始まり現在は好きな授業に関してはほぼ100%ついていけるようになりました(自分の専門の関係ない分野のつまらない授業は不思議と全く何いっているのかわからない・・というか昼の疲れなどあり深夜に集中力が0になります)。

元々統計・疫学、ベースとなるプロの医療者としての実臨床の知識と経験のおかげスポンジのように吸収するとはこの事なんだと実感できています。なんとなく研修医の一年目の終わりころの感覚に近いです。

その意味で、執筆や論文や講演や国の事業などをガンガン一人で楽しくこなすようになってからようやくハーバードに在籍している今こそが、留学の一番ベストのタイミングであったのだと感じています。

MHQSは実務重視のかなり特化しているのか年齢高めのプロフェッショナルスクールなので、多分一本もその分野で英語原著を書いていない場合は学びの吸収量が減るかもしれませんし、かといって副院長クラスの年齢になって学ぶには遅すぎると思いました。

*同級生を見るとだいたい中間層は35才くらい上は60歳手前の同級生もいます。みんなすごく熱心でいい人ですが、残念ながら自宅待機です。

コロナで辛いことが多いですが、きっと辛いながら今を落ち着いて呼吸しながら、学ぶ必要があるのかなと。

いつか、思い出してみたいと思います。

 

 

 

究極的には、この下記のスライドを人に説明できることが目標ですね。

QIとQIっぽいresearchの違いを説明できるようになったと思います。

これから期末テストに向けて、要所要所を日本のみなさまにお裾分けしようとわかりやすく簡単に書いていこうと思います。しばしお待ちください。