第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

フィールドワーク DTMH Day 94

2015-07-04 16:34:58 | Mahidol University編
 現在、実は統計学の本(基礎的、SPSS実践)、トラベルメディシンの本を購入するために一時帰国しております。

折角このような実学を勉強したので、ISTM(国際旅行医学学会)のCertificationを取るために今年度受験しようと考えた為です。
問題を見る限りは範囲がかなり重複しているので、復習として体に染みこませる為に非常に良い機会になると感じました。

今回は、その書籍代と往復の飛行機代を捻出する為に断らない救急病院で当直をした後に、かわいい子どもたちの為に日本食や薄焼きせんべいを山ほど買って帰る予定です(実は、最重要課題です➠買って帰らないと怒られる)

さてさて毎週後半はField Workに繰り出す7月が始まりました。週初めに準備を行いそのまま雪崩れ込むように現地へ出かけるといった感じです。




これは血液標本の作り方の実習です。

合計3回あるのですが、
1回目は過疎地での医師不在の医療、マラリアを撲滅する為の試み、また水牛訓練場にでかけました。やはり、タイでメリオイドーシスが多いのは地方の農業従事者にとって土壌媒介疾患との接触を回避することは難しく、まるで30年前に日本が日本住血吸虫対策を行っているのと同じような情況のように思えました。

さてERでは

現地のERにはヘビの見本がありました。これによって、ヘビ咬傷患者にどのようなヘビか思い出してもらい治療法を考慮します。







さて、それ以外にも観光の要素もあり、羊牧場で遊んだり、夕方以降は自由時間として川でゆったりと過ごしたり、夜中にはカラオケ大会が開かれ、またその後は夜更けまでこれまでのお互いのプライベートの話などを晒し合い、まるで修学旅行でした。

これは本当に、DTMHコースの中で一番楽しい時間でした。









ということで、またバンコクに戻り次第、次のカンチャナブリーのField workに出かけます。

ここに来て、なんだかこの生活が終わってしまう事が寂しくなってきました。
一日一日を大事にとりあえず、自分の目的と目標を達成するためにまずは日本語で統計の勉強を再度開始します。




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