温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

オダマキの蜜泥棒! キムネクマバチ(黄胸熊蜂)

2017年05月11日 | 昆虫
 ① 庭でオダマキ(苧環)が沢山咲いています。

 下向きに咲いているオダマキの一見 5枚の花弁に見えるが、萼です。

 その下に花弁があって、基部から上に魔女の帽子のように突き出ているのが、「距(キョ)」です。

 この中に「蜜」があります。




 ② この蜜を吸うには、一般に昆虫たちは潜り込む必要があります。

 その際、受粉が行われるので、まさにお互いに利益があります。

 ところが、キムネクマバチ(黄胸熊蜂)は、この「距(キョ)」に外から口吻をぶすっと突き刺して吸蜜をしてしまいます。





 ③ 受粉に役立たない蜜泥棒ですねえ。

 しかし、他の種類の花の形によっては、キムネクマバチも潜り込んで吸蜜するので、受粉に役立ちます。

 今から、沼津での会合に行ってきます!



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