温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

今は、こどもを大切にしますが! カイツブリ(鳰)

2018年05月05日 | 野鳥
 ① 池にカイツブリ(鳰)の親と4羽の雛がいました。
 雛は、独特の縞模様がありますが、これは波紋に同化して天敵から身を守るものと言われています。



 ② まだ自立していないので、親から川エビをもらっています。



 ③ 移動の際、1羽の雛が親の背中にちゃっかりと乗っていました。
 これなら外敵から襲われれも安全に逃げることができます。



 ④ 雛は自分で採餌できるようになるまで親に保護されますが、およそ60~70日で「子別れの儀式」を経て親のなわばりから追い出されてしまいます。



卵を見つけたい! クロコノマチョウ(黒木間蝶)

2018年05月04日 | 昆虫
 ① クロコノマチョウ(黒木間蝶)が写真中央にいますが、動かないと見分けが難しいですねえ。



 ② 成虫で越冬するチョウですので、厳しい冬を乗り越えた証拠に翅に欠損部分が見られます。



 ③ 名前(黒木間蝶)のように明るい場所よりも薄暗い場所にいます。
しかし、この時期は日中から樹液を求めて飛翔してきます。



 ④ この個体は、スズメバチたちと一緒に樹液を吸っていました。
 これから産卵期に入るので、栄養を蓄えているのでしょうか。
 実は、これまで幼虫は写しましたが、卵を写したことがないので、今年こそ卵を写したいですねえ。



イワツバメ(岩燕)の巣材集めです!

2018年05月03日 | 野鳥
 ① 雨上がりの河川へ行くと、コンクリート堤防の上で、ツバメたちが巣材となる土を集めていました。
 次から次へとやって来ました。



 ② よく見ると、どうも私が知っているツバメ(燕)と違うようです。
 まず、尾羽が短く、体の下面が白色です。
 全体に丸っこい感じです。




 ③ これが、営巣中の見慣れたツバメ(燕)です。
 ツバメは、燕尾服のように尾羽が長く、額とのどは赤褐色です。



 ④ これは、イワツバメ(岩燕)ですねえ。
 岩燕というと、新潟県の「燕温泉」が有名です。ホテルの壁面には多数のイワツバメの巣があり、乱舞していました。
 このイワツバメが、小垣江町の河川にいるとは、認識不足でした。
 独特な形をした巣を造るので、橋梁の下などを探してみます。



間もなく見ごろです! カキツバタ群落

2018年05月02日 | 昆虫
 ① 昨日、5月のカキツバタ群落動物調査に出かけました。
 4月24日に初めてカキツバタが咲き、現在は点在するように咲いています。
 1日から臨時駐車場も設営してありますが、来週以降に見頃になるでしょうねえ。




 ② 38種類の生き物を確認できました。
 腹の広いハラビロトンボです。




 ③ 初めて写した極小なヒメコンボウヤセバチです。
 産卵管があるので、メスです。
 立ち枯れた木の中にいる虫の幼虫を探し出してこの産卵管を突き刺し、産卵・寄生させます。



カニの脚をどうもぎ取るか! チュウシャクシギ(中杓鴫)

2018年05月01日 | 野鳥
 ① 旅鳥であるチュウシャクシギ(中杓鴫)が、小垣江の海岸にもやって来ました。
 独特な「ポイピピピピ」という大きな鳴き声が、海岸に響き渡ります。



 ② カニが大好きですが、飲み込むのに長い脚が邪魔です。
 どうやって脚をもぎ取るか、一部始終を見ていました。

 

 ③ まず、捕らえたカニの脚をくわえ、頭をブルブルと回転させます。
 すると、脚の取れたカニが足元に落ちてきます。



 ④ それをもう一度拾いなおして、脚をくわえます。
 この動作を数回(今回は4回)繰り返して、カニの脚を無くします。



 ⑤ 脚の無くなったカニを丸呑みにします。



 ⑥ 食後、毛づくろい、油脂塗りをし、飛び立っていきました。



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