温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀) 共食いでなく交尾です!

2022年05月20日 | 昆虫
① 樹木の幹にキマワリ(木廻)を見つけました。

② その側にヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)が2匹いました。
 しばらくにらみ合いの状態でしたが、離れて行きました。

③ 散策後に見てみると、一匹の背中にもう一匹が乗っていました。
 最初、共食いをしているのかと思いました。

④ しかし、横から見てみると交尾をしているようです。
 ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)は、鋭い口吻を他の昆虫に差し込んで体液を吸ってしまいます。
 そのため共食いかと思いましたが、冬には集団で越冬する習性があり、共食いをしない昆虫です。


コガタスズメバチ(小型雀蜂) 初期巣の内部構造!

2022年05月19日 | 昆虫
① 5月初旬にササ地で見つけたコガタスズメバチ(小型雀蜂)の初期巣が完成したか見にいきました。
 すると、危険なコガタスズメバチ(小型雀蜂)の被害が出る前にという想いで取り除かれたいました。

② 前回、女王バチが作っていた「初期巣の徳利」の口は完成していました。

③ 逆さ徳利が枝に付いている底の部分が残っていました。

④ これは、以前 我が家のサザンカに作られたコガタスズメバチ(小型雀蜂)の初期巣の断面です。
 逆さ徳利の底の部分に、最初の働き蜂を羽化させるための巣があります。

⑤ 下から眺めて見ると、12の育房室があり、蛹や卵がありました。
 ここで羽化した働き蜂たちが、ドンドン巣を大きくしていき、女王は産卵に専念します。
 まあ、初期巣の除去は正解ですねえ。


吸水するチョウたち(テングチョウ、ルリシジミ、ウラギンシジミ、コムラサキ)

2022年05月18日 | 昆虫
 今日は27℃と暑い日でしたねえ。
 道路で吸水するチョウたちに出会いました。
① テングチョウです。

② ルリシジミです。
 飛び立つとき翅の表が瑠璃色だったので、オスです。

③ ウラギンシジミのオスが、野鳥の糞尿で吸水していました。
 研究によると、糞尿に含まれるアンモニアを筋肉増強、精子の生産に利用しているそうです。

④ 一番多く出会ったのは、コムラサキです。

⑤ 翅を広げた時、紫色に輝かなかったので、メスですねえ。


キマダラカメムシ(黄斑亀虫) 庭を席巻か!

2022年05月16日 | 昆虫
① 梅雨になる前に庭の木の剪定をしました。
葉の上で、ミナミアオカメムシ(南青亀虫)が交尾をしていました。

② 一番目立ったのは、大型のキマダラカメムシ(黄斑亀虫)です。

③ 前から見ると、まさに「亀」ですねえ。
 このキマダラカメムシ(黄斑亀虫)は、台湾から東南アジアを原産地とする外来昆虫です。
 愛知県では2011年に最初に発見され、ドンドン勢力拡大中です。
 我が家の庭も席巻されそうです。 


バラルリツツハムシ(薔薇瑠璃筒葉虫)の交尾

2022年05月15日 | 昆虫
① 若葉のこの時期は、色々な「ハムシ(葉虫)」が見られます。
 コナラの葉の上に、バラルリツツハムシ(薔薇瑠璃筒葉虫)がいました。

② 上から見ると、オスがメスに乗り、交尾をしているようです。

③ 横から見ると、交尾の様子がよく見えます。
 名前の「バラ(薔薇)」だけでなく、 コナラ、ハギ、フジ、イタドリ、サクラなどの葉を食べます。
 瑠璃色をしており、「ツツハムシ(筒葉虫)」は円筒形の体型に由来します。


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