温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ウリハムシ(瓜葉虫)、クロウリハムシ(黒瓜葉虫) どちらが野菜の天敵か!

2022年05月14日 | 昆虫
① 葉に全身オレンジ色のウリハムシ(瓜葉虫)が止まっていました。
 名前のように成虫は、ウリ科の植物の葉を食べます。
 特に数多くキュウリやカボチャの苗に集まり、私が近づくだけで「ブンブン」と逃げていきます。
 時には、苗の葉がボロボロになってしまいます。
 まさに、野菜の天敵です。

② 翅の黒いクロウリハムシ(黒瓜葉虫)もいました。
 これも名前のように成虫は、色々な葉を食べます。
 作物にもつきますが、野外ではカラスウリを食害します。
 数も少ないので、野菜の害虫として注目されていません。


オビガ(帯蛾)とホタルガ(蛍蛾)の幼虫!

2022年05月11日 | 昆虫
① 枝にオビガ(帯蛾)の幼虫を見つけました。

② 終齢幼虫でとても毛深いです。
 無害とはいえ、毛に触る勇気はないですねえ。
 6月には、翅に「帯」のある成虫が見られるでしょう。

③ 綺麗な黒と黄色の縞のあるホタルガ(蛍蛾)の幼虫を見つけました。
 これまで成虫はよく目にしたのに、幼虫に出会うのは初めてです。

④ 間もなく、ホタルガ(蛍蛾)の成虫によく出会えると思います。


カワトンボ(川蜻蛉) 清流で婚活!

2022年05月10日 | 昆虫
① 里山の清流でカワトンボ(川蜻蛉)のオスたちがメスを待ち構えています。
 未成熟な若いオスは、腹部がメタリックな青緑色で綺麗です。

② 成熟したオスは、腹部全体に白い粉を吹くのが特徴です。
透明な翅の赤い縁紋が綺麗ですねえ。

③ 羽化したばかりのメスに出会いました。
 翅が柔らかそうです。

④ カワトンボ(川蜻蛉)の成熟したメスです。
透明な翅の白い縁紋が綺麗ですねえ。

⑤ メスが清流近くにやって来ると、早速オスがメスの首根っこを捕まえ交尾をしました。
清流での婚活成功ですねえ。


ヒゲナガハナノミ(角長花蚤)  触角の立派なオス

2022年05月09日 | 昆虫
① 今日は天候が不順だったので、名前の分からなかった昆虫を調べることにしました。
 茶褐色の甲虫で、「くしの歯状の触角」という観点から調べました。
 しかし、手持ちの昆虫図鑑には載っていません。

② ネットで、やっと「ヒゲナガハナノミ(角長花蚤)」のオスであることが分かりました。
 ヒゲナガ(角長)というのは、長くて立派なくしの歯状の触角のコトです。
 ハナノミ(花蚤)と変わった名前ですが、「ノミのようにとび、花に集まる」ことに由来します。
 次は、メスを見つけたいですねえ。


コガタスズメバチ (小型雀蜂)  女王が作る「とっくり型」の初期巣!

2022年05月08日 | 昆虫
① ササ地の奥に茶色のボール状のモノを見つけました。

② 越冬したコガタスズメバチ (小型雀蜂) の女王が単独で作っている「初期巣」です。

③ 写真を撮っていると背後から「ブ~ん!」と羽音がし、女王が戻って来ました。

④ 女王が作る「初期巣」は、「とっくり」を逆さにした形です。
 まだ未完成で、とっくりの「筒」の部分がありません。
 女王は、樹皮をかじり取ったものをだ液と混ぜて「筒」の部分を作っていました。

⑤ これは、家のサザンカの枝に作られた「とっくり型」の初期巣(6月に発見)です。
 この初期巣で女王を助ける「働き蜂」が10匹ほど羽化します。
 この段階だったら素人でも除去できます。

⑥ これは、家のサザンカに「働き蜂たち」の働きで出来上がった大きな巣(10月に発見)です。
 巣穴からは常に見張りのハチが外をうかがっていました。
 巣の中には100匹ほどいるので、素人では除去できず業者に依頼するしかありません。


温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ