木曽越峠の仙人日記

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中津川市の「シデコブシ」自生地

2021年03月24日 07時17分27秒 | 春の花

3月24日

中津川市指定の天然記念物「岩屋堂の

シデコブ」を観てきました。


  



シデコブシは日本個有の種で、世界中で日本の

東海地方に生育する希少な植物。






特に多治見市、土岐と、瑞浪市、恵那市

中津川市と言った東濃地方に多く残っている。




シデコブシは、環境省から準絶滅危惧種に指定

岐阜県から絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。





シデコブシは日当たりの良い場所を好み

湧水湿地とと呼ばれる湿地に生育している。






氷河期から地球上に生育していたと言われ

「生きた古代植物」と言われるほど生態学的にも

貴重な植物だそうです。




中津川市では太古から生き続けてきた、化石ともいわ

れる、湿地を好むシデコブシの保護活動をしている。

「中津川市コブシの会」より、抜粋。



中津川市に10ケ所有る、シデコブシ自生地のなかで

一番大きな自生地の様です。




湿地帯の為、木道が整備されている。





自生地の外側は、陽の光を受けるので

花が一杯付いているが、自生地の中程は

高い所だけに花が咲いている。




此の、岩屋堂の自生地には太さが30cm以上の

大木が湿地に数多く生えている。


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