Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

小さくする意味があまり感じられない『ダウンサイズ』

2018年03月05日 00時27分44秒 | 映画


特殊な技術の開発により、
身長180cmの人が12.9cmに縮むことができるようになった世界の話。
コメディやアクションの類かと思ったら、大真面目なヒューマンドラマだった(笑)
なので、設定は同じでも『ミクロキッズ』とは大違い(笑)

小さくなったらなったでそこには別の社会が存在しており、
小さくなることによる悲劇やら危機やらもないため、
別にこれ小さくする設定じゃなくてもよかったんじゃないか説(笑)

ただ、マット・デイモンの身に起こることが可哀想すぎて、
俺だったら1年ぐらいは腐っちゃうなと思った。
途中から人類全体に関わる話になってきてだいぶスケールが大きくなるのだけど、
基本的には平和なお話です(笑)

個人的にはマット・デイモンといっしょにいる
ベトナム人女性の言動にイラついて、
何の感情移入もできなかったけど(笑)

オトナのおとぎ話『シェイプ・オブ・ウォーター』

2018年03月05日 00時20分50秒 | 映画


設定は『愛してると言ってくれ』×『美女と野獣』のよう(笑)
野獣つっても魚人だけど。
実際、野獣はライオンの延長みたいなもので割とかわいいから、
それと比べたら、こっちの方がゲテモノ感ある分、
異類婚姻譚としてはリアル(笑)

ヒロインが言葉を話せないからこそ、
言葉の通じない魚人との触れ合いを通じて、
愛を試せるのだと思う。
こういう話だと、姿形は人とかけ離れていても愛を分かち合えたり、
人間の形をしてるのに人でなしだったりと、その対比が必ず出てくるね。
そういう意味ではオーソドックスな感じもするけれど、
異形の姿をした生物との恋愛で、
さらにヒロインが言葉を話せないという枷は、
あまり見なかった組み合わせかも。

それにしてもサラ・ホーキンスの体当たりな演技はすごい。
あんなモンスターに身も心もさらけ出せないよ。
日本のAVでも見ない設定(笑)
『パディントン2』のママ役のときとは大違いだな。