Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

努力は裏切るけど、あきらめは裏切らない『anone』

2018年03月21日 23時53分54秒 | ドラマ
公式サイト

今期一番暗いドラマだったなー。
全体的に淡々と進んでいたけれど、
先週ニセ札作りがバレたところから一気に流れが変わったね。
広瀬すずと清水尋也は『ちはやふる』でも共演してたな、そういえば(笑)

他のドラマと比べると展開が地味だったものの、
セリフが本当によくて、
今期見た全10ドラマ中、唯一思わずセリフをメモってしまったドラマ。

特に奇をてらった内容というわけでもないのに、
各キャラクターのセリフや立ち振る舞い、
人物背景などが引き込まれるものばかりで、
大したことないことでも大したことあるように描けるのが
坂元裕二ならではかなと思う。

ただ、前回の『カルテット』同様、ややアートというかポエム寄りな感じもする(笑)


以下、心に残ったセリフ。

「努力は裏切るけど、あきらめは裏切りません」

「愛されてたって、愛してくれなかった人の方が心に残るもんね」

「人は手に入ったものじゃなくて、手に入らなかったもので出来てるんだもんね」

「死んでもいいっていうのは、生まれてきてよかったって思えたってことだよ?
 生まれてきてよかったって思ったことないうちは、
 まだ死んでもいいってときじゃない!」

「願い事ってさ、星に願えば叶うと思う?
 願い事は泥の中だよ。
 泥に手を突っ込まないと叶わないんだよ」

「誰かに与えられたものじゃなくて自分のルールで生きてるんだって。
 それが自由だって」

某名探偵以上に見た目と中身の年齢差がある『ボス・ベイビー』

2018年03月21日 17時05分19秒 | 映画


泣けるいい映画だったー。
見た目は赤ちゃん、中身はおっさんで、
どこぞの名探偵よりも外見と中身の年齢差がデカイのが特徴。

赤ちゃんは生まれるものではなく、
雇われるものという設定のもと、
世界的に大人の赤ちゃんへの「愛のシェア」が
“競合”に奪われていることに危機感を抱いた赤ちゃんたちが、
そのシェアを取り戻すべく奮闘するというもの(笑)
赤ちゃんの競合とされているものが犬なのがウケるけど。
そこは猫じゃないんだと(笑)

赤ちゃんの愛くるしい見た目がマジでかわいすぎるのだけど、
言動が完全にビジネスマンなので、そのギャップが笑えるし、
オチは予想できたけど、それでも泣くぐらい、いい流れだった(笑)

テンポもいいし、くだらない&少し下品で笑えるし、最後は泣けるし、
老若男女問わず楽しめる映画かと。
これを見ると赤ちゃんの顔したおっさん欲しくなる(笑)
ちなみに続編も決まっているらしい。

一見、ディズニーのCGアニメーションっぽくも見えるけど、
こっちの方がより現実的な世界観でリアルさがあった。

CEOいわく、
「ディズニーは子供と、大人の中にある子供心に向けて映画を作るが、
 ドリームワークスはフライシャー・スタジオの様な大人と、
 子供の中にある大人心に向けて映画を作る」
とのことなので、それが表れているのかなと感じる。
個人的にはディズニーの方が好きだし、
CGもディズニーの方が肌や髪の質感がより自然に見えた気がする(笑)

また、ディズニーと同じく、同時上映のミニムービー付き。

日本がモチーフなのに日本人がひとりも出ていない『トゥームレイダー ファースト・ミッション』

2018年03月21日 16時56分21秒 | 映画


2013年にスクエニから出た『トゥームレイダー』が原作で、
日本最古の女王、卑弥呼の謎を追うった映画。
日本が舞台なのに日本人がひとりも出ないけど(笑)

中身は2001年にやってたアンジェリーナ・ジョリー版とそんな変わらず、
『インディ・ジョーンズ』のアクションを派手にした感じ。
ただ、父から受け継いだクロフト社の秘密を臭わせる展開が、
よりストーリーに深みと続編への期待を持たせている印象。

シリーズ1作目からもう17年も経つことにびっくりだけど。
あのときのダニエル・クレイグやジェラルド・バトラーと同い年になっちまった(笑)

個人的にはアンジーよりも
今回のアリシア・ヴィキャンデルの方が好きな顔だけど、
腹筋がバキバキすぎて、自らの腹回りの情けなさを痛感しました。。。

海外だと古代遺跡追う系映画多いけど、日本ではあまり見たことない。
古墳を暴く感じで、
卑弥呼とか中大兄皇子とか題材にならないのかと思ったけど、
多分『インディ・ジョーンズ』みたいなアクションよりも、
政治経済色の強い社会ドラマにしかならなそう(笑)