Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ホテルマンの仕事の大変さがよくわかる『マスカレード・ホテル』

2019年01月20日 18時53分40秒 | 映画


2019年公開映画6本中4位。

サスペンスの面白さよりも、
ホテルマンの仕事の大変さが目立つ映画だった(笑)

3つの殺人事件との関連から、
次の犯行現場となるホテルに潜入捜査した木村拓哉と、
フロントクラークの長澤まさみがタッグを組んで事件に挑む話。

原作読んでないから、映画とどう違うのかはわからないけど、
最初はいがみ合っていた2人がだんだん打ち解け合いながらも、
真相に近づいていく流れは王道で、
映画としては可もなく不可もなくといった印象。

小日向文世や松たか子がいるもんだから、
メンツ的に『HERO』や『コンフィデンスマンJP』、
『THE 有頂天ホテル』を彷彿とさせる。

あと、明石家さんまがどこにいたのか見つけることができませんでした(笑)

スーパーヒーロー"でありたい"人の映画『ミスター・ガラス』

2019年01月20日 18時52分38秒 | 映画


2019年公開映画5本中4位。

M・ナイト・シャマラン監督が贈る
「スーパーヒーローでありたい人」映画。
設定は面白いけど、
話として面白いかと言われるとなかなか難しい。
いわゆる「よくも悪くもこの監督らしい」という、
内容の評価が難しいときに使われるフレーズがピッタリくる感じ(笑)

本作は2000年の『アンブレイカブル』、2017年の『スプリット』の続編。
『アンブレイカブル』は、
まったくケガやキズを負わない体かつ、
触れた相手の罪を見通す力を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)と、
生まれつき骨が弱く、
ちょっとぶつかっただけで骨折してしまうが、
高いIQを持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)の話。
『スプリット』は24の人格を持つジェームズ・マカヴォイの話。

「スーパーヒーロー」と言ったけど、
特殊能力を持ち、悪と戦うという、
最近流行りのマーベルやDCのような感じではない。

話としては、常軌を逸した力を持つ彼らが精神病院にぶち込まれ、
「スーパーパワーとかないから。思い込みだから」と、
その力ををまったく信じようとしない人々と、
スーパーパワーは実在するから
それを広く知らしめたいミスター・ガラスとのすったもんだがメイン。

特徴的だなと思うのは、ヒーローの定義。
マーベルやDCは、自らヒーローであると宣言することはなく、
まわりの人々がヒーローと認知していることが多いと思うけど、
この作品はミスター・ガラスが
自分を含めた特殊能力を持った人々をヒーローに仕立てたい
という想いありきなところが他と大きく異なる。
自己顕示欲というか、
自分の考えるコミックの世界観やヒーロー観を知らしめたい欲が強い。

コミックやヒーローを独自の視点で切り取り、描き切るというところで
すごくユニークな映画ではあると思うけど、
過去作見てないとまったくわらかないと思うので、
見るなら少なくとも『アンブレイカブル』だけは見ておいた方がいいです。
そこに出てる子役が成長して今回も出ているので。

ただ、設定といい、終わり方といい、
今回いろいろツッコミどころがある内容ではあった(笑)

『99.9』らしさを感じる『イノセンス 冤罪弁護士』

2019年01月20日 02時32分23秒 | ドラマ


今期3本目の弁護士ドラマ。
正直もう食傷気味だよ、、、と思ったけど、これが一番面白かった。

『QUEEN』や『グッドワイフ』のような設定の異色さがなく、
王道そのものなので、一番安定した弁護士ドラマと言えそう。

これはタイトルにもある通り、
冤罪の人々を救うために、
坂口健太郎が事実のみを客観的に判断し、
逆転無罪を勝ち取るというもので、
雰囲気は違うけど『99.9』に近しいものがある。
だから、スカッとするんだよね。

坂口健太郎と草刈正雄の親子関係も何やら問題ありそうだし、
これは今後も期待できそう。

杉本哲太と正名僕蔵、同じ弁護士事務所にいるけど、
この2人は『HERO』第2シーズンで
同じ検察事務所だったよなあ、と(笑)