2019年公開映画7本中7位。
典型的なドンパチ映画だけど、これはちょっと不親切。
大量のセシウムのありかを知る人物が、
その情報と引き換えに亡命させてくれと言うので、
マーク・ウォールバーグ率いる特殊部隊の面々が
空港までの22マイルを護送するというもの。
なんだけど、
オープニングの敵のアジトの襲撃シーンは
目的がよくわからなかったし、
その後にセシウムを探すために
コンテナにガサ入れするところも、
突然始まるから最初よくわからなかった。
まあそこは無視してもあまり問題なく、
途中から「ああ、これは護送ミッションがメインの映画なんだな」
とわかったら、今度は中身がスッカスカで、
とにかく撃って撃って殴って撃って撃って蹴るという、
もうカオスなぐらいの銃撃打撃シーンの連続。
この映画の評価できるところはむしろそこぐらい。
そして、けっこうエグい。
至近距離からの発砲や、腕を逆に持っていってボキッと折るとか。
しかし、イコ・ウワイスのアクションがすごいわ。
ベッドに片手を手錠で繋がれたまま、敵2人倒しちゃうからね。
ラストは、オープニングシーンが活きてくる終わり方で
ちょっとびっくりなんだけど、
かなり中途半端な感じで終わったから、
続きあるのかなと思って調べたら、
続編あるらしい(笑)
ちなみに、監督のピーター・バーグと
主演のマーク・ウォールバーグは
これで4回目のタッグらしい。