Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ある意味キラキラ青春映画だった『チワワちゃん』

2019年01月26日 21時04分25秒 | 映画


2019年公開映画11本中3位。

これ普通に面白いわ。
『クリード』も『Fate』も好きなシリーズだったり趣味だったりで
今のところトップ2に入ってるけど、
ピンで言ったらこの『チワワちゃん』が一番面白い。

要はパリピの青春ムービー。
クラブ行って、酒飲んで、パーティーして、キスして、セックスして
というパリピ界隈に、彗星の如く現れたチワワちゃん(吉田志織)が、
ある日突然バラバラ遺体として見つかるというダークテイストな話。
でもサスペンスじゃない。
ある意味、キラキラ青春。
でもよくある学園モノとはまったく様相が違うのがポイント。

事件の後、門脇麦がみんなにチワワちゃんについて聞いてまわりながら、
当時の思い出を回想していくって流れなんだけど、
チワワちゃんを中心とした人間関係が面白かった。

結局は、誰が誰を好きで、その間に誰と関係持ってて、みたいな、
誰のまわりでもよくあるような話なんだけど、
登場人物の知り合ったきっかけが、
ナンパだったり、友達が連れてきてとかだったり、
学校や部活といった同じコミュニティ同士のつながりじゃないところが、
今の自分の友達関係と重なってリアルだなと(笑)

そして、明言はしないのだけど、
門脇麦のチワワちゃんに対する
嫉妬や憧れみたいなものが滲み出ているがゆえの言動とかも、
2人の関係性を見る上で面白く感じた。

でもこの映画ですごく好きなのはお話よりも、
キャラクターや表現のところなんだよね。

やっぱり成田凌はいい。
チャラ男からへなちょこ男、頭のおかしい犯人役など、
かなり幅広い役者だなと思うけど、
個人的にはこういうパリピ感ある役が一番しっくり来る(笑)

あと浅野忠信がずるいよねー。
けっこうえげつないカメラマン役なんだけど、
ああいう役似合うんだよな(笑)

表現のところだと、
乱交シーンにおいて比喩として用いられる差し込み映像もたまらなく好き(笑)

予想してた内容とはだいぶ違ったけど、これはいい青春映画でした。

ゆるゆるゾンビ映画『がっこうぐらし!』

2019年01月26日 20時58分43秒 | 映画


2019年公開映画10本中10位。

これは、、、危機感をまったく感じない茶番ゾンビ映画だな、、、(笑)
まあアイドル×ゾンビだからな。
ゆるいよな(笑)
『彼岸島』が丸太アクションなら、こっちはシャベルアクション。

もはやなんでゾンビが蔓延してるのかもわからないし、
気づいたら一掃されてた。。。
グチャミソ感もないし、ゾンビなら何でもええやろ感満載。

学芸会や学生の自主制作映画なら納得できるけど、、、
という感じで、今年のワースト3に入りそうな予感(笑)

びっくりするぐらいストーリーに起伏のない『日の名残り』

2019年01月26日 20時54分52秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1993年のイギリス映画。

とある屋敷で働く執事(アンソニー・ホプキンス)が、
人手不足を解消するために、
かつてその屋敷で働いていた女性(エマ・トンプソン)に会いに行くがてら、
昔を思い出す話。

カズオ・イシグロの小説が原作のようだけれど、
映画はびっくりするぐらい盛り上がりのない内容だった。
屋敷の日常が淡々と描かれていて、
ストーリーの起伏がほぼないから、
個人的にはあまり面白いとは思わず。

ただ、アンソニー・ホプキンスの執事のプロ意識の高さはすごかった。
他人のプライベートには一切踏み込まず、
自らも父親の死や想いを寄せていた女性の結婚には動揺しつつも、
淡々と業務をこなす姿はすごい。

まあその意中の相手がエマ・トンプソンだったりするわけだけど、
これもびっくりするぐらい何もない。
「多分、、、この二人、、、好き同士、、、?いや違う、、、?」
ってぐらいの距離感(笑)

当時33歳のヒュー・グラントや34歳のエマ・トンプソンが
今の自分と同い年だけど、自分よりはるかに大人に見えたわ。

あと俺がすごい好きな俳優、
クリストファー・リーヴが出ているのもポイント。
彼は1970年代〜80年代にスーパーマンを演じて、
小さい頃ものすごくハマったし、かっこよかった。
俺がスーパーヒーロー映画好きになったきっかけの人!