Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ラグビーを通じた男たちの熱い戦いに何度も涙した『ノーサイド・ゲーム』

2019年09月15日 23時23分23秒 | ドラマ
公式サイト

ハ マ ハ タ 〜!!。・゜・(ノД`)・゜・。

今期圧倒的に一番面白いドラマだった!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
メッチャ泣いた!!。・゜・(ノД`)・゜・。
個人的には『あなたの番です』より好きだった!!

久しくスポ根とか見てなかったけど、やっぱりいいわ~
男たちの熱いフィジカルとメンタルのぶつかり合いは部活時代を思い出す。

このドラマのよかったところは、
スポ根に企業モノを掛け合わせた展開もそうなんだけど、
一番は脚本におけるアンチテーゼがすごく効いてたところだと思う!

第1話がもうどん底で。
アストロズは最弱、大泉洋はラグビー大嫌い、
そして、アストロズの面々も大泉洋が嫌いっていう。

それが、最終回で全部逆転するからね。
その180度違う結果に繋げていく過程がとても見ごたえあったし、
これまで培ってきたものが最終回で全部花開いたから、
本当によかった。・゜・(ノД`)・゜・。

さらに、ラグビーの試合シーンも臨場感あるカメラワークに、
スローモーションも効果的に使用していて、
ドラマチックな構成になっていたから大興奮!!

演出の福澤克雄さんがね、
慶應幼稚舎からずーっとラグビーやってて、
1985年に社会人も含めた大会で優勝し、
慶應が史上初の日本一に輝いた経験が絶対活きてると思う。

役の中での大泉洋は本当に尊敬する。
感情的に大嫌いなラグビーに関わることになって、
あれほどの結果を残すのだから。。。
僕はもう感情で大嫌いだと思ったら、、、無理、死ぬ。

正直、大学時代のラグビー部にそんなにいいイメージはなかったから、
その後もラグビーに対して針の穴ほどの興味も持たなかったけど、
こんなに熱いスポーツだとは思わなかった。

昔、友達がラグビーでケガして鎖骨にボルト入れたとか言ってたけど、
このドラマの試合見たら納得するわ。

まあ、僕みたいな人がタックルされたら、
四肢が分断されて木っ端微塵になりそうだけど(笑)

いやー、これはラグビーのいいプロモーションになるよなあ。
ラグビー部入りたいって人も増えたりして(笑)

チームプレーのスポーツって、
実際やると気遣うこと多くて大変だし、
向かない人は向かないだろうけど、
ドラマや映画などの物語として見ると最高のエンターテインメントだ。

太宰治のクズっぷりがわかる『人間失格 太宰治と3人の女たち』

2019年09月15日 23時03分59秒 | 映画


2019年公開映画143本中95位。

太宰治の身に起こった実話を基にしたフィクション。
タイトルに「人間失格」とあるものの、
特定の作品の実写ではなく、
あくまでも作家の太宰治についての話です。

彼はもう本当にひどくて。
妻子ある身(しかも奥さんは宮沢りえでメッチャ綺麗だし、子供も3人いる!)にも関わらず、
劇中では沢尻エリカと二階堂ふみを愛人とし、
本のネタにしつつも、
己の欲望のままに相手の体を貪り、
酒とタバコにまみれて肺を壊し、
家が建つほどの借金を抱える、
自由奔放過ぎるクズ野郎!

そんな彼に心酔し、
愛欲にまみれた3人の女性との関係をメインに描いた今作は、
太宰治の人となりを知るにはよい機会だと思う。
(悪く言えば、みんなメンヘラw)

ただ、個人的には予告から感じた印象とちょっと違ったかな。
てっきり『娼年』のように、
えげつないほどの肉欲にまみれた作品かと思ってたんだけど、
実際はそこまでぶっ飛んでもなかった(笑)

いや、もちろん濡れ場はあったんだけどね。
意外と沢尻エリカと宮沢りえはそんなでもなく。
唯一、二階堂ふみは『リバーズ・エッジ』でも見せたように、
かなり体当たりだったけど。

そして、この中にブルがいるんだ、、、(笑)
(まあ史実だから、オチはウィキとか見ればわかるんだけど)

作品としては、あくまでも太宰治の日常が描かれているのみなので、
個人的には物足りなさもあるかなー。
蜷川実花監督なので、色使いは相変わらず綺麗なのだけど、
お話としてグッと来るところがなく。
期待していた通り、『娼年』ぐらいの肉欲感があれば、
それはそれで視覚的にもかなり印象深かったとは思うけど。

あと、普段からややポジションが似ているなと思ってる
千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾がいるもんだから、
一瞬誰が誰だかわからなくなった(笑)

この映画を見て思ったのは、
世の中結果出せば何でもありって流れはあるよなということ。
太宰治も、普通にこんな人いたら間違いなく誰からも相手にされないけれど、
数々の名作を生み出しているから、なんかオッケーになってるし、
学校でも有名な作家として教わるものの、
人間性がクズだったというのは一切語られない。

昔の作家や映画監督、俳優とかではよくありそうなエピソードではあるけど、
天才とか表現者とか、そういう人たちは、
何かひとつに特化している分、他の何かが欠けている気もする。
羞恥心だったり、空気を読むことだったり、他人との関わり方だったり。

凡人の僕からしたら、
そういうのはうらやましく感じるけれど、
隣の芝生は青く見えるもので、
本人たちにしかわからない悩みもあるのかもしれない。

ちなみに、太宰治と言えば、
『走れメロス』のアニメ映画を見たぐらいで、
本は一冊も読んだことないかな(笑)
“おさむ”は手塚さんしか実際に作品を読んでないかも(笑)

犬がとことん好きになる『僕のワンダフル・ジャーニー』

2019年09月15日 20時42分52秒 | 映画


2019年公開映画142本中9位。

イッヌ!。・゜・(ノД`)・゜・。
イッヌ!。・゜・(ノД`)・゜・。

泣きすぎた。。。
見終わった後、Tシャツがビチャビチャになって恥ずかしいぐらいに。。。
今年見た映画の中でトップ5に入るぐらい泣ける。。。

本当にいい映画だなあ、これ。
ベイリーと名付けられた犬が生まれ変わりを繰り返して、
何度も主人公に会いに行く話。

前作はイーサン(デニス・クエイド)が子供のときから中年になるまで、
今作ではその孫のCJ(キャスリン・プレスコット)が
赤ちゃんのときから30代に差し掛かるぐらいまで、
姿形を変えて何度も何度も会いに行く。

この犬、前作の最初の犬からずーっと魂は受け継がれているので、
7回ぐらい生まれ変わってるんだよね。

パターンが前作のまんまで、
違いはおっさんかその孫かってだけなんだけど、
それでもものすごく泣けてしまうんだ。

きっと、主人公家族を取り巻く環境が変化していく中で、
健気に従順に、彼らの後を追いかけていく
犬のひたむきさに心打たれるからだろうな。

ベイリーは“人に幸せを与えること”こそが自らの使命と考えていて、
今回はデニス・クエイドから「孫娘を守れ」と命じられ、
彼女の幸せのためだけを想い、
ただただそれを貫き通すところがいいのだけど、
もう思い出しただけで泣きそうになる。・゜・(ノД`)・゜・。

前作見てなくても平気だけど、
当然、見ていた方がより楽しめるし、
いろいろ思い出して開始10分ぐらいで涙出てくる。

鑑賞している分には猫もいいけど、
物語を紡ぐのはやはり犬だなと。

僕が生まれたときに祖母の家でビーグル犬を飼っていたことから、
個人的には犬は思い入れのある動物です。

中二病が喜びそうな『二ノ国』

2019年09月15日 20時39分07秒 | 映画


2019年公開映画141本中65位。

原作のゲームはやってないけど、
思ったより面白かった!

現実世界を生きる幼馴染のユウとハルが
突然「二ノ国」と呼ばれる異世界に飛ばされてしまう
キャストが豪華な中二感全開の映画。

高校生キラキラ青春を舞台に、
剣と魔法の異世界に飛ばされ、
親友のハルが闇落ちするという、
RPG好きの人がハマりそうな要素を詰め込んだ世界観は好きだった。
てか、多分誰もが一度は妄想する内容だし、
自分も昔似たような話を考えたことを思い出した。

異世界モノってことで既視感が強いのと、
1月に見た『あした世界が終わるとしても』と設定が似てるから、
ああいうのが好きな人なら楽しめるかと。

ただ、絵や音楽がジブリっぽく、
全体的に絵本を読んでいるような感じなので、
小学生ぐらいが好みそうではある。
(まあ、レベルファイブの作品って子供向けだと思うけどw)

だから、世界観は大好物だし、個人的には楽しめたけど、
この現実的な世界で34年も過ごし、
いろんな作品を味わってしまうと、
ちょっと物足りない感じはする。
もう少し、人の生死に関わるところとか、
ダークなところがあってもいいかなあ、なんて(笑)
とはいえ、ラストのオチはちょっとびっくりしたけど!

小学生のときに見ていたら、
今よりもっと楽しめた気はする。

人々のリアクションが楽しい『記憶にございません!』

2019年09月15日 00時36分12秒 | 映画


2019年公開映画140本中55位。

三谷幸喜の映画を見たのは久しぶりな気がする。

記憶をなくした総理大臣(中井貴一)の話なんだけど、
普通に面白い。
というより、綺麗にまとまっているなという印象。

強欲でわがままで自分勝手で、
本当にクソみたいな総理大臣だったから、
国民支持率も低いわ、
部下からも嫌われるわ、
家族からも愛想を尽かされるわの
どうしようもない状態だったのが、
記憶がなくなっていきなりリセット!

この映画で面白かったのは、
主人公含めた登場人物のリアクション❗️
中井貴一が何も覚えてないから、
人の名前はもちろんのこと、
これまでの関係性や自分のスキャンダル、
さらには部屋の場所もわからないので、
本人もまわりも困り果てているのが笑える😂

「総理なのにそんなことまでするの?!」というまわりの驚きや
「え、、、僕とアナタ、そういうご関係なんですか、、、?」
という総理自身の困惑っぷりは面白かった😂

個人的にはROLLYが一番びっくり😳
マジで誰かわからなかった。。。

あと、エンドクレジットで
天海祐希の名前があったけど、気づかなかったな。。。
わかった人いたら教えて欲しい(笑)

映画として、
メッチャ大きな感動やドラマチックな展開があるというわけではなく、
楽しいお茶の間のひとときみたいな雰囲気なので、
それを心地いいと感じるか、
物足りないと感じるかは好みの問題かなー🤔
(僕は後者)

でも、今作に限らず、
三谷幸喜の作品は登場人物も多いのに、
最後まできれいにまとめ上げるのはすごいと思う。