Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

人だけじゃなく、人生の選択について考えさせる『アイネクライネナハトムジーク』

2019年09月22日 22時41分55秒 | 映画


2019年公開映画149本中56位。

原作は読んでないけど、普通にいい話だった!
メインは彼女いないマンの三浦春馬が、
ひょんなことから出会った多部未華子と付き合い、
月日が流れて、プロポーズするって話。

いくつかあるエピソードが密接に繋がってるのが面白いのと、
あとは、それぞれのエピソードにおいて、
「相手は本当にこの人でいいのか」、
「この人といっしょになって本当に幸せか」
みたいな疑問を投げかけてて、
それに対する答えがどうなのかってのが、
とても興味深かった。

人に限らず、何を選ぶかも大事だけど、
選んだものを正解だと思えるような人生にするのも大事だなと思った。

ドラマチックな展開はなく、
淡々と進んで行く流れではあるのだけれど、
年齢的にも今の自分に当てはまるようなことも多いので、
とても集中して観ることができました。

矢本悠馬のキャラいいなあ。
あんなパパになりたい(笑)

てか、三浦春馬がプロポーズしたところが、
まさかのウェスティン(仙台だけど)www
いやー、ウェスティンかーwww
「時間」と「オペレーション」の概念がないウェスティンwww
わかる人にはわかる(笑)

オチは早い段階でわかってしまう『3人の信長』

2019年09月22日 22時35分09秒 | 映画


2019年公開映画148本中134位。

織田信長を捕らえたと思ったら、
なんと3人いましたっていう映画。

もちろんどれかは本物で、どれかは影武者なんだけど、
みんな癖や体の傷まで同じなので、
どれが本物かわからない。

その中で、あの手この手で本物を見つけようとする話ではあるものの、
勘のいい人はすぐ気づくかもしれないっていう(笑)

コメディなのかシリアスなのかがよくわからず、
お話としては正直面白くはないのだけど、
織田信長という人物がとても器が大きく、
まわりから慕われているというのがよくわかる映画でした。
まあ、実際に織田信長の人柄がどうだったかはわからないけど(笑)

てか、ロケ地が『たたら侍』と同じじゃんっていう。

LDH系の映画は、個人的にはどれもハマらないな。。。
(『ハイロー』は見てないから何とも言えないけどw)

間違いなく邦画のトップクラスである『砂の器』

2019年09月22日 14時01分56秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1974年の日本映画『砂の器』。

3年前の「午前十時の映画祭7」に続いて2回目の鑑賞だけど、
これはもう、、、
邦画の中でトップクラスを誇る面白さである。・゜・(ノД`)・゜・。

とある殺人事件の犯人を追って行く刑事モノではあるんだけど、
そのジャンルを大きく超越する
犯人とその父親のヒューマンドラマが秀逸すぎるのが、
この映画の一番の魅力だろう。・゜・(ノД`)・゜・。

そもそも話の構成がものすごく絶妙なテンポなのがいい。

刑事役の丹波哲郎と森田健作が、
ひたすら足を使った地道な捜査を続けるも、
最初は操作に全然進展がないのだけど、
いいタイミングで手がかりを入手するんだよね。

で、また捜査が行き詰まるんだけど、
いいところで進展がある。

ちょうどいいタイミングで進展させて、
興味を尽きさせないのが神業だなと。

さらに、終盤で加藤剛の演奏に合わせて、
過去の生い立ちをプレイバックさせる演出も感情が揺さぶられる。

ハンセン病の父親(加藤嘉)と幼き日の加藤剛が、
まわりから疎まれながらも長い旅路を続け、
最終的には離れ離れになってしまうところはとても心が痛む。

そして、その父親がね、成長した息子の写真を見て、
大泣きしながら「こんなやつは知らん!」って言うんだけど、
そのときの心情を想うと辛くて。。。
絶対会いたいはずなのに、
そう言ってしまう親の愛に涙を禁じ得ない。。。
しかも、そのときの演技がすごすぎて圧倒されてしまうほど。
あんな迫真の演技、、、そうそう見れるもんじゃない。。。

その流れを踏まえた上で、演奏中の加藤剛を見て、
丹波哲郎が言う「彼にはもう音楽、、、音楽の中でしか父親に会えないんだ」
というセリフは強く心に残ります。。。

70年代のノスタルジックな雰囲気に、
現代以上にうまい役者さんの演技、
濃厚なストーリーを内包するこの映画は、
まさに邦画におけるトップクラスの作品だと思う。

今期の中ではアクションが豊富だったけど、真木よう子の活舌が悪かった『ボイス 110緊急指令室』

2019年09月22日 00時11分00秒 | ドラマ
公式サイト

まあ、面白かった。

真木よう子がX-MENなんじゃないかってぐらい
異常聴力の持ち主で、緊急司令室にいながら、
被害者や部下からの電話の向こうに聞こえる音を正確に聞き分け、
事件解決に導くという韓国ドラマのリメイク。

毎週起こる事件を
彼女の特殊能力を駆使しながら解決していく流れなんだけど、
このドラマの一番の目的は
彼女の父親と唐沢寿明の妻を殺した真犯人を見つけること。

なのに、黒幕が裏で糸を引いて、
警察内部に裏切り者がいたり、
病院に手引きをしたりと、
現場のメンバーに度重なる困難がやってきては、
真木よう子を始めとして、
熱血刑事の唐沢寿明や相棒の増田貴久たちが
何とか乗り越えて行くってのが面白いポイントだったかな。

途中から、犯人が伊勢谷友介ってのが明るみに出るんだけど、
顔の形や声で1話の時点でもわかる人にはわかるっていうwww
でも、1話からずーーーっと追っていたことが
最終回でようやく決着がついてホッとしました。

ただ、「平凡な日常を送る」という彼にとっての“地獄”が
どんなものなのか楽しみにしてたのに、
あの終わり方はあっけない気もするけど。。。

あと、このドラマは殴り合いや銃撃シーンも多く、
今期のドラマの中ではけっこうアクションがふんだんにあったのもよかった。

特に、最後の伊勢谷友介と唐沢寿明のタイマンはかっこよかったし、
警察署内で唐沢寿明が伊勢谷友介を何発も撃つシーンは、
無言ゆえの迫力があり、
彼のこれまでの怒りがすべて込められていて見ごたえあったと思う。

だからこそ、トドメを刺さない苦しみもひとしおで、
最終回にふさわしい演出だと感じました。

しかし、真木よう子、滑舌がすこぶる悪かったな。。。
これまで感じたことなかったのだけど、
このドラマではセリフが若干言えてなくて聞き取りづらかった(笑)