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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

2021年春ドラマの面白かったランキング(10本鑑賞)

2021年06月28日 23時59分02秒 | ドラマ
1. ドラゴン桜(TBS)
2. 大豆田とわ子と三人の元夫(フジテレビ)
3. コントが始まる(日本テレビ)
4. イチケイのカラス(フジテレビ)
5. 着飾る恋には理由があって(TBS)
6. 桜の塔(テレビ朝日)
7. 恋はDeepに(日本テレビ)
8. リコカツ(TBS)
9. レンアイ漫画家(フジテレビ)
10. ネメシス(日本テレビ)

最終的に僕はこんな感じでした。

今季に関しては、4位までは本当に面白いドラマで大好きだったんだけど、
5位以下が「おいおい」と思うような展開やら設定やらであまりハマれず。。。
振り切り方が中途半端だったかなという印象。

いずれも洋画だったらテンポよく面白くなりそうってものばかりで、
なんか惜しい気もしたなー。
まあ、面白さは人それぞれなので、
自分の中でのマイベストドラマがあればいいと思います。

あと、タイトルに副題がつかなかったのも
これまでとは違うかなあと思ったり。

さて、すでに月9は新しいドラマが始まってるし、
TBSの日曜劇場も来週からスタート。
また、虚構の世界の出来事が現実を豊かにしてくれる糧となりますように。

傲慢かつ自己中な性格と行きすぎた値切りによって身の破滅を招いた『グリード ファストファッション界の帝王』

2021年06月28日 21時33分13秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:87/127
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ドキュメンタリーテイスト
ビジネス
ファッション
製造業
徹底しすぎた値切り

【あらすじ】
ギリシャ・ミコノス島。
ファストファッションのブランド経営で財を成した
リチャード・マクリディ(スティーヴ・クーガン)の還暦を祝うため、
離婚した元妻サマンサ(アイラ・フィッシャー)、
息子フィン(エイサ・バターフィールド)、
母マーガレット(シャーリー・ヘンダーソン)ら家族が一堂に集まる。

折しもイギリス当局から、
脱税疑惑や国外の裁縫工場の劣悪な労働環境と
待遇について追及されたリチャードは、
マスコミから"グリーディ(強欲な)・マクリディ"と揶揄されていた。

名誉挽回のためショーアップされたパーティーで、
かつての威光を取り戻そうと目論むが、
湯水のように金を使い、
傲慢にふるまう彼と家族や部下との間には、
徐々に不協和音が生じていく―。

【感想】
ドキュメンタリー風の映画。
主人公のリチャード・マクリディは、
実在した人物をモデルとしている。
それは、イギリスでかつて大成功を収めたファストファッションブランド、
トップショップを擁するアルカディア・グループのオーナー、
フィリップ・グリーンだ。

映画は彼の関係者へのインタビューを交えながら、
誕生日パーティーに至るまでの数日間をメインとしている。

マクリディは類稀なる商才で
どんどん財を成していくのだけど、
映画でわかるのは、
とにかく徹底した値切りを行うこと。
もちろん、コストカットの観点から言えば、
彼の行っていることは至極当然であるけれど、
とにかく強引かつ傲慢。
言い方もケンカ売ってるとしか思えず、
人としては最悪の部類じゃなかろうか。
絶対この人の下では働きたくない(笑)

相手に歩み寄ることはほぼせず、
自ら提示した額に着地しないと、
「じゃあいいや」と帰っていく。
そうされると、ほとんどの相手は呑んでしまうのだけどね。

特に裁縫工場の条件は悲惨で、
ほぼ赤字に近い状態で請け負うことになるから、
利益を出すためにスピードを上げねばらならず、
それについていけない人は解雇されるしかないのだ。

世界中でセレブが愛用している高価な服は、
スリランカなどの工場で、
ミシンを使った手作業で作っているものも多い。
裁縫工場で働いている人の80%は女性らしいのだけど、
その日当は2ドル〜3ドルだと、
映画のラストで紹介されていた。

マクリディは自らの金儲けしか考えていないため、
そんなことは知ったこっちゃないと言わんばかりに、
自らの還暦パーティーにかける金は破格で、
おそらく億は超えているだろうなあ。

そんな彼の傲慢かつ自己中なやり方が巡り巡って、
悲惨な結末を迎えるのだけど、、、
ちょっと間接的すぎて微妙だったかなー。

ラストの搾取する側とされる側の
「分断された世界」は繰り返されていく
というメッセージは興味深いものがあった。

気になるところはいくつかあるけど、
マクリディというか、
フィリップ・グリーンの人柄を知るにはいいかな。
でも、これは普通のドキュメンタリーで観たかったかも。

6月18日公開!映画『グリード ファストファッション帝国の真実』公式サイト

6月18日公開!映画『グリード ファストファッション帝国の真実』公式サイト。ファストファッションブランドを経営し、業界トップにまで上り詰めた...

6月18日公開!映画『グリード ファストファッション帝国の真実』公式サイト

 

受験の『ドラゴンボール』だった『ドラゴン桜』

2021年06月28日 00時01分08秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年春ドラマで面白かった順位:1/10👑
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
教育エンターテインメント
漫画
ドラゴン桜
受験
東大

【あらすじ】
かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、
一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)。
その後、法律事務所を設立し、
学校再建のエキスパートとして
順風満帆な弁護士人生を歩んでいた。

時は令和。
偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、
教頭・高原浩之(及川光博)が桜木による
学校の再建案を提案する。
しかし、自由な校風を理想に掲げる
理事長・龍野久美子(江口のりこ)は進学校化に反対し、
意見が割れていた。

果たして、
桜木と彼の元教え子であり、
法律事務所でいっしょに働く
弁護士の水野直美(長澤まさみ)は、
東大合格者を出し、
学園を再建できるのか…。

【感想】
今季最後のドラマ!
やっぱり春ドラマはこれが一番面白かったかな!
正直、第2話までメチャクチャつまらなかったんだけど、
第3話で東大専科のクラスが
本格的に始まったところから面白くなってきた。

底辺からテッペンを目指す、
いわゆる下剋上系の話だから、
ストーリーもわかりやすいし、
キャラクターの成長譚としても楽しめるのが
ポイントだったんじゃないかと。

ここで話されていた勉強のテクニックも
「なるほどな~」と思えると同時に、
受験の心構えとかは、
水泳の練習や大会にも応用できることがあって、
勉強になったりもした。

で、個人的に一番印象的だったのは、
圧倒的に藤井(鈴鹿央士)だよ。
いやもうね、ホント、藤井ね、
うん、すごくよかった。
悲しい始まりは幸せな終わりになるし、
嫌なやつはいいやつになるっていう、
スタートとゴールは反対にするっていうのが
面白い物語の条件ってのは昔教わったことがあるけど、
彼はまさにその通りだった。

優秀であるがゆえに人を見下す嫌なやつだった彼が、
東大専科での授業やクラスメイトとの交流を通じて、
だんだん変わっていって、
最終回では他校の生徒に絡まれている
健太(細田佳央太)を助けるぐらい
友達想いのいいやつになったから。

ベジータかって。
下級戦士のカカロットをバカにしていたサイヤ人の王子が、
家族と仲間を守るために魔人ブウ相手に自爆したベジータかって。

前作のキャストが応援にかけつけてくれたのも、
シリーズやキャストのファンからしたら
うれしい演出だったよな~。
やまぴーは声だけだったけど(笑)

僕は受験用に理科と社会を勉強していなかったので、
高校受験のときから国立はスルーしてたけど、
もし当時この漫画を読んでいたら、
とりあえず受けるだけは受けていたかもしれない、東大は。
まあ落ちてたと思うけどw

実際に東大に受かった人は、
このドラマをどう見るんだろうか。

日曜劇場『ドラゴン桜』

TBS「日曜劇場『ドラゴン桜』」の公式サイトです。日曜よる9時放送。

TBSテレビ