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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

常時安定稼働だった『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール』

2021年12月16日 00時48分49秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年秋ドラマで面白かった順位:2/3
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【要素】
ラブコメ
ヤンキー
弱視

【元になった出来事や原作・過去作など】
・漫画
 うおやま『ヤンキー君と白杖ガール』(2018~)

【あらすじ】
盲学校高等部に通う赤座ユキコ(杉咲花)は、
父と姉との3人暮らし。
色と光がぼんやりわかる程度の弱視のユキコは、
その日、いつものように白杖をついて学校へと急いでいた。

しかし、朝からツイていないこと続きで時間は遅刻寸前。
そんな日に限って、
点字ブロックの上で話し込む男たちに遭遇してしまう。
何やら物騒な会話を交わす男たちに、
どいて欲しいと頼むユキコ。
しかし、相手は地元でも有名な札付きのワル
『黒ヒョウのモリ』ことヤンキーの黒川森生(杉野遥亮)とその仲間たち。

そんな中、白杖を掴まれて、
反射的に蹴り上げたユキコの足が、
偶然にも森生の股間にヒットしてしまう!
悶え苦しむ森生を心配し、
よく見ようと覗き込むユキコ。
その瞬間、ユキコの顔の近さに驚いた森生は、
恥ずかしさから思わずフリーズ!
森生の中で“何か”が始まる!

弱視の盲学校生と不良青年の恋の行方は……。

【感想】
弱視の女性とヤンキー青年のラブストーリーという
これまでなかった組み合わせ。
設定はよかったんだけど、、、
ヤンキーの森生がまったくヤンキーに見えないっていう。
ただのいい人じゃんって(笑)

だから、そんなにギャップを感じられなかったかなあ。
むしろ、メイン2人のラブストーリーよりも、
ユキコを取り巻く環境の変化や、
弱視の人の見え方を知ることができるっていう方が、
このドラマの面白いところだった。

特に、ユキコは自分でいろいろやってみたいのに、
彼女を心配しすぎるがゆえに、
姉のイズミ(奈緒)があれこれ行動を制限して、
それが妹の足かせになっているっていうところは、
人間ドラマとして楽しめた。

でも、全体的にピンチや対立が少なかったのが物足りないところ。
ハチ子(生見愛瑠)とか恋のライバルとしてもっと嫌なやつになって欲しかった。
絶対、ユキコを階段から突き落としたりするだろって思ってたんだけど。
大した嫌がらせもなく、
気づいたらユキコとわかり合ってたしなー。
『家なき子』(1994)とかを観て育った世代だと、
そういう心が痛むようなシーンは最近のドラマにはまったくないね(笑)

あとは、獅子王(鈴木伸之)が同性愛者っていう設定も弱かったかな。。。
そういうキャラクターを入れるのは、
時代を反映しているとは思うんだけど、
洋画みたいに自然にそういう人がいるっていうよりは、
やっぱりなんか無理矢理入れてしまっているようにも感じる。。。
こういうのは、今後どんどん改善されていくとは思うけど。

とはいえ、第1話から失速していくことが多いように感じる今季のドラマの中では、
勢いやノリを一定に保っている気がした。

https://www.ntv.co.jp/yangaru/


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