DEAD TO FALL / The Phoenix Throne


以前に 1st2nd をご紹介した、US発 5人組、DEAD TO FALL
2006年4月リリースの 3rdアルバム。
ここ最近は落ち着いてるみたいですが、ヴォーカル以外のメンバーが流動的で、前作の音源でのメンバークレジットで今作で残っているのは Voさんのみです。

サウンドは、前2作と変わらないといえばそう変わらないのですが、今作はより更にメタルなフレイバーが前面に強く出たサウンドとなっております。ですが、今までの楽曲の様に、引きずるかの如きな ビートダウン/スローダウンパート は楽曲に組み込まれています。ヴォーカルは決してノーマルヴォイスを取り入れることなく、相変わらずひたすらにロウに叫び歌うデスヴォイスで、これがブルータルでかっこええのです。
それでも前2作と少し違うなぁと感じるのは、ギターパートでしょうか。よりメタルライク、というかサウンド自体はもうメタルなのですが、前作までよりもギターが奏でるフレーズが印象的に、そして耳に残ります。もはやUS発とは思えぬほどの、スウェディッシュテイストの香りが漂うメロディックでデスメタリックなサウンド。また、4曲目や6曲目では今までになかった様な、ミッドテンポでdoomyなデスメタリックサウンド。この辺の楽曲で、今まで DEAD TO FALL が好きだった方の意見が分かれるかもしれませんなぁ。。

もともとメタル色の強いサウンドではありましたが、よりメタルサイドの方にも一度聴いてみて欲しいなぁ、と思うのです。
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