Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Mirrorthrone / Carriers of Dust

スイス発、シンフォニック/メロディックブラックメタル、Mirrorthrone 。
Vladimir氏によるワンマンバンドの2006年の4曲入り2nd音源。
4曲入りとはいえ、1曲目が約9分、2曲目は4分台、3曲目は約10分、4曲目は約22分にも及ぶ大曲でして、かんなり聴き応えがあります。。2003年の前作 「Of Wind and Weeping」 は個人的にかなり気に入った音源でして、バロック調のシンセが取り入れられたドラマティックな曲展開の楽曲に、ノーマルヴォイス、そして女性Voも絡み、ひたすらに耽美な世界が奏で描かれておりました。約3年ぶりの本作は、その前作のサウンドと変わることなく、バロック調のシンセが随所で取り入れられ、メロディアスでドラマティックで、静のパートも取り入れられた緩急目まぐるしい曲展開で、ひたすらに耽美な世界が貫かれております。。前作と少し異なる点は、ロウなデスヴォイスが多く取り入れられているのと、女性ヴォーカルが取り入れられていないというとこです。ですので、前作と大きくサウンドは変わらないのですが、ヴォーカルのブルータル度数の割合が多くなった分、若干楽曲のエクストリーム度数が前作より上がった様に感じます。
1曲目でもう惹き込まれまくりなのですが、続く2曲目、3曲目も非常に素晴らしく、そして何といっても4曲目の約22分の大作は、楽曲の長さを感じさせることなく、緩急目まぐるしくドラマティカルに展開し、最後まで惹き込ませてくれるのです。。
HP、myspace でも試聴出来ますのでぜひぜひ。。
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