Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Kamaedzitca / Dzieci Liesa
ベラルーシ発 Pagan Folk Black Metal、Kamaedzitca 。
2004年の10曲入り1stアルバム。
正直な話、この Kamaedzitca を聴くまでは、ベラルーシという国については国名以外のことはまったく知りませんでした。いろいろと調べてみたのですが、すごく美しい自然、美しい建物のある国ですなぁ。ですが、歴史的背景、国の独立などを経て、現在 「欧州最後の独裁者」 の異名をとるらしいルカシェンコ大統領の政治等など、こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、なんとも興味深い国です。もし興味のある方は こちら をご参考ください。。
Kamaedzitca のサウンドはフルートやバグパイプ?な楽器も取り入れられていて、フォーキッシュでトラディショナルな要素の強いメロディックサウンドです。5、9曲目以外はあくまでミッドテンポがベースの楽曲となっていて、ゴシックドゥームな雰囲気も無きにしも非ずなサウンドです。トラディショナルでメロディアスな楽曲なのですが、聴いていて結構へヴィーに感じるのです。というのも、ヴォーカルさんがロウなデスヴォイスをメインに使っているからなのです。時折クリーンに歌い上げるパートが取り入れられているのですが、なかなかええ感じで導入されています。5曲目はかなりフォーク色が強いサウンドで明るめのメロディーが入っていますが、それ以外の収録曲は全体的に暗めのメロディー、サウンドです。。
ベラルーシのバンド、そしてこのアルバムジャケット。この二つの要素だけでも正直堪りませんが、サウンドもマニアック過ぎて更に堪りませんのです。。
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