踏み出す

よくよく考えてみればそうなのかもしれない。
実業家の田中修治さんが、こんなことを教えてくれた。
現在は、メガネの製造販売を手掛ける会社を経営しているらしい。

◆次のステップへのタイミングは自分が決める
　一般的には、何かをある程度学んだりこなしたりした上で、次のステップに進むことが多い。
　初球の次が中級だし、３級の次が２級といった具合だ。
　ある程度学んだり経験したりすれば、自信もついてくるものだ。
　だが、本当にそれでいいのかも考えてみたほうがいい。
　人生においては、自信なんてどれだけ待ってもつくものではない。
　仮に自信があるとしたら、それは既に経験済みのことでしかない。
　では、経験のないことにはどう対処するつもりなのかと聞きたいものだ。

　思い出してみてほしい。
　あなたは、小学校の６年生で自信がついたから中学生になったのか。
　大学生で、仕事で成果を出せる自信がついたからビジネスパーソンになったのか。そんな人はいないはずだ。
　中学生になる年齢に達したからそうした。
　就職したから、自動的にビジネスパーソンになった。
　自信はあとからついてくる。順番は逆なんだ。

　学生時代までは、社会や学校や親が次のステップへの時期を決めて、送り出してくれる。
　しかし社会では、それぞれのタイミングの時期で誰も押し出してはくれない。
　自分で「次のチャレンジのタイミング」を決めて、自分の意志で踏み出さないといけないのだ。
　→なるほど、自分のタイミングで踏み出すことが大事なんですね。今日はわりと分り易かった感じです。