普段テレビは、あまり見ないおいらだ。
それでも、夏井いつき先生の俳句番組はたまに見る。
俳句そのものはあまりわからないのだが、先生の博識な語りが魅力的だからだ。
今日は、そんな先生の言葉。
◆ものの見方を百八十度変える俳句の力
俳句を詠むことは、日常生活の一部です。
その心持ちさえあれば、炊事中だって掃除中だって、買い物中だって、吟行みたいなものです。
目や耳や鼻など五感に入ってくる情報を頭の中で変換し、文字に変えていくのです。
頭の中で言葉をこねくり回すのではなく、五感をそのまま働かせることにより、言葉になるのです。
俳句の世界には、「生憎:あいにく」という言葉はありません。
今日は生憎の雨で桜を見ることができない。 → これで雨の桜の句が詠めるのです。
同様に、雲に隠れて中秋の名月が見えないときは、無月を楽しむのです。
だから、個人的なマイナス要素である不幸や病気、苦しみや憎しみさえも句材となるのです。
引きこもっていた人が、俳句に出会って外に出らるようにもなります。
障害を得て落ち込んでいた方が、やはり俳句で立ち直ることもあります。
今まで何をやってもマイナスで、らせん階段をグルグルと回り落ちていたと考えていた人も、
物の見方が変われば、心明るく立ち上がれます。
俳句には、そんな力があると信じています。
→う~ん やってみたい気持ちはあるが、年齢的にやはりちょっと無理だろうな。
いやいや、そういう考え方こそがダメなのかもしれないな。
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