日本チェーンストア協会、渥美俊一先生の理論によれば、200店舗以上の統一化された店舗があればチェーンストアだ。
そしてその結果、チェーンストアのご利益(コスト低廉・仕入原価低下・利益増加)が得られるものらしい。
コンビニエンス企業は、セブン・ファミマ・ローソンは、1万店規模だ。
だったら、彼らはチェーンストアの恩恵を受けているのか、その通りでしょうね。
次いで、食品スーパー(SM])がその候補でした。
だが彼らは、店舗数こそ条件を満たすものの、統一化という点では未達でした。
そこに割って入ったのは・・・
◆ドラッグストアこそがチェーンストア理論を具現化するのかもしれません
一部に、ドラッグストアは食品の安売りで集客し、高粗利の医薬品で利益を上げるという分析があります。
だがそれは、食品の売り上げ構成比が2~30%の場合でしか成立しません。
ゲンキーは70%、コスモス薬品も60%という食品売り上げ構成比です。
つまり、食品売り上げで利益を上げなければ、企業存続は不可能ということです。
なぜ食品を含めて安売りできるのか、会計の原則に戻ればすぐに答えは出ます、損益分岐点が低いのです。
立派な建物×→簡易な建物、高い人件費×→パート中心、広い敷地×→最低限の駐車場、高いサービスレベル×→最低限サービス、
総じていえば店舗全体のオペレーションコスト(運営コスト)が低いのです。
コストが低ければ、利益を出しやすいのは当然です、そこにチェーンストア理論を伴えば無敵というわけです。
→すると、投資対象としてもドラッグストアが将来的に有望ということなのかな?
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