つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

年齢を重ねての幸せ

2020-07-26 06:57:23 | 日記
世には、色々な研究がある。
「幸せ諭」なんてのもそのひとつだ。
そんな中にこんなのがあった。
おいらも、将来の参考にしたいと感じたものだ。

◆ダーウィンを彷彿とさせる研究だ
 いわずとも知れたイギリスの生物学者チャールズ・ダーウィンは、こう言っていた。
 「生き残るのは、最も強い種や最も知的な種ではなく、変化に最も対応できる種である。」
 だからこそ、環境の変化で恐竜は絶滅しヒトが現代まで生き延びてきたのだ。
 さらに言えば、もしかしたら、かっての地球にはヒトよりも知的高度な生物が存在していたのかも知れない。
 そんなこんなを下敷きにして、こんな研究だ。

 「幸せ諭」の研究によれば、歳をとって最も幸せな人とは、世の中の変化にうまく適応できた人だそうだ。
 つまり、変化を受け入れて適応するということは、生涯にわたって役立つスキルという訳だ。
 我々が、人生で直面する変化は無限にあるから、自分の適応力に磨きをかける機会は多いはずだ。
 変化やルール変更、ゲームチェンジにも柔軟に合わせて行くことが、幸せへの道筋という事だ。

 そう言えば、ユダヤの格言にこんなのがあった。
 「奇跡を期待するのはいいが、それを当てにしてはいけない。」
 奇跡がピンチから救ってくれることを願うのはいい。
 だが、願うだけでは何も起こらないものだ。
 自分自身が努力をし、行動を起こし、変化に対応することで、始めて奇跡は起きるのだ。
 なるほどです。割と簡単そうですので、実践したいものです。
 

 

レジ袋有料化の功罪

2020-07-25 08:23:16 | 日記
7月からレジ袋の有料化が義務付けられた。
不便ではあるが、これもプラゴミを削減して地球を守るためと、協力する気持ちだった。
しかし、産業新聞のコラム欄によると、いまやるべき施策だったかどうか疑いがあるそうで、おいらも同様に感じた。

◆デジタルカルチャー誌「ワイアード」は、やるべき優先順位を指摘
 新型コロナの感染対策を実施中の現在、タイミングはいかにも悪い。
 欧米では、不衛生なマイバッグ経由の感染を防ぐため、レジ袋有料化を延期したり、再び無料化の動きもある。
 たしかに、不織布マスクは毎日使い捨てしているし、布マスクは毎日洗っているはずだ。
 しかし、マイバッグを毎日洗っている人はめったにいないだろう。
 ならば、主に食品を入れるならば使い捨てのレジ袋が合理的だ。

 レジ袋が必要かどうかの会話も感染リスクを増すらしい。
 慣れない客自身によるマイバッグ詰めで、サッカー台は渋滞気味で密だ。
 おまけに、小売り側から見ると手に持てるだけしか買わないので、ついで買いが減り、客単価はじりじりと低下中らしい。
 そしてここが重要なのだが、そもそもレジ袋有料化は、プラゴミの減量化にとって極めて限定的でしかないそうだ。
 多くの一般の人たちへの啓もうで、象徴的な効果はあるのかもしれない。
 しかし、さほどの効果がない事を、コロナリスクを高めてまで実施する必要性は乏しいというのが主張だった。
 そういったことを見聞きすると、なんだか妙な話ですねぇ・・

未来の選択肢

2020-07-24 07:58:43 | 日記
うっとおしい梅雨もそのうちに終わり、次は暑い暑いという夏だ。
そして、夏が終りに近づけばセイタカアワダチソウの花が群生して咲き誇るはずだ。
セイタカアワダチソウは、帰化植物で侵略的な外来種でもあるらしい。
そしてそれには、こんな特徴があるという。

◆批判は、未来の自分の選択肢を狭める
 セイタカアワダチソウは、毒性物質を出しているという。
 そしてそれにより、周りの植物の成長を阻害するのだ、これをアレロパシー作用というらしい。
 日本の在来種でも、ヒガンバナなどは同様の作用を持つという。
 ところが、近年セイタカアワダチソウの猛威に陰りがでてきた。
 原因は自家中毒だという。 ライバルは駆逐した。 しかし、毒は自分自身にも回ったわけだ。

 これを人間社会に当てはめてみよう。
 ・身から出たサビ
 ・自業自得
 ・因果応報
 共通する考え方はこういうことだ、「自らした行いは、必ず自分に帰ってくる。」というわけだ。
 したがって、何かに反対する・否定する・批判するということは、あとで自分の状況や心境が変わった時に、
 かって批判した選択肢を取りにくくなり、将来の自分の選択肢を奪うことになるのだ。
 我々も、仮に他者に向かって毒を吐くならば、いつかそれが自分に回ってくることを覚えておかねばならないようだ。

歌川広重展とクラブハリエ

2020-07-23 05:17:59 | 日記
東京圏で住んでいらっしゃる方にはわからないかと思いますが、地方との差はとても大きいと思います。
その中でも多様性とか、選択肢の多さとか、文化的なものがずいぶん違うと感じます。
そんな中で、滋賀県守山市の佐川美術館で歌川広重の特別展が開催されるとの事、このチャンスに矢も楯もたまらず行ってきました。

◆歌川広重展行ってきました
 美術の教科書や、切手でしか見たことのない広重の東海道五十三次がすべて見られるという。
 琵琶湖のほとりのこの美術館までは、名古屋から車で140kmくらいだ。
 駐車料金は無料で、入館料はわずか1000円とお得なことこの上ない。
 しかしして、平山郁夫の常設展、山下清の東海道、歌川広重と盛りだくさんだった。

 普段は文化的なものにとんと興味を持たないおいらだが、久しぶりにいい時間を過ごせた。
 今まで見たこともない五十三次がすべて堪能できただけではなく、いろいろ知らないことを教えられた。
 原画から、初版、後版と変遷していくとか、後年修正した異版が存在するとか、なかなか興味深かった。
 しかもその理由が、版元のコスト削減のための版数削減であるとか、広重は実は写実ではなく創作で原画を作成していたため、
 現実とはかけはなれた作品となっていたため、それをやわらかに修正していたとかだ。

 残念なのは、ソーシャルディスタンスとやらで、座席数を絞った併設レストランに入場できなかったことぐらいだ。
 しかたがないので、コンビニおにぎりを琵琶湖畔で頬張ったが、それはそれでいい薫風を感じられた。
 帰りには自分へのご褒美?で、関西圏では有名なスイーツ、クラブハリエのバウムクーヘンを購入した。
 今回は自家消費だが、早くこういったお土産を手渡す相手がほしいものだ。
 
 

100億円

2020-07-22 08:14:48 | 日記
既報ですので、ご存知の方は多いと思います。
ユニクロ(ファーストリテーリング)の創業者オーナーの柳井正氏が100億円の寄付を発表した。
会社とは関係なく、個人資産からの寄付で、すごいものだ。

◆人類のため、日本のために寄付
 氏の個人資産がいかほどなのかは知らない。
 個人の節税の側面があるとの風評もある。
 しかし、それらのことをすべて凌駕する100億円だ。
 もう単純に驚きと尊敬の念がわく。

 会見での発言にも感銘を受けた。
 「人類のため、日本のため、命を助けるために課題に取組む人に寄付したいと考えた。」
 「私個人のお金ですが、それこそ一枚一枚服を買っていただいた人の収益金が集まったものを寄付するのですから、
  目的や相手の人格、本当に有効に使ってもらえるかを考えてやっていきたい。
  ガンやウイルスとの闘いは、人類の課題ですから。」
 そして、寄付先はノーベル医学生理学賞を受けた、本庶佑氏と山中伸弥氏だ。

 こうも述べている。
 「ビジネスが何のためにあるのか、最終的な目標は、世のため人のため。
  業界に関係なく、何が正しいことなのか、人々の生活をどのように変えていくか、
  そういったことがビジネスの本質でないといけないんじゃないか。」
 かっての柳井氏にはいろいろな批判もあったが、年齢と共に人格も磨かれたのかもしれませんね。