The 理科ロマンスカー

人生を振り返りつつ見過ごしては禍根を残すであろう事柄に着目。
日本の正義・倫理・規範・疑惑等々婉曲的に発信。

未解決の課題が社会のあちこちで歪みとなり、報道される事件や事故などが現出

2022-07-21 13:51:08 | 日記
 昨年になるが、オリンピックの開会式と閉会式をテレビで視聴して、その企画内容や演出などから日本衰退の現実の一面に出合つた観があり、心を強く痛めていた。日本人は優秀な民族で、地球の八大文明の一つを担っている日本文化。「あれは日本の最強軍団の企画・演出で文句なしの出来栄えである」と、胸を張って語れるだろうか?。
 
 国の優秀な人財を結集しての開閉会式である。それらを担う優秀な人財を在野から拾い上げるシステムの欠陥か?。はたまた人財を見出す側の眼力の欠如か?。それとも担う人材選定の基準作りをせずに人脈等で決めてしまったのか?。このことの総括をされていない(?)と思われるが、オリンピックの開閉会式の姿が、今の日本衰退を象徴的に表出されていたように捉えることができる。
 
 「大丈夫か日本」。このことを強く脳裏に刻まれたオリンピックでした。
 
 世界が大きな転換期の真っ只中に現在あり、日本は今まで国内問題の課題解決を後回しを繰り返した結果、それこそ課題が各方面で莫大な状況になっている。その未解決の課題が社会のあちこちで歪みとなり、報道される事件や事故などを出現しているといえる。
 これは課題解決をサボってきた政治家の怠慢といっても過言ではない。700名以上もいる国会議員が国民から歳費泥棒と言われないように、国会議員の正義と叡智と努力と頑張りを結集して諸課題の解決に一つずつ着手して欲しい。国レベルの課題解決はまずは国会議員の仕事である。

 「民主的自由の基礎は、他の人が自分より賢いかもしれないと考える心の用意です」(英国首相クレメント・アトリー)。議論は大事であるが、独善的にならないで良いところを取り入れて判断し決断して実行に移すことが諸課題解決の近道になる。