次期学習指導要領を意識した授業構想の視点を示します。
学級では、教える内容が極めて多いため、教科書を舐めるように展開している授業が垣間見られますが・・・。
確実に子どもに力を付けるためには、メリハリのある指導計画を作成して実践すること。「メリハリ」とは強弱、起承転結、まくら・さわり・おち、年間計画の把握と理解などを指しています。
それは、①重点を考えて構想を立て授業を行うこと、
②快速で飛ばすところとじっくり学ぶスローな展開のところとの勘所を掴んでおくこと、
③重箱の隅をつつくような読解をどの単元でも行わないこと、
④年間の育ちの構想を抱いて目の前の子どもを育てること
⑤授業とは言葉で教えることをストイックにし、常に子どもから引き出すように心掛け、子どもが吸収しやすくしておいてまとめをきっちり行うこと、等々ありますね。
授 業 |
子どもの視点 |
教師の視点 |
指導目標論 |
何が出来るようになるか |
何が出来るか 何を理解するか どのような力を育てるか |
指導内容論 |
何を学ぶか |
何を教えるか 何を身に付けさせるか |
指導方法論 |
どのように学ぶか |
どのような教え方が効果的か どのように教えるか |
評 価 論 |
どのような力がついたか 何が身に付いたか |
どのように見取るか どのような問題解決が出来るか |