The 理科ロマンスカー

人生を振り返りつつ見過ごしては禍根を残すであろう事柄に着目。
日本の正義・倫理・規範・疑惑等々婉曲的に発信。

第3弾 都知事選で戦って170万票弱を獲得した石丸伸二氏は日本を動かすリーダーになる

2024-08-13 14:44:23 | 日記
 石丸伸二氏は、7月7日投開票が行われた東京都知事選挙で前回よりも5%以上投票率を上げた功績が大きい。あと5%強投票率が上がっていたら・・・・、ニューヒーロー、逸材である。石丸伸二氏の訴えは、「政治再建」「都市開発」「産業創出」の3本柱であった。

 その中でも街頭演説で特に強烈に語っていたことは「政治屋の一掃」と「東京都の一極集中の是正」であった。「政治屋」の定義は、「政治のための政治行う。党利党略にいそしむ。自分が大事。それらを言っている者やっている者」と語っている。前任の安芸高田市長時代の仕事ぶりから判断して石丸伸二氏は政治屋でないことが確信できる。政治屋の卑近な例を挙げると裏金議員等は当てはまる。
 
 私は政治家の究極の必要条件として、「人間性」と共に「地頭」が優れていることを挙げたい。人間性に包含される概念は、「倫理観・正義観・規範意識」等の「利他の心」であり、併せて受験学力一辺倒ではなく「世界情勢への洞察力や国を導く先見性」等の地頭である。加えて国家経営の掛け替えのない資質として経営関係のキャリアも身に付けておきたい。これらを石丸伸二氏の履歴をみると備えていることが読み取れる。

 次の訴えは、「東京都の一極集中の是正」である。これと表裏一体なのは「人口減少と少子化問題」。過日発表されたデータでも、東京都のみが人口増加であった。このことは日本全体では人口の自然減であるが、東京都に全国から人々が移入していることが判る。東京都が日本人口のブラックホール現象になっている。これも数十年で東京都も減少し始める予測が出ている。そのときに取り組んだら時すでに遅しと、警鐘鳴らし自ら知事に就任し取り掛かろうと立候補した。
 
 地方の人口が疲弊し、首都のみが繫栄を続ける国の没落は近い。500年前に栄えたポルトガルの歴史や第一次大戦後も栄華を誇ったイギリスはその50年後に経済危機に苦しみ、1976年IMFより融資を受けたことは歴史に明らかである。続く。

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