昭和時代のおじさん方の帰宅後の楽しみの一つに、ビールを飲みながらテレビに釘付けになりプロ野球の試合を画面観戦であった。特に「巨人・大鵬・卵焼き」時代に育った私は強烈に焼き付いている。今回夕方6時過ぎから4日連続で深夜まで画面に噛り付かされていた私は、まさしく昭和時代の再現、タイムスリップしていた。WBCの参加選手の活躍は日本中を感動に包み、同様にいろいろな分野や領域、ジャンルにおいて一流の方々のパフォーマンスは、見届けるもの心を虜にする。まさしく心を動かされたわけである。
道具等揃え費用もかさむ野球を近年は避け、サッカーに夢中になる青少年が確実に増えている。広場とボールと少数の仲間がいると遊べるスポーツであることも好影響しているように感じる。小学校の校庭でも休憩時はサッカーに没頭している児童を目にすることが多い。加えて、マスコミ報道も影響しているし、プロ野球の地上波放送の激減も大きいだろう。
だかしかし、今回のWBCでの選手達が世界一位を勝ち取ったことの価値は極めて大きい。青少年の心に野球やスポーツ等への憧れを一層芽生えさせ、夢と希望を抱かせたことは将来に生きることを確信する。
ところで、藤原正彦氏著書「日本人の真価」(文春新書)に目を通していたら、「武士道精神の復活」が今必要であると強く訴えていた。「武士道」とは鎌倉時代以降、特に江戸時代に多くの日本人の行動基準や道徳基準として機能していて、戦後急速に廃れてきたようである。
その「武士道精神」の中身は、次の通りである。
「・卑怯を憎む心 ・慈愛 ・誠実 ・忍耐 ・正義 ・勇気 ・惻隠
・恥 ・名誉 ・泰然自若」など。
これらの内容を「普遍的価値観」と位置づけ、振り返り・反省し判断して自分の思考・行動と照らし合わせ、立ち戻る先の規範することが極めて重要であると解いている。さらに、これらに「ユーモア」と「教養」が加わり、それらの総体が人として極めて大切であると記述されている。巷間言われている「人間性の中身」は、「武士道精神やユーモア」であると考えているようだ。
じつのところWBCの選手たちを「侍JAPAN」と呼んでいたが、今回の試合の数々では「武士道精神」の具現した姿の表出であったのだろうか。改めて「サムライ ジャパン」とネーミングされていたことから符合できる。
道具等揃え費用もかさむ野球を近年は避け、サッカーに夢中になる青少年が確実に増えている。広場とボールと少数の仲間がいると遊べるスポーツであることも好影響しているように感じる。小学校の校庭でも休憩時はサッカーに没頭している児童を目にすることが多い。加えて、マスコミ報道も影響しているし、プロ野球の地上波放送の激減も大きいだろう。
だかしかし、今回のWBCでの選手達が世界一位を勝ち取ったことの価値は極めて大きい。青少年の心に野球やスポーツ等への憧れを一層芽生えさせ、夢と希望を抱かせたことは将来に生きることを確信する。
ところで、藤原正彦氏著書「日本人の真価」(文春新書)に目を通していたら、「武士道精神の復活」が今必要であると強く訴えていた。「武士道」とは鎌倉時代以降、特に江戸時代に多くの日本人の行動基準や道徳基準として機能していて、戦後急速に廃れてきたようである。
その「武士道精神」の中身は、次の通りである。
「・卑怯を憎む心 ・慈愛 ・誠実 ・忍耐 ・正義 ・勇気 ・惻隠
・恥 ・名誉 ・泰然自若」など。
これらの内容を「普遍的価値観」と位置づけ、振り返り・反省し判断して自分の思考・行動と照らし合わせ、立ち戻る先の規範することが極めて重要であると解いている。さらに、これらに「ユーモア」と「教養」が加わり、それらの総体が人として極めて大切であると記述されている。巷間言われている「人間性の中身」は、「武士道精神やユーモア」であると考えているようだ。
じつのところWBCの選手たちを「侍JAPAN」と呼んでいたが、今回の試合の数々では「武士道精神」の具現した姿の表出であったのだろうか。改めて「サムライ ジャパン」とネーミングされていたことから符合できる。