The 理科ロマンスカー

人生を振り返りつつ見過ごしては禍根を残すであろう事柄に着目。
日本の正義・倫理・規範・疑惑等々婉曲的に発信。

第4弾 市議会議員の定数を半数にする市長提案を提出!!!!!。都知事選で戦って170万票弱を獲得した石丸伸二氏は日本を動かすリーダー!!!!!。

2024-08-25 14:57:58 | 日記
 石丸伸二氏の思考や行動の背景には、経済の知見はもちろんであるが、経済アナリストとしてアメリカ大陸8か国の「政治と経済の分析の結果とその比較」から得られた知悉が、今の行動や主張の原動力の一つになっていると推測できる。
 
 超経済大国米国からラテンアメリカ、アメリカ大陸の国々の政治と経済の分析と年次比較は極めて有益な情報を導き出せる。その一つが政治の舵取り次第で一流国にも三流国にもなることの現実を実感したことであろう。都知事選の街頭演説でアルゼンチンを取り上げていたことからもわかる。
 
 アルゼンチンは過去経済が南米一であったが、政治の舵取りで今は三流国になっているようだ。ここで思い出すことは私の昭和30年代中学校の社会科である。アルゼンチンが経済大国であると習った記憶が微かに蘇る。アルゼンチンは第二次世界大戦では戦勝国であり、かつては世界で最も発展して裕福な国の一つに数えられていた。近年ではフォークランド紛争を思い出すくらいであるが、日本も三流国にならないために、いま政治改革が喫緊のテーマであると主張されている。
 
 石丸伸二氏の安芸高田市長時代は数多くの改革を行ったことが著書(「覚悟の論理」ディスカヴァー・21)が伝えている。その中で「議員定数の削減」、それも半減を議会に提案したことである。これは空席となっていた副市長人事案が議会で否決され、再提案を探っている間に、副市長の定数を2から1にする条例が議会から提出可決されたのである。そのリベンジではないが、副市長削減の正当性を検証する意味で「議員定数の削減」案を市長が自ら提案した。副市長削減は財政難の理由であったので、同様な根拠での提案であったが見事に否決されようだ。このやり方は「反転可能性テスト」という手法であると紹介している。 
 
 議員の定数半数削減を議会に提出した市長は日本で最初であると推測する。年間60万から80万人ほどの人口自然減の日本は、国会議員も地方議員も定数削減を掛け声でなく、本格的に議論のテーブルに乗せて結論を得る時期を迎えている。首相をはじめ首長、議員は石丸伸二氏の判断や実行力を感じ学ばれ、自分事として捉えて貰いたいものである。

「最終学習歴」のアップデートがものをいう時代に!!!!!。「最終学習歴」は真の実力か?。 「人生100年時代」と言われ始めたが・・・。

2024-08-23 15:50:03 | 日記
 71歳で心臓弁膜症を患い手術退院と同時に49年余り続いた仕事から解放。現在後期高齢者の仲間入り。「人生100年時代」を声高に語る自信が持てない自分がいる。だが、いま手元にある書名「100年学習時代」サブタイトル(はじめての「学習学」的生き方入門)本間正人著を読み始め、訝っている内心に変化が生じている。
 
 著者は学校等で学んだ「最終学歴」はもちろん重要だが、100年学習社会では「最終学習歴」がその人物の真の実力を表していることになると主張している。であるから「最終学習歴」のアップデートが人生においては極めて重要になると強調。人生100年時代は常に「学び・学習」し続けなければ満足した人生を送れないことへの警鐘を鳴らしている。

 国際社会の展開が加速度的に進行し、それを少なからず支えている半導体等の技術がAIに代表される人工知能の登場を促がしている。よって人々の生活スタイルや思考等のものの見方や考え方、扱い方の変容を助長している。
 「最終学歴」で身に付けたことを活かして仕事等が満足にできる期間が極めて短くなっていると素朴に思う。世の中の事物や現象がブラックボックス的なことが多くなっていることに驚く。コンピュータの原理は知らなくても操作方法を会得すると文字は打てるが、詳しい扱いは深くコンピュータの原理や操作を学ばないとその域に達することができない。同様に現象面においては、新聞やテレビなどのマスコミ等から流れるニュースや情報の信憑性を見分けるには、一定程度の前もっての情報や知識の定着が判断の眼力になる。
 
 これらを仕事の生業にするためには、その数十倍、数百倍の情報収集や知識や技能の習得が必須になる。であるから学校で学んだ内容(「最終学歴」=「最終学校歴」)よりも、キャリアを積みながらセミナーや講座、通信、読書、再入学等々(「最終学習歴」)がものを言う時代になっていると著書は語っている。

 ところで、地球の歴史を一日で表したら今は何時何分かという身近な時間軸に類推する表し方があるが、著書に「人生100年を1日24時間に比べてみる」と紹介されている。例えば、
・15歳・・・午前3時36分 ・20歳・・・午前4時48分
・25歳・・・午前6時  ・還暦60歳・・・14時24分

 私の年齢である後期高齢者75歳は夕飯時の18時に当たる。日本酒で喉を潤しつまみを美味しくいただき、今日の疲れをいやすひと時。まだ6時間もあると思うとなぜか身体か熱くなり、新しい想いが湧き出てくる。

第3弾 都知事選で戦って170万票弱を獲得した石丸伸二氏は日本を動かすリーダーになる

2024-08-13 14:44:23 | 日記
 石丸伸二氏は、7月7日投開票が行われた東京都知事選挙で前回よりも5%以上投票率を上げた功績が大きい。あと5%強投票率が上がっていたら・・・・、ニューヒーロー、逸材である。石丸伸二氏の訴えは、「政治再建」「都市開発」「産業創出」の3本柱であった。

 その中でも街頭演説で特に強烈に語っていたことは「政治屋の一掃」と「東京都の一極集中の是正」であった。「政治屋」の定義は、「政治のための政治行う。党利党略にいそしむ。自分が大事。それらを言っている者やっている者」と語っている。前任の安芸高田市長時代の仕事ぶりから判断して石丸伸二氏は政治屋でないことが確信できる。政治屋の卑近な例を挙げると裏金議員等は当てはまる。
 
 私は政治家の究極の必要条件として、「人間性」と共に「地頭」が優れていることを挙げたい。人間性に包含される概念は、「倫理観・正義観・規範意識」等の「利他の心」であり、併せて受験学力一辺倒ではなく「世界情勢への洞察力や国を導く先見性」等の地頭である。加えて国家経営の掛け替えのない資質として経営関係のキャリアも身に付けておきたい。これらを石丸伸二氏の履歴をみると備えていることが読み取れる。

 次の訴えは、「東京都の一極集中の是正」である。これと表裏一体なのは「人口減少と少子化問題」。過日発表されたデータでも、東京都のみが人口増加であった。このことは日本全体では人口の自然減であるが、東京都に全国から人々が移入していることが判る。東京都が日本人口のブラックホール現象になっている。これも数十年で東京都も減少し始める予測が出ている。そのときに取り組んだら時すでに遅しと、警鐘鳴らし自ら知事に就任し取り掛かろうと立候補した。
 
 地方の人口が疲弊し、首都のみが繫栄を続ける国の没落は近い。500年前に栄えたポルトガルの歴史や第一次大戦後も栄華を誇ったイギリスはその50年後に経済危機に苦しみ、1976年IMFより融資を受けたことは歴史に明らかである。続く。