教員の成り手不足の主原因を上げる。それは教育予算を増額しないで安上がりに次世代の人材育成を図り、そのおおもとの担い手である文部科学省や政府、行政等が日本の教育や学校を毀損、荒廃、疲弊させていると、厳しいが思わざるを得ない。併せて保護者の理不尽な要求の増大等々が教育活動をゆがめ、教員の負担多忙過多に陥りさせているといえる。
このことは、①教員志望者の激減や教員の休職者増加が年々顕著になり、しかも②不登校児童生徒の減少が見られないことが証左になる。加えて、③学校が面白くない、授業が分からない、もっと練習時間が欲しいなどの児童生徒の声から学力の確保がままならない児童生徒が増加していることにも危機感を強く抱いている。これも極めて由々しきことである。この原因として文部科学省作成の学習指導要領の内容の多さや教材や電子機器やソフトなどの十全な整備確保不足などで授業に支障をきたしていると踏める。
今まで述べた原因の最適改善策を挙げると、教育予算の人件費と教材・教具費等の抜本的な増額、これしか手がない。それもチマチマした予算額ではなく、まずは学校規模にもよるが、1校に小学校なら正規教員4名ほど、中学校なら正規教員5名ほどの増員が可能な人件費を確保することになる。このことにより20人学級は可能になる。これを実現できなければ、日本の教育現場はさらに沈滞が加速し、学校に教員がいなくなる。
大多数の社会に役立つ次世代を育てているのは公立学校であることを忘れていてはお仕舞いである。私立学校の教育に頼っていては取り返しがつかない日本になることは議論の余地がない。誰もが使う言葉である「国家百年の計は教育にあり」を実現できなければ明日の日本はないと悲観的にならざるを得ない。
このことは、①教員志望者の激減や教員の休職者増加が年々顕著になり、しかも②不登校児童生徒の減少が見られないことが証左になる。加えて、③学校が面白くない、授業が分からない、もっと練習時間が欲しいなどの児童生徒の声から学力の確保がままならない児童生徒が増加していることにも危機感を強く抱いている。これも極めて由々しきことである。この原因として文部科学省作成の学習指導要領の内容の多さや教材や電子機器やソフトなどの十全な整備確保不足などで授業に支障をきたしていると踏める。
今まで述べた原因の最適改善策を挙げると、教育予算の人件費と教材・教具費等の抜本的な増額、これしか手がない。それもチマチマした予算額ではなく、まずは学校規模にもよるが、1校に小学校なら正規教員4名ほど、中学校なら正規教員5名ほどの増員が可能な人件費を確保することになる。このことにより20人学級は可能になる。これを実現できなければ、日本の教育現場はさらに沈滞が加速し、学校に教員がいなくなる。
大多数の社会に役立つ次世代を育てているのは公立学校であることを忘れていてはお仕舞いである。私立学校の教育に頼っていては取り返しがつかない日本になることは議論の余地がない。誰もが使う言葉である「国家百年の計は教育にあり」を実現できなければ明日の日本はないと悲観的にならざるを得ない。