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Nine Inch Nails-Year Zero 2007 ナイン・インチ・ネイルズ

2007-06-30 15:15:06 | Industrial EBM
Nine Inch Nails-Year Zero 2007 イヤー・ゼロ~零原点…



 せっかくの土曜日だと言うのに天候がすっきりしない。まあ一応梅雨ですから…
 こんな日は出かけず読書や音楽鑑賞するに限る。
 と言うわけで実に久しぶりにNINを聴いている。「With Teeth」まで購入はしておいたのだが、結局開封もせず聴かず一昨年まとめてeBayに出品してみたら日本盤と言うこともあって購入価格以上の値で売れた(* ^ー゜) 本作も職場の図書費が余りそうだったので、それで購入。

 「Broken」「Pretty hate machine」など初期の頃の過激なインダストリアル時代のNINは多少聴いたが、まともに新作を聞くのは随分久しぶりだ。

 1曲目「Hyperpower!」はタイトル通りなかなかのインダストリアルであるが、その後は普通と言うか微妙な作品がずらりと並ぶ。初期のラディカルな作品群のように☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! と言う曲がない。

 初期の頃のNINのファンだった方が今もNINを聴いている比率は低いのではないか?今のNINのファンってやはり10代20代半ばくらいの若いリスナーが多いのではないか? で私の様な初期のインダストリアル路線の頃のNINが好きだった方々は
テクノ・アンビエント・IDM・グリッチへと音楽的パラダイムシフトをしているのでは?
 以上は全くの憶測で実態は知りません(*´д`;)…

 しかしNINも随分おとなしくなったなーヾ(^-^;) 普通のロック(何が普通か?)よりは過激ではあるが下手するとシンセポップ的な曲も表出する。

 ドライブのBGMなんかにはいいかも(´-`).。oO

 後半はIDMを取り入れたか?と思わせておいてすぐインダストリアル路線に回帰する。11曲目「Meet Your Master 」あたりの数曲は「The Downward Spiral」アルバムをほんの少しだけリメインさせる。もうあれから10数年の年月が経過してますものね。リスナーであるこちら側も同じような路線では飽きる訳でアーティストの皆さんの苦労も並大抵ではないでしょう(* ^ー゜)

 そういった意味ではこのNINは日本盤までリリースされている訳ですから「本物」と言えることは間違いない。ただ個人的には恐らくNINを購入するのは本作で最後の様な気がする… この手のインダストリアル系は昔購入した作品を聞き返せばよいし、第一「インダストリアル」自体殆ど聴かなくなったし。

 で、後半はさすがNINどんどん良くなる。不気味なピアノの調べが浮上する「Another Version Of The Truth 」
ちょっとグリッチな電子音の「In This Twilight 」と来て
ラスト「Zero-Sum 」がちょっとテクノ。ライトなインダストリアル・テクノリズムに若者に受けそうな歌詞。イデオロギーの崇高な主体的には失礼ながら「ははは、まだ子供ですな。」と思ってしまうが、政治的存在論の虚ろな中心に近づきつつも、到達しない、あれやこれやのアポリアの前にうろつく中道左派?のつぶやきと思って無視してくださいヾ(^-^;)

 全曲聴いた後の感覚は、もう購入することはないであろうNIN、と思っている私にでさえまずまず良かった、とのインプレッションでした。

 さて、これから古いアナログ音源を取捨選択しながらWavに変換しておこう。

  自宅書斎にて [y27dx]

The Orb-Orblivion 1997 Islands ジ・オーブ

2007-06-29 21:22:02 | Ambient Techno
The Orb-Orblivion 1997 Islands




 本日は午前中は出張、その後午後は秘密行動したあと出勤し昨日やり残した月末業務を片付ける。データ処理後CSVファイルを作成しファイルを送信し業務終了。

 そんなことで身体全体が心地よい疲労感にある中、デスク周りの整理がてら残業し珍しくレモンティーを飲みながらThe Orbの10年前の本作を聴いている。

 アンビエント・テクノの帝王的存在ともいえるThe Orb。実に安心して聴けるアーティストだ。今回は「ハウス」的曲も(´-`).。oO

 3曲目「Asylum」はかなりのノリだなあ(* ^ー゜) アンビエント・テクノの浮遊に身を任せてキアスム的膣状陥穽を探りまわすのも楽しい(*´д`;)… 若い娘の襞はまだ単純構造である。
 快楽反芻的勃起状態から4曲目「Bedouin」へとゆったりと突入する。この流れがとても心地良い(´-`).。oO

 The Orbの表出は仕事や読書のBGMにも良し。ドライブのBGMにも良し。享楽(ジェイサンス)創造行為のBGMにも良し。正にプロの仕事ですねー(* ^ー゜)

 時にヾ(^ー^)ゞダンス向けのパロールも出現する。「Molten Love 」

 後半に入り時に1分程の小スパイスを利かせメインのエクリで惹きつけるテクニックなどはサクセスフリーに編集できるアーティストは限られよう。

 ほんの僅かにドラムスをエンファサイズしたかと思うと、7曲目「S.A.L.T.」で摩訶不思議なアンビエントの世界を「期待なき・待つこと」的に脱構築していくのである。微妙なリズムにコンプリケートなアンビエント電子音群が絶妙に溶け合っている。人体から分泌される各種体液の不思議。この不思議を不思議と思わない方は鈍感・無教養・無知性と批判されても仕方がないだろう。
「なぜあの子の体液は透明さらさらなのに、あの子の体液は白濁し粘っているのか?」など等。で8曲目はずばり「Toxygene」過去の名作をリメインする。

 もう梅雨時でじめじめした首都圏だが「Secrets」は爽快だ。薬の調整が上手くいき携帯のアラームが鳴る前に自然に目覚める体調のよい時の朝---そんな朝の爽快な気分をエクリしているような作品(´-`).。oO その相対がなかなか寝付けず滅多に飲まない酒を飲んでしまい副作用でのあの不快感---本作はそんな不快感とは無縁である(* ^ー゜) 単純なエクリだが「爽快!」である。
 その爽快感が「Passing Of Time 」だ。自らスターリン主義者を名乗るスロベニアの哲学者スラヴォイ・ジジェクが好んで、この後期資本主義社会における性的快楽のガジェットに快感を持続させるローションなどが脱線的に取り上げられるが、このテクノの世界では性的であるなしに関わらず、クスリとの関係が取りざたされているのは私のBlogを閲覧いただいている方なら皆さんご存知でしょう。私は非合法なドラッグ類には反対です。脱法もだめ。この曲の最後の「???LSD」なるメッセージは不完全にしか聞き取れないのであるが,LSDなどとんでもない。

 最近ジジェクを良く読むので、彼の悪い癖である「話の散漫性」の性癖が少し乗り移ってしまったようだが、要するに本作は初期の名作群ほどの名作とは言えないかも知れないが、並みのテクノを聴くよりは遥かに有益な時間が過ごせるアルバムであることは間違いない。

 さて、もうこんな時間だ。そろそろ帰宅しよう。

  職場にて [y27dx]
 

Front 242-Live Code 1994 PIAS SPK

2007-06-28 12:46:41 | Industrial EBM
Front 242-Live Code 1994 PIAS



 今週は仕事の方がクソ忙しくこのBlogもだいぶ飛ばしてしまった。
 今日は出張なし。朝はオレンジジュース1本飲んだだけで、先ほど久しぶりに不二家に行って「ベリーベリー&バナナのホットケーキ」を食べ、モカをいれこれまた久しぶりにFront 242を聴いている。

 1980年代も終わりかけの学生時代から90年代の初めには良く聞いたものだが… 日本盤も出ているし当時わが日本でもFront 242のファンは随分いたと思うが…
 
 その名も「エレクトロニック・ボディ・ミュージック」略してEBMも当時が全盛期だったかなー 青年期のよき想い出 (;´∀`)・・・
 80年代後期はまだアナログ盤(Wax Trax!も当時売れまくっていた)で聴いていたがちょうどCDプレイヤーが安くなり普及してきた頃でもある。

 そうこうエクリしているうちに3曲目「Masterhit」☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
「Official Version 」は名盤でした。既にアナログ盤は処分して、ボーナストラック満載の再発CD盤が自宅のどこかにある。

 5曲目「Tragedy >For You<」この辺がFront 242がまだ良かった頃かなあ。
 バブルの頃はボディコンなんて死語が絶頂だったが今はテクノも変にカテコライズが細分化されているが、当時はまだ割りと単純だった。この手の電気系ではデジタル・ロックなんてのもあったなあー あれは自分には合わなかった。

 しかしこのライブ盤の録音の音質はなかなか良い。このCDは本家PIAS盤の他US盤も存在するようだが、内容は全く同じようだ。

 「Headhunter」☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!「Front By Front」もアナログ盤⇒ボーナストラック満載のCDが自宅のどこかにある。もう数年聴いていないなあー今週末気が向いたら聴いてみよう。ただ読書のBGMにするにはやや賑やかだ。のりはとてもいい曲ではある。観衆の熱狂振りも伺える。

 「Welcome To Paradise 」以降も10年ちょっと前まではホント良く聴いた。読書のBGMに向かないところが最近全然聴かなくなった理由かなあ。まあドライブのBGMにはまだいけるか?

 もうなんだかんだで月末か。明日は出張後いろいろと溜まった用事を済ませたいので(ついでに溜まった体液も**したいヾ(^-^;))、今日中に月末の各種締め処理を済ませておこう。しかし、現在のこの部署に着任してからいろいろ役得があり自分の小遣いを殆ど使わなくなった。CDの購入枚数が以前と比べて激減していることもあるが… アナログ盤からカセットテープに録音しておいた大量のカセットテープも取捨選択しながら徐々にWAVに変換してHDDもかなり一杯になってきた。あと200本か250本処理すれば、書斎や図書室もずいぶん綺麗になるだろう。

 とエクリしている間にラスト「Religion」☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
本作はビデオクリップも所有しているが随分綺麗どころのアクトレスを出演させたりで、彼らの当時の「勢い」が伺える。
 インダストリアル電子音の放出後「One more live」で「Religion」☆)242のナンバーのうち最もクールな作品の1作と思う。かっこいい(≧∇≦)b
 その後は「RE:BOOT 」というZoth Ommogからの限定盤を購入して以来音沙汰なしだ。
 このライブCDはなんとなく輝けるEBM時代最後の輝きの様な気がする(特に242の)。

 さて、月末処理だ。数値合わせだ。さっさと終わらせてさっさと帰りたいところだが、間違いなく今日は残業だな Σ(゜ω゜=;)

  職場にて [y27dx]

 

Cabaret Voltaire-Y.M.C.A. 1980 Rough キャブス

2007-06-23 23:28:56 | Industrial EBM
Cabaret Voltaire-Y.M.C.A. 1980 Rough Trade



 土曜日が終わりかけている。しかし今週は体調がイマイチであった。原因は先々週に換えてもらった睡眠導入剤が「頓服+ヒベルナ(睡眠2~3時間前に服用)」+睡眠直前の導入剤が「アモバンテス+ゼストロミン+ベゲタミン」と言う公正にしてもらったのだが、この「ベゲダミン」がかなり強い薬でネットで調べたところ私のような20年近い常習者でも、この「ベゲダミン」服用の翌日は「昼過ぎまで起きられない」「1日中廃人状態」になる例が多数見つかり、本日病院へ行き少し弱い薬に構成を変更してもらってきた。
 これで熟睡でき、朝から元気バリバリになると言いのですが(´-`).。oO

 さて、そんなことで今週は眠気との戦いで疲れ、今日は10時過ぎまで寝てその後はテクノ三昧・ちょっと古い推理小説の読書三昧であった。

 やっと目が覚めてきたので(;´∀`)・・・入浴前の1曲にキャブスの1979年のライブ盤を聴いている。first 「Mix-Up」からの作品あり、このライブだけの作品あり、この後の「The Voice Of America」へつながる作品ありでなかなか多彩だ。

 まず1曲目が「The Voice Of America」への前哨戦。まあ「The Voice Of America」自体、初期キャブスのなかでも最も好きなアルバムの1枚ですから(* ^ー゜) 初期のヒットシングル?「Nag Nag Nag」(残念ながら未入手…)なんかも
やってますう\(^o^)/

 でB面に移る。ちなみに音質はもう30年近く前のしかもアナログ盤からテープにコピーした物ながらそれなりですが、観衆の盛り上がりぶりも伺えて貴重な1枚かと思います。
 インダストリアルの創始者=キャブスの意気込みが感じられますねー。彼らの影響は計り知れないものがある。我が国バブル期のインダストリアル・EBM系ユニットでキャブスの影響を受けていないユニットはいないでしょうねー。最近はこの手のは全く購入すらしていないので分かりません。
 「Havoc」以降はスタジオ録音はあるのかなあ?なにしろキャブスは膨大な作品をリリースしたので調べるのも面倒くさい。
 ルー・リードの作「Here She Comes Now 」のキャブス風解釈いいなあ(´-`).。oO 「☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!」っていうより「(´-`).。oO」と言うエクリがぴったしかなあ。まあいい感じのインダストリアル・ダンスです。
 「No Escape 」あたりは90年代のインダストリなんかと比べちゃうと基調のリズムがやや単調ですが、1979年の作品であることを勘案するとのりのりのインダストリアル・ダンス!
 ラスト「Baader Meinhof 」バーダーマインホフというとドイツの?赤軍系極左テロ集団だったか?私は「来るべき民主主義」的左翼系思想に同調するものですが、暴力的極左主義には反対だ。キャブスがこのような極端な政治的・思想的ナンバーを表出させたのも若気の至りってことで…( ´∀`)
 まずまずのライブ作品でしたあ!なんか「Voice Of America」も聞きたくなって来たが、明日も部屋の整理などやるべきことがあるので、これから入浴して薬飲んでAphex Twinのアンビエント・テクノを聴きながらさっさと寝よう。

 自宅書斎にて [y27dx]

Aphex Twin-Donkey Rhubarb 1995 Warp オウテカ

2007-06-21 12:39:46 | Abstract Electronica
Aphex Twin-Donkey Rhubarb 1995 Warp



 今日はうす曇でじめじめと暑い。食も細りコンビニの「冷やしうどん」とオレンジジュースで済ます。
 しばらく金融機関にも行っていなかったが、円が売られ円安にもかかわらず金利が上昇している。2週間前に満期を迎えた定額貯金の利率が0.90%。9月に満期を迎えるそれが0.70%と10年前は長期金利がどんどん低下していた磁気であった。来年以降満期を迎える定額の利率にいたっては0.30%,0.20% H16年のそれに至っては0.06%と話にもならない。利殖の知識があり妻の勧めで「預け買え」をする。
 普通預金のままのものが800万円近く 「馬鹿か!」といわれるが面倒で…

 さて、Aphex Twin絶頂期の本作は大のお気に入りの1枚

 1曲目「Donkey Rhubarb 」☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
ひたすら楽しく素晴らしいリズムに乗って ヾ(^ー^)ゞダンス ヾ(^ー^)ゞダンス

 2曲目「Vaz Deferenz 」到来する電子音に重低音リズムに乗ってヾ(^ー^)ゞダンス

 3曲目「Icct Hedral 」は魁作?フィリップ・グラスのオーケストレーションにリチャードの天才的構成力で聞き込んでしまう。ただしリズムの出現がないので
この曲はヾ(^ー^)ゞダンス ミュージックではない(´-`).。oO

 でラスト「Pancake Lizard 」もどちらかと言うとゆったりしたIDMでもろダンスミュージックとは言えないが、なんとも懐かしき分にさせてくれる(´-`).。oO
童心への回帰。子供心の無邪気さを表現したような素敵なナンバーです(´-`).。oO
 シングルなので以上で終わる。

 さて、今日は午後も面談が4件、今週はさしたる業務を入れなくて良かった。なにしろ面談は気を使いますからヽ(´Д`;)ノ 神経がボロボロになる同僚もいるくらいですう(* ^ー゜) さて歯磨きして準備をしなくては。

 職場にて [y27dx]

Cabaret Voltaire-Percussion Force 1991 キャブス

2007-06-20 14:36:10 | Ambient Techno
Cabaret Voltaire-Percussion Force 1991 LDDC




 本日定例会議にて、今頃勤務地に到着。モカを飲みながらキャブスを聞いてリラックスしている。
 しかし暑いですねーΣ(´д`;*) 今年は空梅雨か?出張に加え面談もどんどん入ってきて仕事の方が忙しくなってきた…

 しかしこのハウスに路線を転換したキャブスなかなかいいですう(´-`).。oO
 このCDはシングルヒット作の寄せ集め的アルバムだが、キャブスにはハウスをやらせても力量があることが分かる

 特に好きなのが「Don't Walk Away 」でこのCD中3つの異なるmixが出現する。
のりのりのハウスでヾ(^ー^)ゞダンス 構成は変遷しているが「音」自体はキャブスのそれである。この1991年前後はテクノ界自体個人的に面白い時期であった。
 最近は聴いていないが「インダストリアル・ボディー・ミュージック」ありThe Orbらのアンビエント・テクノありOrbitalもこのころクラブでがんがんかかっていた。まあ最近はIDM,Abstract,Glith?なんかが流行りなのかなあ?

 このCD全体なかなか統一感があり「Keep On Pushin' 」もいい感じ(´-`).。oO

 本作の翌年1992年の「Plasticity」ではいよいよキャブスもIDM的作品も創造し始めているので、機会があったらまた紹介します。まだ曲が流れているが、今日も間違いなく残業しなければならないほどスケジュールが詰まっているので今日はこの辺で (^-^)/

 職場にて [y27dx]

Cabaret Voltaire-Red Mecca 1981 Rough Trade キャブス

2007-06-16 11:05:16 | Industrial EBM
Cabaret Voltaire-Red Mecca 1981 Rough Trade




 土曜日朝。先ほどまで無線のコンテストに参加していたが、電離層の状態が今ひとつで中国・韓国・モンゴルなど近隣諸国しか交信できなくなる。開始後はヨーロッパ・ロシアと数局できたが9:30過ぎにはカスカスになり聞こえなくなってくる。大票田のヨーロッパは今は土曜の夜中1時くらい、日本の夜になるまでオープンしないし第一みんな寝ている時間( ´∀`) 北米とは両方とも日照時間でありパスはない 夕方まで休み休み持たせるしかない。いつも出ているサイパンの局は今年は不参加なのか聞こえない。ということで無線は小(大?)休止し音楽を聴きながら哲学書など読んで時間を過ごす。

 で今はヨーロピアン・ドリップを飲みながらインダストリアルの元祖キャブスの初期作品を聴いている。

 「Red Mecca 」本作は発売当時賛否両論あったらしい。
「期待なき、待つこと」デリダのエクリを借用すればそういったポジシオンだ。
 確かに前作「Three Mantras」のようなのりのりのダンス・ビートではないな。ゆったりしたテンポで80年代中後期のダンサブルな作風への変貌の前哨的エクリ…

 しかしながら重低音とまでは行かないけどもろキャブスのリズムだ。ボーカルのエフェクト処理が過剰か?まあでも「Landslide」あたりからのってくる。かと思うと「A Thousand Ways」ではまたスロ-テンポ、くぐもったボーカルの表徴。
 理性と狂気のキアスマ…しかしキャブスのエクリは理性が勝る。

 まあ大変古い作品でもあり、キャブスも試行錯誤真っ最中時代のエクリであってリスナーである私にとっても評価するにアポリアが出現するアルバムだ。
 相互理解をする努力をしようと一生懸命聴いている訳ですが、「失敗作」「駄作」「平凡(キャブスとしては)」といった単純なエクリで済ますにはなにかフレムトが現前するのではないか?
 しかしこのエフェクトのかかったドラムスは正直単調ではある。
 歌われている歌詞から感じられるヒロイズムのエクリはまあどうでもいいのです。
 どうにも音楽をエクリし難いのはアルターエゴの対立。
 さらっとパロールしてしまえば初期キャブス作としてはやはり平凡なインダストリアルヽ(´Д`;)ノ
 キャブスのメンバーも本作は封印したいほどの絶望的な孤独感と沈黙に沈めたいのではなっかたのではないか?

 本作の翌年の「2 X 45」は名曲「Yashar」も収録されており購入の価値が十分あるのですが、この「Red Mecca 」をもしこれから購入しようとお考えの方がいらっしゃりましたら「期待なき、待つこと」差延の戯れに耐えられるほどに達観された方のみ購入された方が良いとエクリしておきましょう。

 さて、トイレに行ってから無線に戻るか( ´∀`)

  自宅書斎にて y27dx

Aphex Twin-Ambient Works 85-92 1993 エイフェックス・ツイン

2007-06-15 13:24:03 | Ambient Techno
Aphex Twin-Selected Ambient Works 85-92 1993 Apollo



 本日ボーナス支給日☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
 そのせいか今朝は6時過ぎと普段よりかなり早く目覚めた。前日の薬の残滓を手先の痺れと言う快感を伴いながら…
 ついでにたまには超早めに出勤し、仕事を片付け早めにデニーズに行ってサンドイッチを食べる。なにしろ身体は殆ど使わない仕事なので普段から食は細い。この頭の回転の速さだけで禄を食む職種ですから(* ^ー゜)

 で食後のリラックスタイムに女性職員が福利厚生費で購入してきた「神戸Jazz物語」と言う安物っぽいドリップ・コーヒーを飲みながら、昨日に続いてエイフェックス・ツインを聴いている。昨日のアクセス数は下がったな、やはりOMDなんかのほうがメジャーなんですねー まあ好きな方だけ訪問していただければそれでよい。

 このCDは入眠時に時折聴きます。妻には「うるさいから」と言われイヤフォーンしてですが…その時の体調にもよりますが[1][2]を堪能してその後意識を失うことが多いようです。

 さて、確かに「Ambient Works 」ではありますがBrian Eno(特に初期!)のそれらのようにAmbient一辺倒ではなくアンビエント・テクノの拘束されない到来でもあり、ご存知の通り全く素晴らしいアルバムです。70分強のアルバムなので事細かにエクリは出来ませんが、特に優れた曲をアントロジェクシオンしましょう。

 1曲目「Xtal」からいきなり凄くいい(≧∇≦)b 正に私の愛用しているシャネルのクリスタル(匂いがきついと言われることもありますが…)のような透き通った透明感あるAmbient。リチャードの他の作品を聴いても1曲目にぐっと惹きこまれる名作を持ってくる戦略は賢いですね。で「Tha」への繋ぎも素晴らしいテクニック!
こちらはアンビエント・テクノ。この手のユニットで他に好きなThe Orbあたりとはまた別のエポケーで、とにかく美しいし綺麗だ。昼休みに聴くよりは夜入浴後に髪を乾かしながら聴くのもいいですねー (´-`).。oO

 その後は内容の濃い小作品が続きます(´-`).。oO リチャードの別のアスペクトである暴力的なエレクトロニカ・IDMの表出は全くありませんから、もしそうした轟音重低音ビートが嫌いでAphex Twinを避けていた方にはぜひこのアルバムだけでもお聞きになることをオススメします!読書のBGMにもさらっと環境音楽的にいけますよ。

 しかし、こうしてじっくり聴いてみると実にいいアルバムです。初期のオウテカともCOする面もあります。ただオウテカの基調は暗くエイフェックス・ツインは明るい作風かな?このアルバムを聴いていると色々いいアイデアがふと浮かんだりして仕事でも何でも思考している時に聴くのもいいなあ(* ^ー゜)

 6曲目「Green Calx 」だけヾ(^ー^)ゞダンス向けのIDM・テクノ ちょっと気分転換、と言うところか?

 9曲目「Schottkey 7th Path 」これがまた素晴らしくいい(≧∇≦)b 美しいメロディーラインにちょっとIDMなリズム 聞き惚れますう(;´∀`)・・・

 [10]以降はテクノアンテリオリザシオンではあるが、そこはリチャード並の力量ではありません\(^o^)/

 ラスト「Actium」リチャード一流のテクノが展開され付帯現前化的に上手に幕を閉じる。

 やはり「Vol.2」も聴きたくなった。オーダーしておこう。

 さて明日土曜は朝9時から月曜の朝9時まで無線のコンテストだ。この季節は大票田のヨーロッパとは夜間パスしか開かないので優勝するには日・月は限界が来るまで朝までCQだ。1年に1、2度の不健康な時間… 月曜の朝はまたげっそりと痩せているだろう。と言うことでこちらのブログへの投稿は来週の火曜日まで出来そうにありません(;゜д゜)アッ....

 さてこれから銀行へ行って80万おろして郵貯に移しに行きますか。

 
 職場にて [y27dx]

Aphex Twin-Ventolin The Remixes 1995 Warp エイフェックス

2007-06-14 14:49:57 | Abstract Electronica
Aphex Twin-Ventolin The Remixes 1995 Warp



 本日は出張ついでに散髪に行きさっぱり。そして溜まっていた商品券を金券ショップで換金し6万円弱をゲット!(* ^ー゜)しかし殆どが5000円の中3000円の「お車代」のところがあるのだな( ´∀`) 私立の学校も私の出身である東京6大学やMARCHなどたいした努力をしなくても受験生がどっと集まるところと、定員割れするような「負け組み」の学校とに2極化しており強気なところはしょぼい「お車代」になるようです。
 そんなことで今日はどうせ残業せざるを得ない(明日早く帰宅したいので)ということでこんな時間に休憩を取りモカを飲みながらエイフェックス・ツインを聴いている。
 いやーしかし昨日はかなりアクセスがありましたあ☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
やはりOMDってメジャーなんですねー(;゜д゜)

 でこの「Ventolin」のremix盤を聴いている訳ですが「On」や「Donkey Rhubarb」と比べると「おお、いい(≧∇≦)b」という目だって気に入っている曲があるヒットシングルではなく、こういっては何ですがリチャードの作品の中では割と地味なイメージがあります。(1995年以降の作品は聴いていない作品が結構あるので何ともいえないアスペクトもありますが… 明日ボーナスだし未購入の「Come to Daddy」以降の作品も来週にでもまとめて購入するつもりでーす)

 さて、1曲目「Wheeze Mix」からIDM。結構重低音が唸っています。ヾ(^ー^)ゞダンスするには苦しいが、悪い出来ではないですね。

 2曲目「Carharrack Mix」は3分弱と短い作品。ちょっとホラー風の電子音の浮上とちょっと古い感じのリズム。ヾ(^ー^)ゞダンス可能ですう

 3曲目「Probus Mix」これはなかなかいい(≧∇≦)b 名盤「Selected Ambient Works 85-92」のテイストをリメインさせる、このremix作品中アンビエント感は1番でしょう。「Selected Ambient Works 85-92」もそのうち紹介しますね。
 割と明るいエクリでもあり心が和んだ(´-`).。oO

 4曲目「Cylob Mix」はCylobのremixで原曲とどこが違うのかなあ?と思うぐらい通常の「Ventolin EP」所収作品との差異がない。これは日本のみ発売の「シングルコレクション」にも収められているだけあって良くできたIDM・テクノです。懐かしさと哀愁感が漂うメロディーもいけますよ。

 5曲目「Deep Gong Mix」はL.Vibertの手が加えられているようですが、実質上子のシングルの酉にふさわしい良くできたIDM。ズンズン、パって感じのリズムが心地よい。キアスム的膣状陥入のエクリまたは実体験。まあ男の私には挿入することしか出来ませんが、挿入される側のキアスムも1度は体験したいような… まあいつまでも「来るべき」で到来しない訳ですが。

 でラスト「Asthma Beats Mix」2分弱と短い。天才リチャードの作品としては平凡かなあ。この曲は入れなくても良かったかも。シングルなので「あっと言う間に」以上で終わる。渋い作品だが全く退屈しない隠れた名盤かもしれませんね。
 個人的には大好きな「Donkey Rhubarb」もremix盤を出して欲しいな、と思います

 ちょっと寒くなってきた。New Yorkerのブレザーを羽織って業務を捌かなくては

  職場にて [y27dx]

O.M.D.-The Pacific Age 1986 Virgin Japan ボーナス!

2007-06-13 15:03:46 | Techno Pop
O.M.D.-The Pacific Age 1986 Virgin Japan




 本日は定例会議。みんなボーナス間近でうきうき(´-`).。oO MTGは短時間で終わり、食事は管理職だけ別の会議室でとった。これでも管理職の私は何か特別な話があるのかと、ちょっとびびってましたがいつもの担当部署のアポリアを脱構築する打開策を「偉い」先生方が来月にかけて各部署を回っての話し合いの日程の打ち合わせだったヽ(^∀^)ノ 私のところは解決の糸口が見えているので拍子抜け…

 とエクリしている間にモカを飲みながらO.M.D.を久しぶりに聴いている。
「オーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク」長ったらしいアーチィスト名だが大御所には違いない。ちなみに昨日のDead Or Aliveもやはり知名度が高いこともあってかアクセス数はかなりだった☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!

 まあこのOMDもあえてカテゴライズすると「シンセ・ポップ」と思うが、昨日のDead Or Aliveよりは遥かにテクノに近く、こちらの方が好きですう(^o^)/

 ボーカルも落ちついておりアダルト向けですね。OMDはバブル期の頃数枚購入しただけだがまだ現役なのかなあ 正直レトロ感はあるものの、まあたまには1980年代後半のこうした作品もほのぼのしていい(´-`).。oO
 当時はまだまだ学生でしたあ その後大学院に進んだのは研究したいことがあったのと、まだ働きたくなかったからです- 怠け者!

 で、「Southern」(日本盤タイトル「南へ」)あたりから良くなっていく本作。
激しいリズムも凝った電子音の浮上も、過激なボーカルも全く出現しないが、なんかいいムードが漂うんですねー(*´д`;)…

 「Goddess Of Love (愛の女神)」なども全く無難な歌詞ながらちょっと惹きつけられます。
 そして「We Love You 」「Watch Us Fall 」とOMD独特の世界が展開され、気分はHappy!アモキサン+PZCを連日アルコールと一緒に服用した数時間後のあのやや「ハイ」な気分(良い子の皆さんは真似しないでくださいね。かなり強い抗精神系の薬ですから…)に少し近い気分になる。

 音楽に対する大きなパラダイムシフトがなければ滅多に聴くような作品ではありませんが、数年に1度くらいはこういうのもいいかなあー。徐々に効いてくるプロマゼパム的薬事効果があるようで、リラックスできました(* ^ー゜)

 さて明後日はボーナス支給☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!だし、週末は世界相手の無線のコンテスト(昨年は2位入賞)がある。今日明日でなるべく業務を終わらせて金曜日は早上がりすべく、仕事を頑張ろう!

 職場にて [y27dx]

Dead Or Alive-Brand New Lover 1986? Epic

2007-06-12 14:16:43 | Ambient Techno
Dead Or Alive-Brand New Lover 1986? Epic




 本日も出張で食事会の後今頃勤務地に到着。アイシーンを1本吸ってモカを飲みながら、今日はDead Or Aliveを聴いている。この手のエレクトロ・ポップと言うかシンセポップはほんとたまーーにしか聴きませんヾ(^-^;)

 オリジナルはシングルで1986年リリースですが、今聴いているのは1990年前後の日本盤CDをカセットに録音しておいたもので詳細をメモしてないので彼らのシングル・ヒットのコンピレーション的作と思います。

 ダンサブルなリズムにシンセのメロディー、そして叙情的なボーカルと当時は売れたでしょうねー しかし今聴くとレトロ感は否めない…(=゜ω゜)

 そういえば先週の木曜に共立美容外科でレーザーしてもらった、ちょっと目立つシミですがいつの間にかさぶたになっていて昨夜入浴中に洗顔後、絆創膏と一緒にきれいにとれましたあ☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! 美白とまではいかないけど色が白いのがお気に入りの自分の顔、シミがなくなっただけでまたまた5歳も若返った感じでうれしい!(´-`).。oO
 医師からは「1週間くらいでかさぶたになって取れますから」と言われていたが、体質のせいか早く取れた。念のため今日1日は処方された軟膏を塗る。明日からは再発防止のため「HQ Time Capsule」と言うケア用のクリーム状の薬を念のため言われたとおり3週間塗りましょヾ(^ー^)ゞ
 いやーシミが取れていい気分ですねー☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! 費用は薬代も含めてたったの11,000円でした。殆どの原因が過去の日焼けだそうです。私の場合アウトドア派ではないのですが、20代前半の頃数年だけフィッシィングにはまって超日焼けしたなー。あの時の日焼けが今頃シミになってしまったようです。
 これからは紫外線には要注意しようっと(* ^ー゜)

 とエクリしている間にDead Or Aliveも後半戦に入ってしまった。別に悪い作品ではないと思うけど、この10年こういうボーカルがばりばりのシンセポップは自分には駄目ですう(;゜д゜) ドライブのBGMにはいいかな(*´д`;)…

 これまたシングルカットされた「Hooked On Love」がまあまあと言ったところか…しかしどれも同じような曲に聴こえる…(=゜ω゜)

 とういうことで「Dead Or Alive」ファンの方には申し訳ありませんが、もう時代はIDM,AmbientそしてGlitchなんていうのも出現しており、彼らのようなシンセポップは役目を十分果たした、と言わざるを得ません。時代はダブル・バインドいやトリプル・バインドのストリクチュールを運動できるテクノ・ユニットの時代である。

 職場にて [y27dx]

The Orb-Adventures 3CD Box<デラックス> 2006 USM

2007-06-11 12:56:33 | Ambient Techno
The Orb's Adventures Beyond The Ultraworld: Deluxe Edition 2006



 新たなる月曜日。今週は少し忙しくなりそうだ。デニーズでオムライスを食べ、今グアテマラ・ドリップを飲みながらThe Orbの最新作を聴いている。今月は職場の図書費が余りそうなので勝手に図書費で購入しましたあ\(^o^)/

 \3670と安かったので久しぶりに日本盤を購入。昨日の日曜日は本作を聴きながら、デリダの新刊を読了しました。なにしろ3枚組みですから聴きごたえはあります。ライナーノーツも読んでしまったが、変な先入観を与えるエクリではなく、これから購入しよう、と言う方には日本盤のほうを購入されることをオススメします。まあ輸入盤だと500円くらい安くなりますが…

 で、さすがに3枚のCDを職場で聴く時間はなく、昨日聴いた中で1番良かったDisc 2を紹介しましょう。

 The Orbも初期のアンビエント・テクノ一色からついにAbstractを取り入れた!と言ってもAbstract嫌いの皆さん安心してください。弁証論的に基調はアンビエント・テクノで今回はDubの出現もちらほら(´-`).。oO

 このDisc 2には「Ultraworld」と名を与えられている、もう15年も前のBig Lifeからのアルバムをリメインするなー。当時のOrbの特にシングルってまさにはずれなし!でしたね。今ではプレミアム・プライスとなっており、これから入手しようとするとそれなりにお金がかかりますう∑( ̄□ ̄;)

 で1曲目「Perpetual Dawn 」がそのDub的作品でまず惹きつけられる。

 2曲目「Into The Fourth Dimension 」これが素晴らしい☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! 美しいアンビエント・テクノ。The Orbにしか出来ない仕事です。
 入眠導入剤を服用している方なら経験があると思うのですが、忙しくて寝不足が続いた後にいつもより量を多く、またはいつもより強力な薬(私の場合10数年不眠なのでハルシオンのような子供向けの薬から麻酔に近い超強力な入眠導入剤を10数種処方されています) を服用した翌朝起きた直後に感じる心地よい手先の痺れ、あの感覚、あの痺れるような感覚をこの曲はエクリする。

 3曲目「Outlands」はアンビエント感も浮遊するが初期作品のDubが基調で、オーブファンにとってはたまらなく☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! Dr.Alex自身のDubです。まさにDr.Alexの天才的才能が表出されていますヾ(^ー^)ゞダンス

 4曲目「Star 6 & 7 8 9」ではバイクで気持ちの良い田園へハイキングに行く。鳥のささやきや虫の飛ぶ音を模した「音」が良いスパイスだ。バイクは持っていないので車でのどかな田園に行きたくなるような陽気なアンビエント・テクノだなあ。ひたすら気持ちいい(´-`).。oO

 でDisc 2ラスト「A Huge Ever Growing Pulsating Brain That Rules From The Centre Of The Ultraworld (Live Mix Mk10)」とタイトルも長いけど曲も20分弱の作品。構成が素晴らしい\(^o^)/ アンビエント色が強いのでヾ(^ー^)ゞダンスにはちょっと不向きかもしれないが、読書のBGMには素敵な曲ですね(´-`).。oO なにしろ昨日はこの3枚組みで「難解」で有名なデリダのエクリチュールを読み終えましたから(完璧に理解できたとは言いません)。
 他の2枚も良かった\(^o^)/ 有名な「making love with you」の浮上もありますから愛する彼・彼女との素晴らしい時間を過ごす時のBGMにも最高でしょう。本当に好きな人との愛の時間はドーパミンがどんどん分泌されますね。(ついでに体液も…)本作がドーパミンの分泌量を増加させてくれることは保障できますね。

 この3枚組みを聴き続けたい所ですが、週初で今日はやるべきことが結構ある。
そろそろ午後の業務を捌かなくては。

  職場にて [y27dx]

 

Aphex Twin-On (Remixes) 1993 Warp エイフェックス・ツイン

2007-06-08 13:46:09 | Ambient Techno
Aphex Twin-On (Remixes) 1993 Warp



 本日は出張のため、今頃勤務地に到着。いやー今日の出張先の待遇はまずまずでしたあー。食事もまずまずだったし「お車代」が図書カードっていうのもうれしいですね ちょっと値のはる哲学書が買えます (* ^ー゜)

 で今グアテマラ・ドリップを楽しみながら、個人的にはリチャードの最高傑作か!?と思っている「On」のremix盤のほうを聴いている。

 最近のリチャードの作品は実は購入すらしていないので何とも断定は出来ないが、Aphex Twin名義ではアルバムよりシングルの方が好きだ。「On」「Donkey Rhubarb」「Ventolin」と初期のシングルはまさにはずれなしの大当たりばかりですね\(^o^)/ ちなみに「Ventolin」にもremix作品がある。近々ころあいを見計らって紹介しますね。

 で1曲目「D-Scape Mix」はAbstractでノリのあまりよろしくない変なリズムにオリジナル「On」とはまた異なる美しいピアノの旋律が表現する。正直、個人的にはイマイチだなー(・ω・)ノ

 2曲目「Reload Mix」が素晴らしい☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
「On」のWarp盤には未収録だが、US Sire盤には収録されている。アンビエントな電子音群の浮上にIDMというより普通にダンスできるテクノで、とても綺麗な作品です。今日は花金、素敵な愛人とのmaking l@veのBGMにもおすすめです´-`).。oO
US Sire盤をお持ちでない方はこの曲を聴くためにだけでも買う価値がありますよ。

 3曲目「(µ-Ziq Mix」ピアノ音などの美しいアンビエント感はオリジナル曲以上かもしれませんね。リチャードお得意の激しい重低音リズムの好きな方には、そこが物足りないかもしれませんが、このmixのリズムもなかなかいい(≧∇≦)bですよ
µ-Ziqもいい仕事しますねー ( ´∀`)

 で、ラスト「28 Mix」は荘厳的エクリをコルプスするアンビエント。寝る前の1曲によろしいかと(´-`).。oO あの「Selected Ambient Works 」に収録されていてもよさそうな作品でIDMなリズムの表徴はなし。実は「Selected Ambient Works 」のVol.2は未だに未入手なのですが、最近eBayでちょくちょく見かけるのでそろそろ手に入れよっかな( ´∀`)
 と言うわけで「On」の好きな方にはぜひ聴いていただきたいお勧めの作品です。ついでと言っては何ですがWarp盤に加えてUS Sire盤も入手すれば完璧です!

 さてと昨日頑張ったので今日はさして忙しくないので、さっさと業務を終わらせてデリダの新刊を読んでから上がりますか。

  職場にて [y27dx]

Severed Heads-Rotund For Success 1989 Net SPK

2007-06-07 12:38:19 | Industrial EBM
Severed Heads-Rotund For Success 1989 Nettwerk



 今日は前から気になっていたシミを取ってもらうため美容外科に行ってきた…
初めて行ったのですが、やっぱ普通の病院と違ってお洒落でした。カウンセリングの時間が少し長く、実際の治療はほんの一瞬レーザーを当てるだけちょっとした痛みが来てケアを合わせて数分で終わり拍子抜けしましたあ(=゜ω゜)ノ あとは朝晩特別な軟膏を塗るだけ…2,3週間でかさぶたが取れれば終了すると

 そんなことで予想より早く終わったので、その近くのデパートで夏物のシャツを見たりしてから職場へ。いつも通りこの時間帯はリラックスしながらモカを飲む。
 で、今日はぎりぎり80年代のEBMである本作を聴く。

 「Severed Heads」って切り落とされた首--位の訳になると思うがユニット名からは想像できないほどEBM・ダンスアルバムである。

 出だしの「All Saints Day」からいきなりいい(≧∇≦)b 職場のCDラジカセではちとチープだがカーオーディオで重低音を利かして聴くとかなりですよ!
 これはシングルカットもされており以前所有していたが、彼らのベスト盤にremixも含め所収されているので手放してしまった…Tom Ellardのボーカルは甘い声だ。バブル期のインダストリアル・EBM炸裂期に良く聴きましたねー。

 その後は「Synth-pop」とエクリしても良いような作品がしばらく続く。昨日のSPKの「Machine Age Voodoo」あたりと通じる作風。結構ほのぼの(´-`).。oO

 USのWax Trax!ベルギーのPIASと並んで当時はEBM・インダストリアルの重要レーベルであったNettwerkは今でも健在だが音楽の内容はがらりと変わりわけ分かりませーん( ´∀`) 90年代に入ってテクノやIDMに首座を譲り渡す訳ですが…
 Severed Headsは10枚ほど持っていたかなあー。1996年の「Gigapus」まで付き合ったが、既に好みがアンビエント・テクノなんかに移ってしまったので、それ以降は全く聴いていない。作風はソフトでCGはなかなか良かった。今週末にでもビデオクリップを見直してみようか?

 やはりシングルカットされた「Greater Reward」も良い。まあ80年代最後の作品なのでレトロな側面は仕方ないでしょう。もっと重低音を利かすと更に良いのだが… まあヾ(^ー^)ゞダンスしてみてください。

 今聴いてみると「☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!」という弾けぶりがないんですよねー。やはり基調は「Synth-pop」ですねーΣ(´д`;*)
Portion Controlの「Rough justice」あたりが好きな方には以外にいけるかもしれませんね。
 タイトルナンバー「Rotund For Succes」がやはりこのアルバムの方向性をインディケートしている。

 まあたまにはこういうほのぼのしたEBM/ダンスもいいでしょう|-`).。o
 Rating4.3/5というところかな?

 さて昨日は職場内がバタバタしてあっという間に夜になっていた。
 今日は落ちついて業務を捌きたい。

   職場にて [y27dx]

SPK-Metal Dance 1983 Desire オウテカ

2007-06-06 14:43:11 | Industrial EBM
SPK-Metal Dance 1983 Desire



 本日は定例会議後、今しがた勤務地に到着。私の担当部署における2つのアポリア。1つはエクリできないが、もう1つは最近流行の「はしか」である。まあ病気ですから脱構築不可能…
 
 で、今モカを飲みながらSPKの吹っ切れた本作を聴いて悩みを吹き飛ばすとする。

 初期のSPKはどうしようもないパンキッシュなユニットであったが--前に紹介した「Dekompositiones」などごく少数を除くが--本作で一気に大躍進!
 「Metal Dance 」☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
 ビシバシのマシーン・ビートにSinanのボーカル、シンセのメロディーライン
 素晴らしい出来ではないですか!今聴いているのは初回版の12'だが何種類かバージョンがあり、また7'も存在する。これだけの作品がなぜかCD再発されていない。
アルバム「Machine Age Voodoo」と「Junk funk」もなんで?( ゜Д゜)
 初期のどうしようもない「IOU」ですら2,3回CD再発されているのに…

 2曲目「Will To Power 」も同路線のシンセ・EBMだが、こちらの方がシリアスなアトモスフィアー(´-`).。oO
 メタルによるリズムが良いスパイスになっている。
 ちなみに歌詞は私のサイトhttp://www.geocities.jp/miradol7/
のSPKのリンクに飛んでいただくと掲載されています。

 シングルなので以上で終わる。

 このところ割と最近のテクノ・IDMの紹介が多かったと思いますが、まだ多少1980年代の作品もありますので機会があったら紹介しますね\(^o^)/

 今日はこれから激忙しいです。

  職場にて [y27dx]