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M.B.-DIC.1980 MR11 199? Murder Maurizio Bianchi

2007-09-30 17:37:23 | Noise Industrial
M.B.-DIC.1980 199? Murder MR11




 昨日今日とめっきり秋らしくなってきた。痩せ型の私には涼しいと言うより、寒いくらいだ。土曜日は無線、日曜は音楽を聴きながら読書と言うのが最近の週末のすごし方になっている。
 で要らなくなったものを整理してeBayやらヤフーに出品したり捨てたりして、ジャック・デリダ「アポリア」を再読しているBGMに主にアンビエント系の作品を聴いていたが、毛色の変わったものを、とM.B.の本作を久しぶりにBGMに聴いてみた。

 寒いので玉露園の梅こんぶ茶- これが体にいいですよ( ・∀・)ノ -を飲みながら、デリダの1章「Finis[境界・終末」を読了。「真理の諸限界」を[で/相]待ー期する]」経験におけるおけるアポリアは非道である。よって正義とは経験し得ないものの経験である。そうだ!正しく…

 さて本作はタイトルからしてM.B.=マウリチオ・ビアンキの初期の仕事のようであるが、シンセのお遊びを経験することが出来る。ビコビコした踊れないグリッチなリズムは最近のオウテカも真っ青かも(=゜ω゜)ノ 尚且つ単調だ。まあ単調だからアンビエント的に読書のBGMにかけてる訳ですが… A面を聞く限り、大して面白くもない作品と言えよう。デリダの「アポリア」が読者の忍耐に感謝したい、とエクリしているが、このM.B.作の方が忍耐を強いられると。

 B面も同様の路線であるが、後のLPアルバム郡につながる「音」は聴き取れる。
「Regel」「Menses」「Das testament」へと。
 この真理の諸限界とは乗り越えてはいけない諸境界なのだろうか?それらが内に閉じこもるとき、境界のある種の通過が不可能ではないように思える。
 内に閉じこもったM.B.は自爆的に炸裂した! これから「Menses」あたりを聞き返してみようか?
 セネカに感謝して本作を終了する。

 まあやはり本作は初期M.B.の研究者・コレクターの方々向けですね。私には手におえないものであった( ゜∀゜)ノ

 さてデリダの2章「到着を待ー期する」を読み進めていこう。

  自宅書斎にて [y27dx]
Hunting Lodge

Hunting Lodge-Necropolis 1993 DV17 SPK

2007-09-28 12:51:19 | Industrial EBM
Hunting Lodge-Necropolis 1993 Dark vynil




 本日も某学校法人へ出張。なんやかんだでいつの間に月末の各種締め処理の日になってしまったので、食事会は欠席でボリュームのある中華弁当とクオカードを頂いてきて、即勤務地へ。弁当はボリュームがありすぎて残す。デザートはお萩… 洋菓子好きの私ですがたまにはいいでしょう( ・∀・)ノ

 でアイシーンを1本吸いブレンドを飲みながらHunting Lodgeを聴いている。

 [1]「Tribal Warning Shot」は女性のボーカルをフィーチャーした軽いインダストリアルでなかなか良いではないですか ヾ(^ー^)ゞダンス

 [2]「Nomad Souls 」は彼らの2ndアルバムのタイトルナンバー。1stがたいしたことのないインダストリアル・ノイズ(ラストのインダストリアル・ビートはいけるが…)であったが、彼らの初期のエクリであるブラックマジック・インダストリアルの面影を残している。今年eBayで売り払ってしまったがオーストリアの黒魔術系音楽レーベルからのコンピレーション作「The Beast 666」中の「Learn To Will I」がクールでオススメです( ゜∀゜)ノ

 でこのCDは2ndアルバムやシングルの作品をコンパイルして発売された作品ですが、内容的にはまずまず良いが現在廃盤で入手にちょっとしたアポリアが…

 [4]「Born Of Fire 」は初期の黒魔術的要素を廃し、吹っ切れたメタル・パーカッション・インダストリアルで、久しぶりに聴いてみると結構いけますねーヾ(^ー^)ゞダンス まあ本作のようになかなかいけるエクリもあれば「うーん?」って感じの作品もありですが、80年代インダストリアルの雰囲気は感じ取られますう。

 いずれの作品もメタパーが基調かな? 流石にあのSPKには敵わないながらも頑張ってるって感じですか。完璧にのりのりではなくエクスペリメンタルな表出はご勘弁願いたい。その手のは個人的に好きではない(=゜ω゜)ノ

 しかしひたすらメタパー・インダストリアルが続くなあ

 「Nomad Souls (Never Ending Version」が終わりラスト「Tribal Warning Shot 」がまずまず☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! ライブバージョンだが音質はまずまず良好だし、なかなかクールな作品でいい。ヾ(^ー^)ゞダンス

 彼らはアメリカ大陸のインダストリアルの先駆者の1ユニットであったが、インダストリアル・EBM全盛期のわが国のバブル期に活動を停止し、やや伝説的になっているようだ。
 まずまずの作品ですし毛色の変わったインダストリアルアルバムですから、インダストリアルの好きな方々は聴いてみるのも乙でしょう。

 さて、月末処理だ!勿論少々の残業は覚悟しています( ゜∀゜)ノ

  職場にて [y27dx]

 

 

Cabaret voltaire-Live In Sheffield 1991キャブス SPK

2007-09-27 13:48:44 | Industrial EBM
Cabaret voltaire-Live In Sheffield 1991 Elektra




 今週の連続出張で今日は都内某学園に行き軽食を食べた後、勤務地に戻りアイシ-ンを1本吸い歯磨きする。「お車代」が現金と言うのが話せますね( ゜∀゜)ノ 勿論交通費は職場から出張旅費として別途もらう( ゜∀゜)ノ で、今ブレンドを飲みながらPressure Companyと言うCabsの変名プロジェクトの1982年のライブ作品を聴いている。まあ昨日のCabsのB面ですうねー( ゜∀゜)ノ

 出だし「War Of Nerves」から初期キャブスの表徴ですねキャブス風インダストリアルで昨日紹介した作品よりテクノではなくインダストリアル。ボーカルの浮上がありませんがまずまずの出来ではないでしょうか?

 「Wait And Shuffle」の安物のカシカシしたリズムボックスやキャブス独特の電子音の浮遊は80年代インダストリアルの好きな方にはたまらないでしょう。チープなリズムにのって ヾ(^ー^)ゞダンス

 まあ聴きながらこまごまとした諸作業をやっている訳ですが、アンビエント的に聴けますねー( ・∀・)ノ

 [3]「Get Out Of My Face」は「2X12」所収の類似タイトル曲のライブバージョンです。スタジオ録音の方は狂ったような叫び声が浮上しましたが、ハチャメチャなのりが続きちょっとハイになるランナーズハイ!☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
 途切れずこのハイテンションのまま終わるのか?

 ラスト「Vitrious China」おっインダストリアル・メタルか?しかしやはりCabsはCabsだ。流石壺を押さえている。
 こうしてライブ向きの曲をライブで上手くアレンジしてしまう技量などは、後のテクノ路線に受け継がれていく。

 いやー、Cabsらしい好ライブでした( ゜∀゜)ノ

 さてコーヒーを入れなおして、今日はこの後偉い先生もいらっしゃることだしデスク周りを整理整頓しなければ!

  職場にて [y27dx]

Cabaret Voltaire-The Drain Train 1991 キャブス SPK

2007-09-26 13:40:38 | Industrial EBM
Cabaret Voltaire-The Drain Train 1991 Elektra




 本日は午前中は某法科大学院へ出張後、1時くらいに勤務地に到着。アイシーンを1本吸いブレンドを飲みながらキャブスを聴いている。

 いやー、今週は出張続きで慌しい。昨日は寝不足で体調が悪くなり早退して早く寝た。そのおかげか今日は体調がいいです ヾ(^ー^)ゞダンス

 で今キャブスのThe Drain Train を聴いている訳ですが、本作元はマキシシングルで確か「Code」アルバムの頃の作品だ。

 キャブスの独特のインダストリアル路線からテクノ路線へのシフト期の作品らしく、ゆったりとしたダンスナンバーが展開されている。
 テンポがMinistry-halloween mixとかに似ており、ミニストリーのAlも本作を聴いたことでしょうね。

 [3]「Electro-Motive」がのりのりのダンスナンバーで☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! 綿棒で耳かきしながらじっくり聴き込んでみましょう ヾ(^ー^)ゞダンス
 音色がもろ80年代と言う感じですが、80年代のこの手のエレクトロ系はぶーになって久しいし、まあ楽しめます ヾ(^ー^)ゞダンス

 続いて「Shakedown (Version)」「Shakedown (Dub)」とエクリした80年代電子系ダンスナンバーが身体を動かさせますう (´-`).。oO

 個人的には90年代初め頃のテクノが今でも好きな訳ですが、80年代のCabsの活躍がなければ90年代にあれほどの素晴らしい作品群はリリースされなかったでしょう。例えばMBMのJack DangersのCabsに対するリスペクトは有名で名作「Satyricon」ではもろキャブス(Western Mantraでしたか?)をサンプリングしていたし。

 で「Shakedown (Dub)」で幕を閉じる訳ですが[Dub]はここ数年マイブームの1つになっていまして、先のMBMやらRenegade SoundwaveやらのDub作品でヾ(^ー^)ゞダンス
ってところです ( ゜∀゜)ノ

 自宅を建て替えたときに書斎を防音仕様にしたのは、別に家人に隠れてへんなことをする訳ではなく、こうしたテクノ系音楽を大音響で聴ける環境にするためと、もう1つの趣味である無線で夜中でも珍しいカントリーと交信する時思いっきり「ジャパーン!」と叫べるようにするためでした。

 はい一丁終わり。最近のテクノがつまらないと思っている方も多いと思います。そうした方々に本作の様な80年代の作品群をオススメします( ゜∀゜)ノ

 さて、まず報告書を仕上げよう。

  職場にて [y27dx]

autechre-Amber 1994 Warp オウテカ aphex twin

2007-09-25 13:45:06 | Ambient Techno
autechre-Amber 1994 Warp Records




 本日は出張後1時ごろ勤務地へ。講演会・説明会の後の食事はチキンソテーをメインにしたディッシュでデザートは杏仁豆腐。「お疲れ様~」と声がかかる。職場の若い女の子だ。担当部署が違うので別に親しい仲ではないが20代半ばの若さ溢れる女性から声をかけてもらうのは楽しいものだ。ニナリッチの仄かな香り…ホテルへ - いやお互い忙しい身だし、実は私は連休中冷えたせいかお腹がくだり気味で( ゜∀゜)ノ 

 で正露丸を服用しアイシーンを1本吸い、気分を変えてブレンドを飲みながらオウテカを聴いている。

 しかし昨日のM.B.にはまた結構なアクセスがありましたあ(;゜д゜) 下手なテクノやインダストリアルよりは遥かに。最近の彼は評価されているのかなあ?私はここ10年の作品は全く購入していないので不明。日本盤が発売されているのは知っていますが。

 でこのオウテカの人によっては「最高傑作!」ともエクリされる「アンバー」、私ももちろん好きです。ただ初期の作品なのでアンビエント感が素晴らしく読書や諸作業のBGMにかけることが殆どになっています、最近は。こうしてじっくり聴くのは何か久しぶりだな(´-`).。oO

 [3]「Silverside」がオウテカ流アンビエント・テクノでいい気分に。
 [4]「Slip」はアンビエント・IDMか?ほのぼのしてくる(´-`).。oO

 まあこうして個々の作品を取り上げなくてもアルバム全体の統一感が素晴らしい!1st「Incunabula」や本作後の「Tri Repetae」も好きではあるがオウテカとしてはやや平凡な作品の中に☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!と言う作品がちりばめられている印象だが、この本作は次々と良い。

 私が彼らの作品を初めて購入したのが「Garbage」とパロールしたと思うが、その良い作品に当たったため、遡って本作や「Incunabula」そして弾けるマキシシングルを輸入しまくったのがもう10年以上前にもなるか…

 オウテカの名はテクノ界においてAphex Twin=リチャードの名とともにクラシカルになってゆくだろう。いやはやこのWarp Recordsも凄いアーティストを送り出したものだ。Richard H.Kirkの変名プロジェクトやLFOなども送り出しているし。

 もう特に何も語ることはない。こんな素晴らしい作品は貪欲に聴いて楽しむのが一番だろう。クラシカル界の名指揮者=カラヤンのそれらのように( ・∀・)ノ

 さて今週は今日を初めに金曜日まで連続出張で忙しい。eBayで売れた品を発送する準備などで実は3時間くらいしか寝ておらず、実は寝不足だったりもする。しきあし「リタリン」http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%BF%A5%EA%A5%F3
が処方できなくなるようですね、日本の医者の臆病さにはあきれ果てるばかりだ。あんなに元気になれる医療薬は麻薬以外にないでしょうね。

  職場にて [y27dx]

M.B.-Voyeur Tape 1995 Murder Maurizio Bianchi SPK

2007-09-24 13:22:30 | Noise Industrial
M.B.-Voyeur Tape 1995 Murder Release




 週初、今週のスケジューリングをする。9月は先週に続き月曜日が祝日となり連休はうれしいが、前のように飛び石で週の半ば辺りが休みと言うのも仕事での疲労が取れて良かったような…
 土曜日は午前中妻と近くの大型書店に行き、また哲学書を購入。その後不二家でパフェを食べて夕方は無線遊びをするため滑川町へ行ってきた。
 昨日は読書三昧!BGMはオウテカ(Autechre)をかけまくる。いやー、やはりオウテカは初期から中期の方が断然良かったなあ(´-`).。oO 「Anti」から「Tri Repetae++」を編集して勝手に「Autechre-Ambient Works」なんてCDRを作った。これは明日から通勤時の車の中で楽しもうっと☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!

 で今朝はeBayに出品していたものが終了しインボイスを送ったり⇒
http://my.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?MyeBay&CurrentPage=MyeBaySold&ssPageName=STRK:ME:LNLK
もういらなくなったものを捌いて$152ほどになりましたあ( ゜∀゜)ノ 私のこのブログをご覧頂いている方なら、テクノ系の作品を山ほど所有して、要らないものも絶対あると思うのでeBayを活用されてはいかがでしょうか?私はヤフーオークションと使い分けしてまーす( ゜∀゜)ノ そんな訳でヤフオクにも出品し⇒
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/mystatus?select=selling
ぜひご入札を! 

 で妻とブランチを食べ、ちょっと書斎を片付けガテマラ・ドリップを飲みながらM.B.を聴いている。

 先日紹介した「S.F.A.G 81」のアクセスがかなりあったので、2匹目のどじょうって感じですが、内容が全然違う。「S.F.A.G 81」にはいわゆる「アンビエント感」がありかなり内容がよく聴いて良し。ってエクリでしたがこちらはインダストリアル・ノイズだな~ヽ(´Д`;)ノ

 小作品が60分ほど展開されているのですが、曲名などの詳細が記載されていないので細かいことは分からない。初回版がYHRというマイナーレーベルからの販売だったことぐらいですか、お伝えできるのは。

 そうこうエクリしているうちにA面終了。

 よし綿棒を取ってきて、まさに耳をかっぽじってB面は聴いてみよう。

 なんと言ったら良いのか、まあ初期M.B.のエクリ( ・∀・)ノ インダストリアル・ノイズ… 「覗視屋」ってタイトルがポール・ボヴィリオの「パニック都市」のエクリを想起させる。スラヴォイ・ジジェクならもっとえげつないエクリをするだろうな、まあそこがジジェクの面白いところでもある。- 何と言うか前衛的。このシリーズの作品だと「テクノロジー」シリーズの2作の方が個人的には好きですねー。かと言ってそう悪くもなくて読書のBGMにもいけるかな?かと言って無理して聴くこともないか。オウテカなど聴いている方が1000倍気持ちいいし。

 と言うことで本作はM.B.の研究者・コレクターの方向けでしょう。
 今度の日曜か月曜の朝eBayに出品する予定です。え、なぜ朝っぱらから出品するの?って。「時差」があるからです。中学生の時に社会で習ったでしょ、私は無線が趣味なので小学生の時から存じてましたが- 日本の朝は北米では午後ですし、ヨーロッパでは寝る前のネットタイムですから。

 さて明日から4日連続出張かあ(=゜ω゜)ノ これからスケジューリングをしっかりやって、午後はAphex Twinを聴きまくりながらベルナール・スティグレールの書を読破して楽しもう。

 [y27dx]


Test Dept.-Beating The Retreat 1984 TEST2-3 SPK

2007-09-21 13:07:20 | Industrial EBM
Test Dept-Beating The Retreat 1984 TEST2-3



 さてあっという間に金曜日。今日後半日仕事を頑張れば連休だ。で、役得でマックカードが10数枚手元にあるのでそれで月見バーガーセットを食べてきてアイシーンを1本吸いモカをのみながら、今日はTest Dept.を聴いている。

 彼らの場合デビュー作「Compulsion」がなかなか疾走間のある元気いっぱいのインダストリアルでクールであった。疾走間といえば昨日のCHROMEはかなりのアクセスがありうれしい限りですう\(^o^)/

 で本作はどうもその疾走間はない感じ。まだ2曲目に入ったところだからこれからバリバリの疾走間をもたらしてくれるかも( ´∀`)

 女性コーラスの使用は中期(バブルの頃?)に花開くわけですが、本作では当時大好きなSPK他ノイバウテンらと共に当時の流行であったメタル・パーカッションのエクリです。そう悪くは無いですが、そう☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! って感じでもない。まあボーカルの声質がPortion Controlのそれらと似ており元気はある。
特に「Inheritance 」あたりがそうですかね。

 この金属メタパー、好きな方は好きなんでしょうね。私はSPK-Metal danceがいまだに大好きで-す!d(゜∀゜)b

 「Cold Witness 」おおこの暗い展開は後のFLA辺りに通ずるものがあるな。まあまあですね。当時のノイバウテンよりは好きだなあ本作の方が。

 本作は12"マキシシングル2枚組みでたしかBox入りで、もう原盤はとっくに処分して今はCDRに焼いたので聴いているわけですが、限定盤だったらしく結構な値段で譲ったような記憶があります。90年ごろ彼らに興味を失って、それ以降の作品は聴いていませんが、合う人には合うでしょう。結構個性がある作品つくりをしていますので。

 で「The Fall From Light 」はエクスペリメンタル。この手のジャンルは好みではありません。メタル音の浮遊が救い、といった感じ。
 ラストにかけて「Sweet Sedation 」が良い。メタパーが復活しチェロ?の浮遊もあり力強いボーカルも。やはり一番インプレッシブなのが荒れ狂うメタルによるリズム隊ですね、これはまずまずで ヾ(^ー^)ゞダンス

 ラスト「Spring Into Action 」はTGの人ジェネシス.P.オリッジがプロデュースしたようですが、その割にはまずまず良く出来ているかなあ( ゜∀゜)ノ 右から左へと走るメタパーに若く荒々しいボーカルの初期のインダストリアルのエクリだ。電動のこぎりの強烈なサウンドがなかなかのスパイスだ。

 とは言えやはり「Compulsion」の方が全然良かったなあ。まあ★3つ半ってところでしょうか?

 さて午後の業務に取り掛かろう。終われば明日から連休だ!\(^o^)/

  職場にて [y27dx]
 

CHROME-Alien Soundtracks 1990 Touch&Goクローム

2007-09-20 13:03:58 | Industrial EBM
CHROME-Alien Soundtracks 1990 Touch&Go




 今週は出張なし。来週は火曜から金曜日まで連続出張だ。なんか外が暑いので宅配のピザ「ビスマルク」をジンジャエールで食べ、アイシーンを一服しヨーロピアン・ドリップを飲みながらマイブームのCHROMEを聴いている。

 「Half Machine Lip Moves 」とのカップリングCDでそちらは先月か7月に紹介したと思います。

 本作は「Half Machine Lip Moves 」中の「A Cold Clamey Bombing」やタイトル作の様なコレキタ☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! と言う作はそうないが、路線的にはほぼ同様ですし、本作の方が2ndアルバムで先に発表された。

 で1曲目「Chromosome Damage 」は☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
ガレージ・インダストリアル!極小化したグローバリズムにおける砂漠化。作曲当時エッジとクリードがそうした現代のハイパーインダストリアル時代の到来を見据えていたかどうかは分からないけど、そんな「場所の黄昏」のエクリがよぎる。

 3rdと同様な路線であることは冒頭に言及したとおりですが、何なんだ、この凄い疾走感は!
 もちろん彼らも作を重ねるごとに力量を挙げ、完成されることのない未完成、特に「赤い露光」がよろしいですよ( ゜∀゜)ノ

 そういえば本作はタイトルの通りサウンドトラックでありまして、伝聞では3流ハードコア・ポルノのサントラに使用されたらしいです。確かにそういったいかがわしい映像にもピッタリかなあ。

 確かに[Nova Feedback ][Pygmies In Zee Park ]あたりはサントラ風ですね(´-`).。oO
 これらなら読書のBGMにもいけるかな?私が主に音楽を聴く時は読書のBGMにかけることが多いので、そこでアンビエントやアンビエント・テクノが好きですし、良く聴く訳ですが、このCHROMEとかのインダストリアル系は車の中か、今のように職場での休憩時間に聴くことが殆どですね。まあ、上手く使い分けているつもりですけど( ・∀・)ノ

 そうこうエクリしている間に曲が疾走してゆき、「Slip It To The Android 」が不気味な明るいエクリでよろしい。「赤い露光」中の「電気椅子」もタイトルとは裏腹に変にテンションの高い不気味な作品であることを想起させます(;゜д゜)

 そして疾走し続けた本作も「Magnetic Dwarf Reptile 」で幕を閉じる。後のシンセを多用した作品群に繋がる好ナンバーですね。

 クロームといえば先週eBayで「Blood On The Moon / Eternity」を見かけたので入札したのですが、なんと終値が70ドル近くまで行き敗退しましたあ。だって発売当時10ドル以下で入手した作品にそんなに出すのも馬鹿らしくて…

 さてさてそろそろ午後の業務をさっさとこなしてさっさと帰宅したいなあ。

  職場にて [y27dx]

Aphex Twin-26 Mixes For Cash 2 2003 エイフェックス・ツイン

2007-09-19 13:21:19 | Ambient Techno
Aphex Twin-26 Mixes For Cash Disc1 2003 Beat Japan




 今日はランチにクラブハウスサンドを食べて来て、アイシーンを1本吸いホテルご用達のマキシム「こだわり磨き豆」ドリップを飲みながらAphex Twinを聴いている。

 Beat Recordsの日本盤2枚組みでDisc 2は以前取り上げたと思うので、今日はDisc 1を聴いている。

 1曲目「Time To Find Me (AFX Fast Mix)」からいい(≧∇≦)b 「Ambient Works」からも伺えるように、リチャード・D・ジェイムスはこうした女性のボイスをサンプリングしたアンビエント・テクノを作曲すると素晴らしく美しいエクリとなる。もっとも本作はremix集でありリチャードのオリジナルではない。ただテクノモーツアルト=リチャードによると「僕が出来の悪いクソだと思った曲しかremixしない!」と発言しているように、彼のremix作は元のオリジナルをremixしていると言うより、最初から自分で作曲しているのでは?と思うくらい原形をとどめていない作品が多いのも確かですね。

 [2][3]とやはり女性ボイスのサンプリングを使用した力作が続く。うん、この「こだわり磨き豆」も美味しいですな。いつもの職場用のモカとは一味以上違いますう ( ゜∀゜)ノ

 この説明不要の現代テクノ界の最重要人物=AFX、リチャードについては説明不要でしょう。Disc 2が彼のもう一つの側面である暴力的なIDM・エレクトロニカの表出が多いのに比しこちらのDisc 1の方は今のところアンビエント・テクノ路線の曲が続き、ほのぼのと浮遊する(´-`).。oO S.A.Wでは「Xtal」をリピテションして睡眠導入時に良くかけていた時期がありました。最近はEnoのアンビエント・シリーズにお世話になっています。最強の睡眠薬=ベゲタミン他4種類も服用しても寝つきが悪いんですう( ・∀・)

 でまあリチャードとしては普通の出来の曲は飛ばしてっと。頂き物のモロゾフのチョコレートをつまんで、甘いもの好きなのになんで太らないのかな?( ゜∀゜)ノ

 [6]「In The Glitter Part 2 (Aphex Twin Mix)」はわが日本の「バクチク」のremix。原曲を聴いたことはないが、第3世界のプリミティブなテイストのなかなかのIDMダンスでヾ(^ー^)ゞダンス まあいい感じです。

 [7]「Zeros And Ones (Aphex Twin Reconstruction #2)」で再びアンビエント・テクノ!他のWarpレーベル傘下のユニットでこういった作品を出しているユニット、B12とかLFOとかRichard H.Kirkとはまた異なるテイストですね。Richard H.Kirkもまた大好きなアーティストです。

 [8]はアンビエント・IDMとでもアジェクティブしてみましょうか。やはり女性ボイスのサンプリングを巧に使用した、気持ちのいい作品です。

 後半はデジタル・ロックのremixであまり手を加えていないのかなあ。この路線はあまり好きではないです。

 [12]「The Beauty Of Being Numb Section B (Created By Aphex Twin) 」はNine Inch Nailsをremixしたもの。ナイン・インチ・ネイルズは今年の「イヤー・ゼロ」まで付き合ってしまったので原曲を知っているので、これは原曲の方がしっくりしてた。

 でラスト「Let My Fish Loose (Aphex Twin Remix)」はわが日本の竹村のぶかつのremix。またまた女性ボイスのサンプリングを使用しアコースティック感のあるギターや浮いたり沈んだりする電子音の浮遊がまずまずですね。

 このDisc 1では以上のように個人的には前半のアンビエント・(テクノ)路線が素晴らしくて大好きです。Beat recordsもいい仕事しますね。日本版で2枚組みでたったの2800円!テクノ専門家の三田格氏の開設も付属しています。まだお持ちでない方はぜひ!

 さて、午後はパソコンでの作業がメインになる。これ以上視力が落ちませんように…

  職場にて [y27dx]

YMO-Live in London 198? イエロー・マジック・オーケストラ

2007-09-18 13:36:13 | Techno Pop
YMO-Live in London 198? イエロー・マジック・オーケストラ




 今日は出張もなく平和な1日の予定であったが、出勤後のメールチェックで新たな仕事が増えそう落ち着いてもいられない状況になる。で宅配のピザ「ミラノサラミSサイズ」とオレンジジュースと言う簡素な昼食をとり、先ほどアイシーンを1本吸い自宅から持参したヨーロピアン・ブレンドをいれて、久しぶりにYMOを聴いている。

 それにしても昨日取り上げたM.B.意外に多くのアクセスがありましたあ( ゜∀゜)ノ
ここ10年の作品は全く聴いていないが初期の頃のM.B.作品はCDRに焼いたものが10数はありますので、気が向いたらまた取り上げましょう。

 で、このYMOのロンドンでのライブはだいぶ前に私のやっているテクノ系サークルのメンバーの方にダビングしていただいたものでカセットで聴いている。アナウンスによると「4枚のアルバムを発表」と言っているので1985,6年あたりのライブだと思うが詳細は分かりません。

 まず「Hit Indo the Mask」から始まる。

 次「Rydeen」☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! テクノファンの方には説明不要のテクノポップの大名作ですね。同じ日本人として彼らの活躍は、日本テクノの素晴らしさを世界中に広めた先駆者として、誇りに思いますね。

 Kraftwerkがテクノ寄りなのに比しYMOはポップ寄りかなあ?実はKraftwerkは全アルバムを聴きましたがYMOはそれほど聴いていないので、あくまで主観ですが。

 ボーカルがライブに近いので、もっと大胆にエフェクターを通してメカニカルなボーカルにすれば私の好みに近くなるでしょうか?

 Kraftwerkのそれがエクスタシー的消費であるならば、YMOのそれらは「エクスタシー的コミュニケーションのリアルタイムであって、人間的?エクリではありますね。この辺の好みは人それぞれパラダイムが異なりますから、各人の好みでしょう。

 「中国女」「Radio junk」となかなか良い作品が続く。なんかほのぼのしてきましたああ(´-`).。oO ロンドンのオーディアンスも熱狂しています ヾ(^ー^)ゞダンス
 「Rydeen」が典型的ですけどYMO独特のメロディーラインもたまにこうして聴いてみると何か新鮮に感じます。睡眠導入時には向きませんが( ・∀・)

 そして「ザイカントンボーイ」でこの熱狂的なライブも幕を閉じる。

 自宅には坂本龍一の作品が数点あるのでまたそのうち紹介しましょう。

 さて、そろそろ午後の業務に取り掛かりましょうか。

 ※この作品のジャケ画像がありませんので、ハセキョーをUPしときますヾ(^-^;)

  職場にて [y27dx] 

M.B.-S.F.A.G 81 Broken Flag 1983 Maurizio Bianchi

2007-09-17 14:13:54 | Ambient
M.B.-S.F.A.G 81 Broken Flag 1983




 この3連休を皆さんは同お過ごしでしょうか?私は、土曜日はMy Webをちょっと更新したり読書して(もちろんテクノを中心に音楽を聴きながら)有意義に過ごせましたあ。 My Techno Site⇒
http://www.geocities.jp/miradol7/
BGMをCHROMEに変更しました。いやあなんか最近CHROMEにちょっとはまってるかなあ( ・∀・)ノ で日曜日は夕方から無線を楽しみ7/10/14MHzの3Bandでアフリカのマダガスカル領のレアな島であるアガレア&セイント・ブランドンアイランドと更新できましたヾ(^ー^)ゞダンス で今日は外は残暑が厳しいのでエアコンの効いた無線室でコンテストに参加していたのですが、プロパゲーションが悪く中国・四国地方以外はカスカスで30分で止める。無線的には今年がボトムで夕方にならないと全国的にはオープンしない(;゜д゜) で読みかけのポール・ヴィリリオ「パニック都市 メトロポリティクスとテロリズム」を読む。哲学書の感想などは無線の方のBlogに時々UPしているので興味がありましたらぜひご訪問ください。

 さて、そのBGMに久しぶりにかけたM.B.の本作がかなり良かったのでリプレイしながら紹介しましょう。そうそうこの手の作品を10数点ほどeBayに出品していますのでアカウントをお持ちでしたらぜひBidしてくださいね( ゜∀゜)ノ こちら⇒

http://search.ebay.com/_W0QQsassZnickseki7QQhtZ-1

 元々本作は「Symphony For A Genocide」と言う1981年!の悪しき思想に犯されていた頃(その典型が「Leibstandarte SS MB 」名義の数作…)の反省と内省の
産物で同様remixされた作品は私が所有していた作品では「Re create Menses」と「Re create MUUNH」がある。10年位前に突如復活したM.B.の作は1枚聴いて、会わなかったのでその後の作品は全く聴いていない。

 本作ではオリジナルのM.B.ことMaurizio Bianchi のクリエーティブなインダストリアル・ノイズの面影をリメインしつつ、アンビエント・インダストリアルの作風に転変させている。

 深いディレイによる残響音効果が印象的だ。オリジナルがチープなリズムボックスを多用したテクノ風であったのに比し、こちらはリズム感が取り払われている。
 
 なかなか独創的な展開でありポール・ヴィリリオのいわゆる第三千年紀 - 現代のハイパーインダストリアル時代、後期資本主義時代とも言う - における匿名的で脱領土化されたハイパーテロリズムの対兵器的カオス」というエクリが納得できる。
 対するに強力な対パニック的兵器をプログラミングするアメリカの戦略・戦術は私たち日本人をも巻き込みながら破滅へと向かっているように、私には思える。もちろん反米的であるだけでなく反イスラム原理主義のポジシオンに私の思考はあるのだが。

 後半がアンビエント感が相乗的に高まり良い展開になっています(´-`).。oO

 原盤はナチスドイツ時代の各地の強制収容所が曲名に冠されていたりで危ない内容であったが、remixによってはここまで変化するんですね。

 私が今聴いているのは初版のBroken Flagという1980年代に興隆を極めたノイズ系のマイナーレーベルのカセット作品ですが、これが先に言及した原盤と2本組みのセットのみでの販売と言うこともあり入手は難しいと思いますがCDで再発されていますので、そちらはeBayなどでも時々見かけますしCDの方は比較的容易に入手できると思います。

 インダストリアルなアンビエント、いや違う「アンビエントなインダストリアル」を聴いてみたい方にはオススメします。さて「パニック都市」を読みきってしまおう。

 エアコンの効いた無線室にて y27dx

Autechre-Envane 1997 Warp オウテカ 慶応大学病院

2007-09-14 13:26:00 | Abstract Electronica
Autechre-Envane 1997 Warp




 今日は出張なし。月半ばでもあり割と業務も少なく - やろうと思えば際限なくあるのですが… - まあ平和な日である。久しぶりにファミレスでパスタを食べて来て、カフェオレを入れてオウテカを聴いている。

 先ず結論から言うと大変良く出来た作品でオウテカの良き頃のエクリ。アルバム「Chiastic Slide」と同時期の作品ですから、現在から俯瞰すれば中期オウテカのエクリと言っていいでしょう。

 [1]「Goz Quarter 」からして☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! アブストラクトな電子音に硬質な、金属的ではない、鉱物、例えばダイヤやエメラルドやクリスタルのような質感のあるリズムが魅力的。いいなあ!

 [2]「Latent Quarter 」は初期の頃のアンビエント感あるメロディーとは異なるが、メロディーラインがIDMでヾ(^ー^)ゞダンス とう言うより、睡眠導入時に聴くのも意外と良いかも。

 [3]「Laughing Quarter 」は[1]ほどではないが、やはりオウテカらしい偶発的故障?まあいわゆるグリッチ・ダンス・ミュージックでヾ(^ー^)ゞダンス
 まあ無理にダンスする必要はありません。メロディーラインは割りと初期の頃の彼らを想起させてくれるのですが、リズムのパートがグリッチ。オウテカ唯一のインダストリアル的エクリであった「Anvil Vapre」の1曲目と割と類似する部分もある。

 ラスト「Draun Quarter 」も良い出来具合と思いますう( ゜∀゜)ノ
最近の彼らのそれらとは異なり別に複雑系?でもなく、個人的にはのりのりのIDM。
ドウルーズの「差異と反復」がよぎるリズムが止み、初期の頃ほどでもないがアンビエント感ある電子音が浮遊し、僅かに残響して終わる。

 オウテカファンにとっては絶対はずせない、重要なシングルと思います。

 それにしても辞任した安倍元首相、鬱病にかかっていたようですね。食欲減退、不眠、性欲減退って症状がそう。最初は軽い抗鬱剤とデパスとかベンザリンなど私にとっては軽い安定剤が睡眠導入剤として処方されるんでしょうね。いっそ強力精神割賦剤=リタニンでも飲んで、頑張れなかったのか?

 さて、午後は調べ物(読書)中心の業務がある。さっさと取り掛かりますか。

  職場にて [y27dx]

Die Warzau-Funkopolis 1991 Atlantic SPK

2007-09-13 14:24:16 | Ambient Techno
Die Warzau-Funkopolis 1991 Atlantic




 本日出張後、勤務地に到着。今日の出張先は勤務地に近いところだったので楽ではあったが、「お車代」がJRのオレンジカードか… ホントにお車代だな。まあそれほど努力しなくてもたくさん学生さんが集まる学校法人だから強気な訳ですね。
( ・∀・)ノ
 でアイシーンを1本吸い、モカを入れてこのところ何回か取り上げているDie Warzauのマキシシングルを聴いている。

 昨日は有給休暇で殆ど自宅でゆったりと過ごせたが、久しぶりにこのDie Warzauのビデオクリップなどを鑑賞した。初期の「Welcome To America」のクリップは明らかに反米的なクリップで、なんか血が騒ぎました☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
病める国アメリカ、軍事大国アメリカ、大格差社会アメリカ。

 その点こちらの「Funkopolis」のクリップはビジュアル面をエンファサイズしていましたあ( ゜∀゜)ノ 
 1曲目がおそらくアルバム「Big Electric~」所収のオリジナルバージョンで、残り7曲!が全て「Funkopolis」のremix。まさにファンクでファンキーなノリの良い曲で原曲は悪くはないのですが、アシッド・ハウスやTrip-Hopなど様々なバージョンのmixが延々と「Funkopolis」!と続くと正直単調なインプレッションですねーヽ(´Д`;)
 ちょっと頂き物の「たくみ焼 サラダせんべい」を1枚食べよう。

 まあ復活作「Convenience」で新たに彼らのファンになられた方は、視聴してみるのも良いでしょう。

 昨日のMBM-In Dubにはかなりのアクセスがありましたが、今日はどうなるか…

 それにしても安倍さん辞任しちゃいましたね。最悪のタイミング、とも言われていますが今後の政治的行き先を見ないことには判断を下せないのでしょうか?もちろん私は左派リベラリストですから自民党の混乱は願ったり、というところですけど。

 さて、さっさと本日の資料をまとめて報告書を作成してしまおう。

  職場にて [y27dx]

Meat Beat Manifesto-...In Dub 2004 QS155

2007-09-12 11:17:43 | Ambient Techno
Meat Beat Manifesto-...In Dub 2004 QS155




 本日は年次有給休暇をとり自宅でくつろいでいる。9時ごろはかなり凄い雨降りであったが、今は小降りである。

 先ほどまでは、日本版が待たれていたジャック・デリダの愛弟子でもありフランスを中心に世界的に認知されつつある、ベルナール・スティグレール「愛すると言うこと 『自分』を、そして『われわれ』を」を読んでいた。訳が良いこともあってか透明感のあるエクリチュールだ。
 「象徴の貧困」「現勢化」も翻訳版が出版されているので、ジャック・デリダの研究者や好きな方には推薦します。

 さてそうこうエクリしている間にMBMの快進撃が続く。
 アルバムのタイトルの通り「Dub」が基調であるが、J.dangers得意の分野=ブレークビーツの表出もある。前作「RUOK?」に続いて大人向けのエレクトロ・テクノの路線でお気に入りのアルバムです( ・∀・)ノ

 5曲目「Super Soul Dub 」あたりは彼らの初期の頃の面影がほんの僅かに仄かに聞き取れる。「99%」当時はJ.dangersも若かったが、リスナーである私もまだテクノ若造であった。年齢を重ねると共にパラダイムを転換するのは困難になる、と言うことは通例であるが、パラダイム転換が重要です。仕事でも。
 デリダ的に定点の不在を引き立てながら、生きる現在の不可能性を、その純粋性を外部/他者にさらしていく否定性。

 9曲目「Retrograde Dub 」☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!! ついつい繰り返しききたくなる好作品( ゜∀゜)ノ 「Phaze 1」から「Phaze 4」への流れ - 中近東風ともヨーロッパ的ともとれる摩訶不思議なトランス状態に陥る、魅力的な作品。

 [11]「Radiation Dub 」もなかなかよろしい出来具合ですね。時にスペーシーで、時にゲノム解析的?エクリ。これは実際聴いてみて下さい。

 ラスト「Retrograde Pt. 2 Dub We R 1」は[9]の続編でこちらの方がファスト・テンポ。まあ基調は同じなので、いい感じです。リスナー個々の好みによるでしょうが、個人的には[9]のほうが若干好きです。両作ともよく出来ていますが。

 MBMは新作「Archive Things 1982-88 」という2枚組みをリリースしたようです。こちら→http://brainwashed.com/mbm/
 初期の頃の未発表作のようですね。まあ気が向いたら入手しときましょう。

 さて本作を聴いている間に雨がやみました。午後からちょっと出かけようかなあ?でも今週は出張続きであちこち行ってきたから、自宅で音楽と読書をしようか、はてまた無線でもするか?迷うところです。明日も出張だし…
 まあしばらく読書してくつろいでいましょうか。

  自宅書斎にて y27dx

Covenant-Sequencer: Beta 1996 Off Beat

2007-09-11 12:18:29 | Industrial EBM
Covenant-Sequencer: Beta 1996 Off Beat




 本日も出張だが、午後の部に出席のため早めに休憩を取る。13:30からだ。軽食が出ると言うことなので職場のモカを飲みCovenantを聴いてリラックスしている。

 いやーホントお久しぶりCovenant!( ・∀・)ノ
 もう何年も聞いていなかったですね。ちょうどインダストリアルが冬の時代?に入った頃彗星のごとく現れたのが彼らだ。
 アマゾンをちらっと覗くと結構作品が販売されており、本作後も活躍していたようだ。

 1曲目の「Feedback」からしてクール。女性コーラスを上手に使用している。
 作風としてはデジタル・テクノの要素もそなえたEBMの要素も感じ取られるインダストリアル、と言うところか。

 作風・構成は全く違うがボーカルだけはFront 242のJ.L.メイヤーに似ている。

 このOFF Beatレーベルからは当時、FLAや16 Voltなどこの手のインダストリアルの大物の作品をリリースしていたことを思い出す。現在も健在の模様。

 しかしこの独特の冷徹な構成とメロディーは実に久しぶりに彼らを聴いていることもあって実に新鮮に聴こえる。時に叙情的に時に叙事詩的にメロディーとボーカルがハーモニーをなすのですが、ボーカルを抜いたり「音」を構成を編曲すれば、
IDMやアンビエント・テクノも作曲できそうなほど、打ち込みが巧だ。

 とエクリし終えたとたん、スピード感あるインダストリアルが展開される。
 いやークールですヾ(^ー^)ゞダンス

 でラスト11分近い作品「Flux」がまたいい!カキコキしたリズムはオウテカなどのそれとはまた異なるが、インダストリアルと言うよりテクノですね。このリズムがとてもクールで、そこに未来を見据えたボーカルがまたクール。そうしてクライマックスに達したあと、リズム隊が単純にフェードアウトするのではなく、徐々に構成が変化しながら現れまた消えするテクノ的手法も、単純なインダストリアルとは一線を画す。

 いや、久しぶりにいいアルバムを聴いた気がする。Covenantはもう1枚「Dreams Of A Cryotank」と言うアルバムを持っていたが、もはや手元にはなく全く内容を覚えていない… まあ気が向いたら最近の作品でも購入してみましょう。

 さて出張先へは13時前の電車に乗れば楽勝で間に合うな。ちょっとデスク周りの整理整頓をしておきますか。

  職場にて [y27dx]