19世紀の中国は「清王朝」だったが、欧米諸国の侵略などを受けた末に、日本にも戦争で敗れ、対外的に苦しい立場に追い込まれた。 そこで、国内には外国勢力を駆逐しようという動きが強まり、その代表的な例が「義和団の乱」である。
世紀末の1900年、義和団はついに北京に攻め上り、外国の公使館員や居留民を襲撃したため、イギリスなど8カ国は義和団掃討作戦を実施することになった。 その時の模様を描いたのが『北京の55日』という映画であり、チャールトン・ヘストンやデヴィッド・ニーヴンらが出演している。
また、伊丹十三が日本の軍人に扮し、エヴァ・ガードナーが妖艶なロシアの男爵夫人を演じるなど、大いに話題になったものである。 映画は1963年にアメリカによって制作され、当時は歴史劇の超大作として有名になった。
「北京の55日、 55 Days at Peking」サントラ~Brothers Four