矢嶋武弘・Takehiroの部屋

日一日の命
浦和(うらわ)の逆は「わらう」「笑う」である

山口百恵さんと松田聖子さん

2024年11月23日 14時37分04秒 | 映画・芸能・音楽

<2021年12月に書いた以下の記事を復刻します。>

ふと、山口百恵さん松田聖子さんのことを書きたくなった。そうは言っても、私は芸能界や歌の世界についてはまったく素人なので語る資格はない。しかし、なにか語りたくなったのでお許し願おう。一老人、一国民としてなんでもいいから話したくなったのだ。
少し調べてみると、2人は1980年(昭和55年)ごろを軸に、国民的なアイドルとして人気を集めた。
百恵さんは歌手、女優として有名だったが、この年の10月、日本武道館でのファイナルコンサートを最後に、俳優の三浦友和氏と結婚していさぎよく芸能界を引退した。 
最後の生放送は大変な話題となり、また、自叙伝『蒼い時』は200万部を超える大ベストセラーになったという。とにかく、国民的な関心を呼んだのだ。
一方、聖子さんは1980年4月にレコードデビューしたが、その歌声と可愛い容姿で、あっという間にアイドル歌手になっていった。要するに、聖子さんと百恵さんが“入れ替わった”形になったのだ。
流行歌にはまったく素人の私でも、当時の2人の話題や国民的な関心は今でも覚えている。 百恵さんの話はもうしたが、聖子さんは典型的な“ぶりっ子”として有名になり、これを真似する子供たちが至る所に現われたのだ(うちの子供もよく真似ていた)。
また、彼女のヘアスタイルを模倣する若い女性たちが街中に溢れかえったという(“聖子ちゃんカット”)。
このように、百恵さんと聖子さんは、1980年をまたいで国民的なアイドルとして輝いたが、その「生き方」はずいぶん違っていたように思う。 すでに述べたが、百恵さんは結婚を境にきっぱりと芸能界を引退し、以後、家庭の一主婦として家事や育児に専念していく。
一方、聖子さんは結婚や離婚などを経験したが、歌手の道は忘れなかった。この辺のことは、私よりはるかに詳しいファンが大勢いるので省略するが、要するに、彼女は本業である歌手と家庭の両立を実現してきたと思う。
21世紀の現代では、聖子さんのような生き方が、多くの女性の共感と支持を集めるのだと思う。事実、マスコミの調査では(何年か前か忘れたが)、聖子さんのような生き方がうらやましいとか、学びたいという声が圧倒的に多かった。
「生き方」はあくまでも個人の問題だが、これと人生の“運不運”とはまったく関係がない。男女を問わず、誰でも自由に責任を持って生きていけばいいのだ。 百恵さんと聖子さんの生き方については大きな違いがあったが、それはまったく関係のないことだ。
つい先日、聖子さんと元夫の神田正輝さんにとって身内の大きなご不幸があったが、これがきっかけで不肖・私もなにか書きたくなったようだ。(黙祷)。 芸能界のことはまったくの素人なので、年寄りの戯れ言として勘弁していただきたい。
最後に、私もよく聴いた聖子さんの青春のヒット曲を載せておこう。(2021年12月23日)

松田聖子 青い珊瑚礁 動画 1980


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