先日、鈴木大拙館と松風閣庭園のカルガモをアップしました。
その前に、国立工芸館にも行ってきました。
国立工芸館石川移転開館1周年記念展
《十二の鷹》と明治の工芸
webより
明治ほど、その工芸から「熱量」が伝わってくる時代はありません。器の表面から飛び出すほどの彫刻的な細工がほどこされた陶器や金属器、まるで生きているかのようにリアルな表情を見せる動物の置物など、私たちの視線をとらえてはなしません。
そこには江戸から明治へと社会構造が大きく変化した時代にあって、どうにか活路を見出そうとする工芸家たちの必死さがあらわれているようです。
鈴木長吉作《十二の鷹》(1893年)は、アメリカのシカゴで開かれたコロンブス世界博覧会(以下シカゴ
万博)へ出品された後、ベルリンの国立博物館への寄託や個人所蔵などを経たのち、縁あって1987年に東京国立近代美術館の所蔵となった作品である。
鈴木 長吉(すずき ちょうきち、 嘉永元年8月15日(1848年9月12日) - 大正8年(1919年)1月29日[1])は日本の金工家。号は鈴木嘉幸(かこう、よしゆき)。
そんなに年月を経た作品だとは知りませんでした。とてもリアルで素晴らしかったです。
🔻トップはコラージュにしました。 作品を撮るのは許可されていましたが、ブログにアップしていいか分からないので、その他の画像は非公開にして、トップのコラージュと外観と館内だけアップしました。
十二の鷹以外の工芸品は撮影できない作品などもあります。
国立工芸館 外観
明治後期に建てられ、1997年に国の登録有形文化財に登録された木造の旧陸軍施設「旧陸軍第九師団司令部庁舎」(明治31(1898)年建造、元は司令部執務室)と「旧陸軍金沢偕行社」(明治42(1909)年、元は将校の社交場)を移築・活用。展示室部分はRC造で復元して新築し、外観は今回の移築改修に伴い判明した建築当時の色を再現しています。
国立国芸館内
窓の外の作品は前回アップしました。
📸SONY ILCE-7C(α7C)
FE 28-60mm F4-5.6
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