ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

石垣島へ⑩ー過去から学ぶべき事(191115)

2019年11月26日 | 八重山
2019年11月15日 晴れ
午前中の余録はともかく、あと半日。
何だかヘンなアパート。戸締まりだけ完璧な住宅のシャッターにこれだ。自衛官募集が仰々しい。「島を守のはあなた」のお誘いか? 11:30
石垣島にはこんな時代もあったのです。12:20
もちろんこれも。『戦争の放棄』 憲法9条です。沖縄戦を体験しているからこその重みもあったはず。12:23
しかし今、
石垣新港に行く手前にこれが。14:53
1945年3月26日未明 白保基地から慶良間で特攻
無駄死にを美化する碑文。お国のために命を捧げた者への賛美。
中佐とあるが特攻死で2階級特進。
彼、伊舎堂用久大尉(生前)は24歳だった。戦争さえなければ、こんな死を選ばずに済んだはずだ。
そのときの死者一覧。
 彼らを追悼するならば、顕彰にあらず。海の藻屑と消えた若者達の命を追い込んだ国家・軍隊・政治を検証し、私たちの生き方を反省することから始まるはずだ。
 歴史から学ばない者は愚かであり、予見できることを見逃してしまう。今進行中の「島嶼防衛論」も重大な課題だ。私たちは再び愚か者になるのだろうか。


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