連日、気温が高くて暑いですが、
ジョサイア・コンドルの手掛けた建物を
見学してきました。(見学は有料です)
三重県桑名市にある
【六華苑(ろっかえん)】です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/61/474f3352581c7a612ef9678783e22944.jpg)
「日本近代建築の父」と呼ばれた、
イギリス人のジョサイア・コンドル。
そのコンドルの作品で、地方に唯一残っているのが
【 六華苑 】(旧諸戸清六邸)です。
4階建ての塔屋(とうや)が目を引きます。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b5/7bc29393b4ba8bafee995ba1ec4c3844.jpg)
この建物は、二代目 諸戸清六(もろと せいろく )の
新居として大正2年(1913年)に竣工(しゅんこう)。
戦災で一部が破損したそうですが、
ほぼ造られた当時のままの姿で残っているそうです。
この建物の印象的なところは
この4階まである塔屋です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b8/ef5dbb864465dd20120aa0900aca130b.jpg)
元々の設計では3階までだったのですが、
その高さでは揖斐川と長良川が見渡せないため
清六が要望して高くしてもらったのだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b1/44370adb0f74c52056c92ccb82b89e20.jpg)
アンバランスな感じがするけれど
それが逆に強く印象に残る…という
不思議な魅力を持つ建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/37/d39caeb0d22f7604069b433689d86997.jpg)
洋館の説明板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cc/0e8b36fb848a6aec63de866f8f487068.jpg)
庭園の方へ回り込んで見てみました。
見る角度によって建物の雰囲気がガラリと変わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/14/6eda058bd4e86947d7950e5bbb7ef23a.jpg)
洋館だけでなく和館もあり、
建物が繋がっています。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/12/1284a50f736e92ad9eec3cb31594e556.jpg)
洋館のベランダ柵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7b/a4d6a03d0f07cd6a27d2876e077a24c6.jpg)
明治村で見た擬洋風建築を思い出します。
建物の中も見学することが出来ます。
出入口は和館の玄関から。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/32/5e10d968a1f47d444b032351f63643ff.jpg)
中を通って、洋館へと繋がる通路です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/69/174a573b17da22c9f0ff968ec4b6e972.jpg)
中へと進むと、洋館のホールと玄関 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/c9/7df1c6d47730c8768b00640db84a03db.jpg)
ステンドグラスが綺麗!
玄関のタイルは、コンドルがヨーロッパから
取り寄せたものだそうです!オシャレですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/64/aba8777e2ccf7c0f1fb389f423fb9020.jpg)
素敵な玄関ですが
ここを使用するのは主人と客人だけ、だったそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/3a/da1cadc7d47e4837ef023f5504eeeefb.jpg)
ホールから見る螺旋階段(らせんかいだん)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a1/6170a1964418bd10dffe7ba4256048da.jpg)
明治村にある、武田五一が設計した
芝川又右衛門邸(しばかわまたえもん てい)の
階段を思い出します。
各部屋に付いていた電灯スイッチ↓
こんな小さな箇所にもデザインがされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/73/f0d37a11f5350973d5ca98206891d51e.jpg)
さらに、各部屋に設けられている暖炉↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ef/6fdcbe9e6d577e34a81b6b07e0e343da.jpg)
このタイルの色、綺麗です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d1/f9133b21ab4a25c4222e373626e9e5c6.jpg)
照明は派手過ぎず、それでいて凝っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/55/9ef3cb42ed6f732e19a0bfa975675c63.jpg)
コンドルは薔薇が好きで、
モチーフとして使用することが多かったそうです。
食堂です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c9/6748ff736b73e4ab49b9ef780c3c2fa8.jpg)
こんな立派なダイニングテーブルだから、
食事はお茶漬けや蕎麦でなく、豪華な洋食を
食べていたんだろうなぁ(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/83/5126db6d9455a16fbed41c1c7cc1c5f7.jpg)
そして、ここにも暖炉!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d1/223b61a1d40dd7a076ebda7b40ceda0d.jpg)
洋式トイレです。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ef/28f910acae06827211e7a484647a9779.jpg)
この時代に水洗トイレ!
しかも、洋館の玄関で見た同じタイルが使われています。
トイレだけどカッコイイ!空間になっています。
階段のデザインに、ハートマークの透かし彫り ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/95/91b4b7728ae9470bdc19e9827dc49681.jpg)
さり気なくデザインされているのが良いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/88/f4a14e67163f35c0765dc76fe4633f74.jpg)
階段の窓ガラス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/3f/5dffea70f4d327d014a88c0641db6422.jpg)
上げ下げ窓です。このガラス窓の模様も面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/6e/84c5802c5a62821bbfe92641bf78f43a.jpg)
塔屋の円形部分の中はこんなふうでした!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/ad/405da1abb15ca96b9dcefafac9508c9d.jpg)
応接室になっていました。
塔屋部分は建物が円形なので
当たり前ですが、窓ガラスも孤をえがく曲面ガラスです。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/18/fad8bb8ec6105feda62a205c20fddaab.jpg)
当時の日本は、これを作る技術がなかったため
曲面の窓ガラスもヨーロッパから取り寄せたそうです。
塔屋の3階、4階部分は非公開でした…。
上へと続く螺旋階段が魅力的なだけに…残念!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/37/e2c371eb41714045c91bf8bd7fed4440.jpg)
陽が差し込む窓際。
この窓も上げ下げ窓です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/20/1d837a2a747e9e56b0fe643a968624bc.jpg)
サンルームです。↓
半円の窓が可愛らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/cf/d651a51e207246cade04579d1f4c7c10.jpg)
サンルームにロッキングチェア。↓
これ絶対、睡魔が襲ってくる場所ですよね(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c0/03527389fddc66c03e3efdb6af0c0651.jpg)
まだまだ部屋が続きます。
我が家とは大違いです。
置いてある家具は、当時使用されていた物ではない家具も
あるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7a/a30e81cb864b2a6559c8dfb16ca14cd0.jpg)
それでも部屋に合わせて配置されてあり、
とても素敵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/78/65bc455e5df77033af0ad40aa5a7b26e.jpg)
こんな大きな窓がいくつもあります!
庭も良く見えます。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6c/d558deb1fba9c9756b3e78d795e43d2c.jpg)
2階からの
洋館と和館をつなぐ階段、3段の段差があります。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a8/aa12cdf120e09a1b524e4423f0bf0c55.jpg)
この3段の段差が、洋式の生活と
和式の生活の違いを表しています。
和館の2階も非公開の場所となっていました。
続いて1階へと降りてから、和館へ。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/21/8b1aaeae8cac28283d5516e2ef44d25a.jpg)
洋館のホールから見た、和館の畳廊下です。
我が家のハッチがここにいたら
全力ダッシュ!しそうな場所です(笑)
和館はとにかく広い!綺麗!豪華!
そして、良い木がたくさん使用されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/df/6505a6404e955c12f4c2b0f03e2f0079.jpg)
洋館とは違うかっこ良さがあります。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a0/053800bd6f256c7db71572d059e1a3ef.jpg)
透かし彫りの欄間(らんま)です。
裏側から見ても綺麗! ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b4/ccc2f416605fbf7412c38c4e1f9ef57b.jpg)
菊と桐
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/57/301fab830bdfdd586087579ae9f1baaa.jpg)
釘隠しの場所にも菊と桐。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7d/453c2be5932b5c2b28e1f599f88bf17c.jpg)
和室から見る庭の景色です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ae/3c9858fcc54a177e97e029bc113a6ff4.jpg)
隣の洋館からも庭を見ることが出来ましたが、
建物の空間や配置によって庭の見え方が随分違うものだ、と
感じました。
庭を愛でる、という言い方がぴったりとくる和館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d2/b5b2635ca5b9126d7cd05b683a883a44.jpg)
和館から見た洋館。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f3/16a4cd5c2838fd5773b20785d49bcf5c.jpg)
和館では、やはり
和式トイレ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/be/bfaf1d34be1a49ff42d0505d22d30c65.jpg)
蔵もありました。これは一番蔵です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/1e/336ebb12564aa4455ff9c53016583a1e.jpg)
広いお屋敷には蔵があるのですね。
裏側から見ると、洋館と和館をつなぐ
3段の段差分の高さの違いがよく分かります。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7f/7756f9d8c77a5b3523cf02b42e31ea3d.jpg)
洋館の建物の見え方も随分違って見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/35/fc08e06069a52b1473d6e3b89962d5e9.jpg)
敷地内には
「稲荷社」がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/4c/dd485a35a5eef0119bd79b5ccff9759e.jpg)
稲荷社の軒です。
こういう場所でも手を抜かないのが凄い。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/6f/1216915dca30d6792da984f69a479c38.jpg)
「離れ」もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8c/ccf18ac28939fb3d9e553974c3aedb38.jpg)
波打っているような作りが面白いです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0d/7f40709d94016c3a61bc6e52740dd8f7.jpg)
離れの中はこういう風でした。↓
照明が凝っていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/6a/45e5a991f614d74ddcbb400e65ff8877.jpg)
こうして六華苑の見学を楽しんできました。
実は、暑くて庭を歩いて散策することが出来なかったので
又、機会があれば
庭園を散策してみたいな、と思います。
(おまけ)アンティークな湿度計が飾ってありました。 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/8d/c2974e0952fc9a34e57681e465875479.jpg)
あと補足ですが、【六華苑】という名称は
平成5年、一般公募により付けられた名称です。
(コンドルが付けたわけではないです!)
「六」は、諸戸清六の名前から、
「華苑」は、桑名城の跡地に造られた「九華公園」からだそうです。
と、いうわけで長文になりましたが、お疲れ様でした!
ジョサイア・コンドルの手掛けた建物を
見学してきました。(見学は有料です)
三重県桑名市にある
【六華苑(ろっかえん)】です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/61/474f3352581c7a612ef9678783e22944.jpg)
「日本近代建築の父」と呼ばれた、
イギリス人のジョサイア・コンドル。
そのコンドルの作品で、地方に唯一残っているのが
【 六華苑 】(旧諸戸清六邸)です。
4階建ての塔屋(とうや)が目を引きます。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b5/7bc29393b4ba8bafee995ba1ec4c3844.jpg)
この建物は、二代目 諸戸清六(もろと せいろく )の
新居として大正2年(1913年)に竣工(しゅんこう)。
戦災で一部が破損したそうですが、
ほぼ造られた当時のままの姿で残っているそうです。
この建物の印象的なところは
この4階まである塔屋です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b8/ef5dbb864465dd20120aa0900aca130b.jpg)
元々の設計では3階までだったのですが、
その高さでは揖斐川と長良川が見渡せないため
清六が要望して高くしてもらったのだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b1/44370adb0f74c52056c92ccb82b89e20.jpg)
アンバランスな感じがするけれど
それが逆に強く印象に残る…という
不思議な魅力を持つ建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/37/d39caeb0d22f7604069b433689d86997.jpg)
洋館の説明板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cc/0e8b36fb848a6aec63de866f8f487068.jpg)
庭園の方へ回り込んで見てみました。
見る角度によって建物の雰囲気がガラリと変わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/14/6eda058bd4e86947d7950e5bbb7ef23a.jpg)
洋館だけでなく和館もあり、
建物が繋がっています。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/12/1284a50f736e92ad9eec3cb31594e556.jpg)
洋館のベランダ柵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7b/a4d6a03d0f07cd6a27d2876e077a24c6.jpg)
明治村で見た擬洋風建築を思い出します。
建物の中も見学することが出来ます。
出入口は和館の玄関から。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/32/5e10d968a1f47d444b032351f63643ff.jpg)
中を通って、洋館へと繋がる通路です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/69/174a573b17da22c9f0ff968ec4b6e972.jpg)
中へと進むと、洋館のホールと玄関 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/c9/7df1c6d47730c8768b00640db84a03db.jpg)
ステンドグラスが綺麗!
玄関のタイルは、コンドルがヨーロッパから
取り寄せたものだそうです!オシャレですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/64/aba8777e2ccf7c0f1fb389f423fb9020.jpg)
素敵な玄関ですが
ここを使用するのは主人と客人だけ、だったそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/3a/da1cadc7d47e4837ef023f5504eeeefb.jpg)
ホールから見る螺旋階段(らせんかいだん)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a1/6170a1964418bd10dffe7ba4256048da.jpg)
明治村にある、武田五一が設計した
芝川又右衛門邸(しばかわまたえもん てい)の
階段を思い出します。
各部屋に付いていた電灯スイッチ↓
こんな小さな箇所にもデザインがされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/73/f0d37a11f5350973d5ca98206891d51e.jpg)
さらに、各部屋に設けられている暖炉↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ef/6fdcbe9e6d577e34a81b6b07e0e343da.jpg)
このタイルの色、綺麗です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d1/f9133b21ab4a25c4222e373626e9e5c6.jpg)
照明は派手過ぎず、それでいて凝っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/55/9ef3cb42ed6f732e19a0bfa975675c63.jpg)
コンドルは薔薇が好きで、
モチーフとして使用することが多かったそうです。
食堂です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c9/6748ff736b73e4ab49b9ef780c3c2fa8.jpg)
こんな立派なダイニングテーブルだから、
食事はお茶漬けや蕎麦でなく、豪華な洋食を
食べていたんだろうなぁ(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/83/5126db6d9455a16fbed41c1c7cc1c5f7.jpg)
そして、ここにも暖炉!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d1/223b61a1d40dd7a076ebda7b40ceda0d.jpg)
洋式トイレです。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ef/28f910acae06827211e7a484647a9779.jpg)
この時代に水洗トイレ!
しかも、洋館の玄関で見た同じタイルが使われています。
トイレだけどカッコイイ!空間になっています。
階段のデザインに、ハートマークの透かし彫り ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/95/91b4b7728ae9470bdc19e9827dc49681.jpg)
さり気なくデザインされているのが良いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/88/f4a14e67163f35c0765dc76fe4633f74.jpg)
階段の窓ガラス ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/3f/5dffea70f4d327d014a88c0641db6422.jpg)
上げ下げ窓です。このガラス窓の模様も面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/6e/84c5802c5a62821bbfe92641bf78f43a.jpg)
塔屋の円形部分の中はこんなふうでした!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/ad/405da1abb15ca96b9dcefafac9508c9d.jpg)
応接室になっていました。
塔屋部分は建物が円形なので
当たり前ですが、窓ガラスも孤をえがく曲面ガラスです。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/18/fad8bb8ec6105feda62a205c20fddaab.jpg)
当時の日本は、これを作る技術がなかったため
曲面の窓ガラスもヨーロッパから取り寄せたそうです。
塔屋の3階、4階部分は非公開でした…。
上へと続く螺旋階段が魅力的なだけに…残念!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/37/e2c371eb41714045c91bf8bd7fed4440.jpg)
陽が差し込む窓際。
この窓も上げ下げ窓です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/20/1d837a2a747e9e56b0fe643a968624bc.jpg)
サンルームです。↓
半円の窓が可愛らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/cf/d651a51e207246cade04579d1f4c7c10.jpg)
サンルームにロッキングチェア。↓
これ絶対、睡魔が襲ってくる場所ですよね(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c0/03527389fddc66c03e3efdb6af0c0651.jpg)
まだまだ部屋が続きます。
我が家とは大違いです。
置いてある家具は、当時使用されていた物ではない家具も
あるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7a/a30e81cb864b2a6559c8dfb16ca14cd0.jpg)
それでも部屋に合わせて配置されてあり、
とても素敵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/78/65bc455e5df77033af0ad40aa5a7b26e.jpg)
こんな大きな窓がいくつもあります!
庭も良く見えます。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6c/d558deb1fba9c9756b3e78d795e43d2c.jpg)
2階からの
洋館と和館をつなぐ階段、3段の段差があります。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a8/aa12cdf120e09a1b524e4423f0bf0c55.jpg)
この3段の段差が、洋式の生活と
和式の生活の違いを表しています。
和館の2階も非公開の場所となっていました。
続いて1階へと降りてから、和館へ。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/21/8b1aaeae8cac28283d5516e2ef44d25a.jpg)
洋館のホールから見た、和館の畳廊下です。
我が家のハッチがここにいたら
全力ダッシュ!しそうな場所です(笑)
和館はとにかく広い!綺麗!豪華!
そして、良い木がたくさん使用されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/df/6505a6404e955c12f4c2b0f03e2f0079.jpg)
洋館とは違うかっこ良さがあります。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a0/053800bd6f256c7db71572d059e1a3ef.jpg)
透かし彫りの欄間(らんま)です。
裏側から見ても綺麗! ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b4/ccc2f416605fbf7412c38c4e1f9ef57b.jpg)
菊と桐
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/57/301fab830bdfdd586087579ae9f1baaa.jpg)
釘隠しの場所にも菊と桐。
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和室から見る庭の景色です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ae/3c9858fcc54a177e97e029bc113a6ff4.jpg)
隣の洋館からも庭を見ることが出来ましたが、
建物の空間や配置によって庭の見え方が随分違うものだ、と
感じました。
庭を愛でる、という言い方がぴったりとくる和館。
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和館から見た洋館。↓
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和館では、やはり
和式トイレ ↓
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蔵もありました。これは一番蔵です。↓
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広いお屋敷には蔵があるのですね。
裏側から見ると、洋館と和館をつなぐ
3段の段差分の高さの違いがよく分かります。↓
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洋館の建物の見え方も随分違って見えます。
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敷地内には
「稲荷社」がありました。
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稲荷社の軒です。
こういう場所でも手を抜かないのが凄い。↓
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「離れ」もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8c/ccf18ac28939fb3d9e553974c3aedb38.jpg)
波打っているような作りが面白いです!
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離れの中はこういう風でした。↓
照明が凝っていますね。
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こうして六華苑の見学を楽しんできました。
実は、暑くて庭を歩いて散策することが出来なかったので
又、機会があれば
庭園を散策してみたいな、と思います。
(おまけ)アンティークな湿度計が飾ってありました。 ↓
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あと補足ですが、【六華苑】という名称は
平成5年、一般公募により付けられた名称です。
(コンドルが付けたわけではないです!)
「六」は、諸戸清六の名前から、
「華苑」は、桑名城の跡地に造られた「九華公園」からだそうです。
と、いうわけで長文になりましたが、お疲れ様でした!