絶対お奨めである。歴史文化遺産 日本の町並み〈上・下巻〉 山川出版社刊 苅谷 勇雅 (著), 西村 幸夫 (著) 2016年初版だ。サブタイトルが 懐かしい思い出と風景を探す旅に出よう・・なのだが この本は裏切らない。上下刊とも1800円だが これ以上の町並み案内本は無い。速読のあたしでも一冊読むのに7日かかったくらい情報量が多い。写真も綺麗だし関係連絡先もきちっと書かれているのでありがたい。大きなところは1~3ページ 小さなところは1ページに4箇所の記載。全国全てを網羅してるので これ以上の資料は無い。似たようなタイトルで 知りたい、歩きたい! 美しい「日本の町並み」: この国の「原風景」に戻れる場所 (知的生きかた文庫) 「ニッポン再発見」倶楽部 (著) 三笠書房刊 720円てのも持ってるが こちらはダメ。情報量で言えば1/50というところか・・メジャーなところがさらっと載ってるだけなのでお奨めできない。まあ上下刊買えばほぼ4000円するので躊躇われるとは思うがこれは一生ものかと思う。是非購入されることをお奨めする。まあ日本の原風景 江戸末期から明治・大正の町並みなのだが 古い日本の良さを再確認する。みんな海外に行きたがるけれど あたしはこういう古い町並みを旅行・・ではなくて旅・・という形で訪ねてみたいな・・と思うのだ。海外で美味しいものを・・とか言う人もいるだろうが ほとんどの料理は東京にいれば食べられるのだし 長くても2週間 駆け足で観光地回るような海外旅行って あたしはどうもなぁ・・とおもうのである。こういう日本の原風景を旅するなら 小さなバイク まあカブとか自転車の貧乏旅行がいい。お金があるなら鉄道やバスでもいいのだが・・旅は貧乏旅行に限る。贅沢はできないけれど それ以上の何かがあるからだ。で あたしはヤフオクで上下刊とも買った。図書館で借りてるのでは返さなくちゃないからだ。是非とも書架に加えたい本だったのである。ああ あと 京都の寺社に特化するなら 京都の寺社505を歩く<上・下> (PHP新書) 槇野 修 (著), 山折 哲雄 (監修) PHP研究所刊 初版2007年が圧倒的にお奨めなのだが これ 定価は900円台なのに 既に版元で在庫切れしてるので新本はamazonでは定価の数倍してる(上が3274円下が2480円)まあ古書が安くあるので上下刊勝っても送料コミで1200円くらいか・・・こちらをお奨めする。奈良なら奈良の寺社150を歩く (PHP新書) 新書 槇野 修 (著), 山折 哲雄 (監修, 監修) PHP研究所刊 2010年初版だが こっちはまだ在庫があるらしくamazonで994円 古書なら540円ほど(送料コミ)で手に入る。こちらもヤフオクで手に入れたが 最近amazonで古書が値崩れしてるので amazonの方が安い。この3冊も書架に加えて損は無い。古い日本て下手な海外行くより何倍も面白いのだ。まあ有名観光地もあるが ほとんどは懐かしい普通の風景なのだが。
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