amazonのカートに入れてたやつだがあんまりにも高いので放置してたやつ。洛中洛外をゆく 葉室麟著 KKベストセラーズ刊 2018年初版だ。amazonでは追悼葉室麟・・てなってたので亡くなったのかと初めて知った。2017年に病没 享年66歳。ご存じの方も多いと思うが2012年に蜩ノ記で直木賞。これはなんか気になったなのと売れた本なのでかなり安かったので買ったが 面白かった。氏は歴史・時代小説家で まあ見てきたような話を書く作家である。実際はどうだったのかは知らないが 残されたものから話を膨らませるわけだから まあ実在の人物を描いているにしても小説である。本書はソフトカバーにもかかわらず上質紙で amazonで見てたら2036円もするから 気楽に買える値段ではない・・が裏を見てみたら1350円+税だから絶版の希少価値って値段だろう。帯に自著解説&人生論 死もまた良し・・とあるがその通りの内容である。葉室ファンにはいいかと思うが どうにも面白くない。図書館の本なので返さなきゃいけないんだが3時間もあれば読めてしまう。葉室麟の足跡を辿る・・という意味ではちょいと変わった京都案内とも言えるのだろうが あたしは学生の街京都にしか興味が無いので 尾形光琳だの緒方乾山 海北友松 小堀遠州‥と言われてもああ あれを描いた 作った人ね・・くらいの興味しかないので 肩透かしであった。amazonの言い値で買ったら激しく後悔してるだろう。 これは明日返してこよう。
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