長雨が続きそうなので降り出す前に図書館から取ってきた。これもamazonのカートに入れてあった本だ。ルポ老人受刑者 斎藤充功著 中央公論新社刊 2020年初版。ちょいと面白そうだったのだが amazonで新本の値段が2450円+送料350円? え?新本じゃないのか?amazon販売じゃないのか?と見たら、みんなのドリームファクトリー・・てとこが販売してる。あまり売れないというか初版だけで終わる本でよくあるのだが 定価より高い値段をつけて売ってるわけ。刑務所ルポに3千円近く払うつもりは毛頭ない。古本でも1650円だ。取ってきた本見たら1500円+税・・・何考えてるのか?と思う。内容的には高齢受刑者が再犯を繰り返して刑務所を老人ホームみたいに使う問題を提起した本だが 出所した人を社会がどう見るか?受け入れるか?という問題点を提起してるだけ。著者は50冊出してるノンフィクションライターだが 読んだ限りでは現状をルポしただけで そこから先の考察が無い。まあ図書館にあったからいいようなもんだが 前の人 密度の薄い208ページを読むのに2週間以上かかってるのが不思議。あたしは4時間くらいで読んだのだから。まあ一字一句読まなきゃならないところは注意して読むけど 速読なのでナナメ読みである。おかんが手術してちょいと危ない状態なので 突然実家に行かなきゃならんので 急いだというのもあるが それ以前に中身が薄い。5段階評価で1.5くらいかな。テーマとしては面白いのだが じゃあどうすんのよ?というところにほとんど踏み込んでなくて ほぼ丸投げなので ほぼ読む意味が無い。ましてamazoで買ったら腹立たしさのうちに燃やすだろう・・というくらい駄本だ。しかし 図書館というのはありがたい。興味がある本を中身も見ないでamazonで買わずに 読んで本棚に入れたい奴だけ買えばいいのだから。それにしても1500円の本をほぼ2倍で売るってえぐい商売してるよなぁ・・と思う。数時間だったが時間の無駄と引き換えに3千円の損を出さずに済んだ・・という意味では図書館さまさまである。
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