月が替わって 今月の小遣いが手元に・・ でいきなり欲しかった本 白洲正子さんの本だが8冊ポチって。どれも古本なので8冊でも2000円ちょっとだ。古いものは初版が前世紀というか1981年なので もう40年以上前の本だが・・本好きて著者の考え方に惚れて買うので古くても魅力的なものは魅力的だ。先に作家の今村さんが 図書館が敵・・というか印税の入ってこないシステムは勘弁して欲しい的なことを書かれてたを それ違うんじゃないの?と書いた。まあ職業としての作家を否定するものではないし 作家で大きく稼いで名前が残って プライベートジェットや高級車や高いレストランや都内の豪邸をゲットしたい・・て気持ちはわからんではないけど モノを書くことで貧しくても食えれば それで夢は叶ったんじゃない?と思う。まあ上に行きたい気持ちは理解できるできるけど 作品は個人の願望の結晶であって それは商品ではないだろ?と思う。戻るが白洲正子氏は既に彼岸の人だし 買ってるのは古本だから著者に印税が入るわけでもないから ビジネスとしては知のリサイクルであって 古書店は多少儲かるかもだけど それでいい。古典の名作文学だって 作者はみんな彼岸の人だから著者に印税が入るわけではない。権利を持ってるところが潤うかもだけど。まあみんな本に対する思いは違うがそれでいい。今村さんが読み捨てられるのは嫌だと思うのは当然だが 昭和の流行もみんな使い捨てられてきたわけで その中でみんなが残したい・・と思ってるものだけが残ってる。それが本当の魅力だと思うわけで 京都のお寺や神社や町家や着物や食文化が残ってるのはだからだなので あそこまで欲丸出しに書かれると まあ人は欲で成長するのだから仕方ないとしても あまりにも露骨過ぎてげんなりする。自分の仕事はコツコツと地道に真っ当な仕事をしてれば後の世代がどう評価してもいいのではと思うのは あたしが京都で伝統工芸の職人を目指してたからだろう。
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