白洲正子著 メディア総合研究所 当時はワイ アンド エフ刊 2000年初版の初版本 316P 2300円+税だけど いつものごとく古本なので 送料入れても300円ちょいだ。ご本人は1998年に彼岸の人になってるので まあ遺稿をまとめたもの。後ろの方は昭和60年代だが30年代から40年代の雑誌に投稿されたものを中心に集めたもの。1910年てか明治43年生まれだから 40代後半からのものだが 今から70年近く前に書かれたとは思えないくらいに シャープでみずみずしい文体で押し付けが全くないので気持ちよく読める。古書だけど誰かの本棚で大事にされてたらしく とても程度がいいのは嬉しいし こんなに知的に面白い随筆が300円ちょいで手に入るのは申し訳ないくらいである。まだ後半の90年代のところは読んでないのだけど あまりにも良い随筆なので ちょろっと紹介しておく。結局 氏のかくれ里が良かったので片っ端から買い集めて 今月は15冊買ったw 本好きにも困ったものだw
先日松任谷由実のNeue Musikを買ったのを書いたけどプレーヤに転送するのでPCにMP3で取り込んだのだけど 音楽フォルダに色々と昔の残骸があって それを聴いてたら またむらむらと欲しい気がしてきて CAPUSULEのFLAST BESTが安かったのでポチった。そもそも中田ヤスタカがらみで聴いてたので 当然perfumeなんかも持ってるけどさすがに賞味期限切れだ。CAPSULEて 中田ヤスタカとこしじまとしこのユニットでCDデビューは2001年だから若い人にはなんじゃそれは?と言われること間違いなしだ。ジャンルとしてはエレクトロニック・ダンスミュージックに分類されると思うが20年前のアルバムでも今聴いてもノリが良い。MP3リストを見ると取り込んであったのはFRUITS CLiPPERのようで レンタルを借りてきて取り込むことはしないのでどこかにCDはあるはず。FLAST BESTはベスト盤だし 初回限定のDVD付きで400円しなかったんでポチったわけだが この当時はミュージックビデオくらいはあったかもしれないが 昨今の様に今風高速盆踊りのクリップがなければ成立しない音楽もどきではないので安心して買える。なんかYouTubeあたりから音楽て動画がつかなきゃ成立しないようになってるが今の若い人ならともかくJAZZメインで聴いてた人には動画は観たくないw。むさくるしいおっさん達が陶酔しながら弾いたり吹いたりしてるから当然と言えば当然。Joni MitchellのBlueも入ってたんだが メディアプレーヤが最近のすっかりおばーちゃんになった画像引っ張ってくるし まあもう79だから仕方ないけど・・あたしなんかの世代はレコードかCDでクリップは夜中のTVの洋楽番組か映画館のフェスの映像かバカ高いビデオくらいしかなかったので 動画は必須でない・・というか寧ろ不要だ。クラッシック聴く人が動画欲しがるか?と言えば いらない・・と言うだろう。まーそんなわけで 昔邦楽何聴いてたか?というと CAPUSLEやPrefume 荒井由実の他には POPな津軽三味線の我妻宏光 唄うお坊さん薬師寺寛邦キッサコ・・て まあ誰も知らないだろうなwというところだ。世代によってみんな聴いてる音楽が違うのは仕方ないので 何が良い悪いとは言わないけど お金出して買わないと所有できなかった時代の音楽ってやっぱいいよね・・と思うのだ。まあおっさんの戯言だけどねぇ