レコーダーの録画を

整理してたら　去年の秋に某国営放送でやってた　「究極ガイド　2時間でまわる嵐山」って2時間番組が録画されてた。京都に半分軸足を置いてるので　京都がらみの番組は全て録画はしてる。大体有名人が出てきて有名なお店をお上品に紹介するのが多いので　頭だけ見て削除するのだが　これは単発番組らしい。秋の紅葉シーズンにあわせての嵐山観光ガイド。京都で働いてたころ部屋は西陣の近くだったので　嵐電北野線で行けば嵐山は比較的近いが一度も行ったことが無いｗ　いつでも行けるというのもあるし　寺と紅葉と桜しか無いよなぁ・・という認識だからだ。休みにどこ行ってたか？と言えば河原町のJazz喫茶・・とか。小学生だった頃　親父が奈良勤務で　和辻哲郎の大和古寺巡礼に心酔してたらしく　休みの度に寺巡りに引っ張り出されたのが嫌で　長い間寺だの神社は嫌いだったｗ　嵐山はそれっきゃ無いのだけど　一度は行った方がいいかな・・と思ったので情報収集兼ねて見てみた。今京都はオーバーツーリズムで有名な観光地は残らず　新宿・渋谷みたいな大混雑になってる。嵐山も朝はいいので　その時間に撮影してるのだが　10時を過ぎると大混雑。最近ＴＶで清水の参道の産寧坂の大混雑をよく目にするがあんな感じ。有名な竹林の小径も紹介されてたが早い時間に撮影したらしく観光客はいないし静寂の中で　いかにも京都らしくて素敵だが　10時を過ぎるともう新宿・渋谷状態だ。もうそれだけで行く気が無くなる。で　2時間で回る・・なので　次々とお寺さん拝観するのだが　これが大体500円なので　二人で行くと千円　天龍寺や大覚寺　二尊院やらいっぱいあるわけで片っ端からみてたら1万円はすぐ。もうこの時点で無理だ。保津川下りも紹介されてたが　これが4100円　人力車が30分で1万円ｗ　みんなお金あるのねぇ・・と感心するが。先にも書いたが地元は行かない=何時でも行けるし拝むのは地元だけでいい・・からだ。外から京都観光に来られる人には魅力的だろうが　いかんせんコストが高すぎる。せっかくの京都観光なのでレンタル着物で・・もわからんでも無いが　着物ってトイレがめんどくさいし　必ず着崩れるので　直せないとみっともない。あたしは着物業界にいたので余計気になるんだろうが。実際お安くないだろう。いろんな意味でみんな贅沢してるなぁ・と番組見てて思った。嵐山・・行かないだろうなｗ

遺品は語る 遺品整理業者が教える「独居老人６００万人」「無縁死３万人」時代に必ずやっておくべきこと

赤澤健一 (著) 　講談社刊　2016/7初版　173P　800円＋税
著者は　リリーフって会社の社長だそうだ。本書　ネットニュースのサイトに　実家のおばーちゃんに会いに行ったら正座して洗濯物持ったままお星さまだった・・というのが紹介されて読んでみたくなったのだが　既に絶版。講談社α新書だから売れなきゃ絶版は仕方ない。古本・・と思ったら1冊も出てない。フリマサイトで1冊見つけたが800円以上してるし・・　で　困った時の図書館検索したらあったので借りて来た。うちの図書館偉い・・と言いたいところだが　どうしようもない駄本だった。著者の会社のリリーフって　遺品整理とか特殊清掃で有名らしい。元々は産廃の会社だそうだが　まあそれはいいとして・・遺品から生前の故人の歴史みたいな内容かと思えば　特殊清掃の苦労とか遺品整理は　整理会社に任せろ・・とか　会社の新人研修の社長訓話みたいな内容が９５％くらいなので会社の宣伝じゃん・・
数時間で読んでしまったが　久々にゴミ本に出合ったなぁ・・という感じだ。時間の無駄なので決して読もうとは思わない様に。