にわか

ナチュラリストである。３０代で山梨の元開拓の跡地に住んでた話は前に書いた。さっき　選挙どうなったんだ？と見てたら　某国営放送で　猫のしっぽカエルの手・・ってまあナチュラリスト向けの番組があるのだが・・・ご存知かも知れないが　主役は　英国貴族のベニシア・スタンリー・スミスってまあ元お嬢様なんだが。英国人でナチュラリストで有名なのは　黒姫に住んでる作家のＣ・Ｗ・ニコル氏とか・・彼の娘が覚せい剤で捕まったのは記憶に新しいが・・　さてベニシア氏　京都の大原の古民家を改造して住んでるんだが　まーいかにもナチュラリスト・・って話は置いといて　絵的には美しいんだが　部屋が昔の農家だから暗いのである。キッチンで白熱灯の明かりで・・って絵にはなるんだが使いづらいだろうな・・と思う。まあ下水道が通ってるとも思えないので良くて浄化槽　下手すると簡易水洗なんだろうが。昔の家って　部屋の周囲に廊下があって　外との境は雨戸である。当然雨だろうが雨戸は開けるので軒が深い。あたしは山梨の家を建てるときにあんまり軒を出さなかったんで跳ね返りで　下のほうが腐ってえらい目にあったんだが　まあそれはどうでもいい。大正くらいの家だと雨戸の内側にガラスの引き戸があるんだが　それ以前は昼間部屋と外を仕切るのは障子である。まあ　軒が深いので当然ながら部屋が暗い。大正以降はさほどでもないのだが。なんで　ベニシアさんの家も暗い。映像にすると風情があっていいのだが　実際住むとなると　あれはきついだろうなぁ・・と思う。実は山梨の家を処分　いくらにもならないけど　京都大原で家を借りようか・・と思ったこともある。未だに実行に移せないのだが。洛中からは１時間近いから　まあこの体でなんかあったら即アウトだし。あーそれにぽっとんトイレは嫌だ・・ってのもあるが。京町屋に住みたい・・って気持ちはあるが　お風呂は無いし　ぽっとんトイレである。今は下水道通ってるかも知れんが・・・・お勝手は土間だし天井は高いから冬は死ぬほど寒い。で　間口が狭くて奥に長い　必然窓が無いので暗い。二階の天井は低いし虫篭窓である。まあ玄関あければ坪庭まで風は通るが・・イメージは素敵だが今住む・・つーか歳とって住むのは無理だ。なんで洛中の１Ｋなんて言ってるわけだが。ベニシアさんの画像は素敵である。でも住めないよなぁ・・って思う。なまじ　知ってるだけに住めないのである。