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2022-09-05 21:13:37 | メンタルヘルス
高瀬 隼子著 講談社刊 20022年初版 162P 1540円 これは今年の芥川賞受賞作。
だが 単行本買ったわけでも図書館で借りたわけでもない。そもそも図書館は予約待ち100人なので はなから期待してない。芥川も直木もお金払って読むものじゃない・・と思ってる。友人が読むでしょ?と文藝春秋の9月号を貸してくれたんで それで読んだ。今年100周年らしくて 芥川賞発表の号なので 特別定価1200円と恐ろしく高い。72Pしかないので半日もあれば読めてしまう。食品や飲料ラベルの制作会社の埼玉支店で働く二谷という男子と芦川・押尾という女子の日常を描いてるのだけど これが結構どす黒い設定でいかにも純文学。賞をもらった作品は絶対本棚に入れる・・という人以外は文藝春秋のバックナンバーを買った方がいいだろう。他に読むところいっぱいあるし・・ 個人的な感想で言えば どこにでもありそうな会社生活の複雑さを描いてるから あるあるなんだけど 一度読んだらもういいや・・という感じ。私語りが 二谷と押尾の間でころころ変わるのでちょっとイラっとする。どういう終わりになるんだろう?とちょっと気になったが みんなそれぞれで終わる。なんか頭越しに投げられて後はお好きに・・なので消化不良。最近の芥川や直木は往々にしてこういう感じなので あたしの好みでもない。小説なら芥川や直木より本屋大賞の方が面白い。一応読みたかったんでamazonのカートにはいれておいた(暇なときに図書館予約する)が速攻削除した。
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