京都散策自転車BOOK―京都がもっと好きになる35コース

京都新聞企画事業刊　2013年初版　110P　既に絶版らしいがまだ在庫を持ってるところがあるようで2379円＋送料350円とか無茶苦茶な値段がついてる。元々は1400円＋税なので酷いな・・と思う。で　読後の感想だが　実は買えてないので読んでない。メルカリで2週間以上前から棚ざらしになってて　駐輪場がどうなってるのか問い合わせてた間に売れちゃった・・520円だったが。昔西陣住みで下京の職場まで自転車通勤してたんだけど　ある日河原町四条を上がったところで　車道走ってたら市バスの運ちゃんにマイクで怒られた・・河原町通は自転車通行禁止です～と。ずっとそれがトラウマになってて　最近バイクや車よりローカル線や夜行バスで動く方が多いので　京都　自転車でどうなのよ？と再検証してみたくて買おうと思った本だ。結論を先に言えば本書はいらない。まず元々が京都新聞に連載されてた記事を再編集したものだし　版が2013年なんで10年くらい前。おまけに京都市内を自転車旅するために輪行で車体を持っていく人はまずいない。洛中は平坦で自転車の移動には適してるけど　自転車通行禁止の通りもあるし　レンタサイクルはママチャリで1日900円～からする。
更に観光寺院を繋ぐようなルート案内がメインなので　駐輪場の情報だけなら駐輪場ナビ京都サイクルサイト（hhttps://kyoto-bicycle.com/parking）なんて便利なサイトがスマホから見れる。おまけに　住んでるとわかるんだが　町中に置いてる自転車がほとんどないのは　簡単に撤去されて引き取りが3500円もするってこと。あたしも盗まれて放置されて撤去された経験があるが5千円の中古車だったんで取りに行かなかったくらい高い。何よりも洛中はバスのルートも本数も多い。900円出して借りて自転車で回るのもいいかもだけど　市バスの1日券は700円・・・で　夏の油照りの時期　京都は死ぬほど暑いし　冬は底冷えがするので健康には良くない。観光地の有名寺社には駐輪場があるようだが　裏に入った小さな寺院には当然そんなもんはない。路上駐輪してると持ってかれて3500円だ。レンタサイクルなら取りに行かないわけにはいかない。まーそういうわけで京都観光なら徒歩＋市バス1日券がお薦めです。

グレイテスト・ショーマン

今度は映画だｗ　読書ブログじゃないのかよ？と言われると困っちゃうのだけど　まあ夏だし・・
2017年　２０世紀フォックス配給　マイケル・グレイシーの初監督作品で　19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画。P・T・バーナムをヒュー・ジャックマンが、パートナーのフィリップをザック・エフロンが演じる。スーパーヒーローも戦闘機も恐竜も宇宙人もゾンビも出てこないから人目を引くような作品ではないのだけど　アメリカ映画のエッセンスを凝縮するとこんなすごいのが作れるのだな・・という見本みたいな作品でこれぞ映画。チャンスがあれば観て欲しい作品だ・・とだけ言っとく。元々映画は好きだけどここしばらく　観ても面白いけどそれ以上が無い・・というか体験が通過していくだけでうんざりしてた。邦画にいたっては低予算なのもあって友人の日常を覗いてるみたいな作品ばかりで　これまた面白くない。何より有名俳優の宣伝映画みたいで原作は添え物みたいな作り方・・て好きじゃないし。アニメはもう戦うか美少女の二択なので問題外。アメリカ映画も盛大に予算つぎ込んでエンターテイメントとしては素晴らしいんだけど　オリジナルＴＶシリーズのスタートレックを超えるものは無いと思う。オリジナルＴＶシリーズは1966年だから　アメリカってすごいなと思うし何度観てもやっぱりすごい。中でもいいのはオリジナルとネクストジェネレーションで　映画版はう～むなのが残念。東京も昨日は3万5千超えたし　何考えてるかわからん政権中枢は権力掌握と経済優先に舵を切ってるし日銀はもう頭おかしいとしか思えんし・・あくまでも個人的感想ですが　こういう時はお部屋でエアコン入れて親しい友達とご飯食べながら呑んで映画・・てのも素敵だなと思う。というわけで　今日は土用の丑なんで友人と鰻でビールです。

Amazon Fire HD８

本じゃ無いけれど　ちょっと書いておく
プライムデーでFire　HD８タブレットを買った。50%オフで4990円だからお安い。発注して翌日には配送されたんで早速設定した。到着した時点でバッテリ残量は１％　充電しながら初期セットアップして無事に接続できたまでは良かったのだが　画面からシャットダウンしても勝手に立ち上がる。再度シャットダウンしても同じ。電源ボタン４０秒押しで　ガイダンスの通りに再起動してみたが症状変わらず。
問題は３時間充電してみても電池残量が２％以上にいかないので　Ｆｉｒｅから不具合の報告をしようとしたら入力中にブラックアウトして終了する。短い連絡はできたので　一応送ってＰＣからカスタマーサービス連絡したら対応は中国？のお方ぽい。それなりに日本語が堪能なのでいいんだが。　　メニューからファクトリーリセット　出荷時の状態に戻す・・を試してくれ・・とのことで　実行したところ電池残量が３０％以上無いと出来ないと怒られてリセットできない。その後3時間ほど充電してみたが　再起動するのみならず　数秒サイクルで画面の明るさが増減し3時間充電しても残量は２％を超えなくてお手上げ。まあ　不良だったわけで　翌日には交換品が届いた。今度は最初から74%なので設定して動作確認して問題が無いのを確認して　電池残量が50%になったので充電しようとケーブル繋いでも2時間たっても残量が増えない。で　電源切っても充電ケーブルが繋がってると勝手に電源が入る・・・またかよーだ。で　またカスタマーサービスに連絡したら今日は王（ワン）さんｗ　こういう仕様なんですか？なんで充電できないの？と訊いたら　システムリセットしてください・・というので　してみても相変わらず充電できないし勝手に電源が入る。ネット検索したら　Fire充電できない・・とかいっぱいあるので　私の個体だけの問題では無いようで　ケーブルを選ぶとか　充電器を選ぶ（急速充電できる奴でないとダメとか　出来る奴だとダメとか）てのもあってわけわからない。システムリセットで充電できるようになる・・というのもあったが　うちのはダメ。もしや？と思って本体同梱のＡＣアダプタで充電してみたら勝手に電源入らないし　ちゃんと急速充電できる。最初使ってたのはスマホを充電してる国産大手のプラネックスの２Ａで２ポート（各ポート１Ａ）のもので　これでは先に書いたように充電もできないし動作不具合がある。付属の充電器は１Ａなので　何が違うのかわからないが　出力カーブが違うのか同梱のアダプタでしか　ちゃんと動作しないのはやっぱり謎。電源だから電圧と最大電流があってれば使えるのが電気の共通認識なんだけど　こういう相性もあるので気を付けてね・・という話。Fire自体はAmazonの専用端末として作られてるのでブラウザはシルクブラウザって専用品だし　GooglePlayも当然使えない。Amazonのサービスに最適化されてるが基本性能は結構いい。プライムのビデオも滑らかだし　動画サイトもスムーズで　これが５千円しないのならお買い得だ。ただ　こういう罠があるのでカスタマーサービスやネットの情報を上手に活用することをお奨めする。今回はAmazonのサポートセンターは交換しか役にたたなかったが　対応は早いし（サポートは24時間対応らしい）処理もスムーズだからAmazon支持されるんだな・・と納得したのである。

石原慎太郎と日本の青春

文藝ムック　文藝春秋特別編集　永久保存版らしい　2022年初版　351P　1600円＋税　これも借りた本だけど最初の方はちょっとだけ興味深かったのでこれは手元にいるかな？と一時は思った。まあ戦後の日本経済が上向いている時代の大衆文化小説の旗手であり　元東京都知事だし　弟は裕次郎だし・・というわけで　興味はあったがあまり好きな人ではない。友人がこれ読む？と貸してくれた意図はよくわからない。作家としてまあ戦後のある時期を代表する作家ではあるけれど　ざっと読んではいるけど面白くないのでどうでもいい。東京都知事だった頃の印象は偏屈で口の悪い頑固なじーさん・・でしかないので　これもまたどうでもいい。最初の1/4くらいは手記で石原慎太郎がどういう仕組みで動いてたのか・・が垣間見えるのである意味面白いか？と思ったのだけど　文藝春秋や右より雑誌の諸君・・に掲載されてたものを集めたものなんで　ああ　こういう思想の人か・・と。そこそこ興味があったのだけど　後は文藝春秋や諸君に掲載された対談なので　正直その時代の彼の主張が出てるだけ。対談の相手が作家とか映画界とか俳優とか政治家とか豪華なんだけどそれだけ。これ1800円近くも出して買ったら　激しく後悔するだろうな・・と　投げ捨てたくなった・・というのがあたしの感想だ。
お好きな方はどうぞ。

新 多摩丘陵自然ふれあい散歩道

パルテノン多摩編　発行は公益財団法人多摩市文化振興財団　これも多摩のお役所がらみでお馴染みの　立川のけやき出版刊　2012年初版　93P　1200円だが　さすがに売れなかった・・というか地元自治体や学校ぐらいしか買わないのでamazonでは古本で送料込みで2480円もする。ちょっとだけ期待したけど手元にきたら　薄い。93ページしかないから　体裁で言えば小学校の理科の副読本というところか。内容も大体想像はついたけど多摩市植物友の会と多摩市文化振興財団の企画で　みんなの植物観察会の成果をまとめたもの。これ元々　94年に出た多摩丘陵・自然ふれあい散歩道 (パルテノン多摩ミュージアムライブラリー ）を2000年に多摩モノレールが開通して多摩市の里山が大きく変わったのうけて改訂新版にしたもの。元々の方は94年の方はamazonで古本が送料込みでも850円もする。30年近く前の本で薄くて極端にローカルな自治体刊行物みたいな本なんで　うーむ・・と思う。パルテノン多摩って多摩市立複合文化施設の愛称なんでローカルすぎる。　多摩丘陵を切り開いて造成された多摩ニュータウンて　あたしも一度は住もうかと思ったことがあるのだけど里山を切り開いて造成したところなので　坂が多い。分譲の宅地の方はいかにも東京のベッドタウン的な戸建てがぎっしり。色のついてない街なので　聖蹟桜ヶ丘はジブリの耳をすませば・・の舞台となったし　あれが好きで越してきた人もいるらしい。多摩丘陵を舞台にしたアニメでは平成狸合戦ぽんぽこ・・もあるけど里山。新宿までは電車一本で40分弱だが　問題は団地が駅から坂の多い道を結構歩かないとならずこれもきつい。ＵＲの団地は古いのでエレベータの無い5階建てで買い物も不便だからご老人にはきついだろう。2000年に多摩モノレールが開通して立川に出やすくなったけど　あたしは仕事が中央線だったのと吉祥寺・国分寺・国立に住んでたので無理～って候補から外れた。こういう話は東京多摩地区に住んでるか職場がある人以外には　どうでもいい話で　住んでても　この本はどうでもいい・・というか図書館にあればいい本だ。普通多くの人が借りると本に記憶が残って読まれた本・・て感じになるのだけどこれは10年たってるが美本。　多摩丘陵の本はことごとく外れだったのでもういい。　まだ地球の歩き方の多摩が予約に入ってるが　16人待ちてほぼ遠い未来の話みたい。