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幼少の頃から漫画に慣れ親しみ
現在でも欠かさず定期購読しているマンガ誌は3誌。
自分では多い、と思っていたが
「スピリッツ」と「ヤングサンデー」と「オリジナル」・・・って
全部、小学館だから実に限られた世界だな。
『岳』は「ビッグコミック」のレギュラーだが
「オリジナル」に臨時で掲載されたのを読んで、気に入っている。
山を知らない人間にしてみれば、山というのは
一種神聖な場であって、何か近寄りがたい世界に思われる。
山を主人公にしてしまえば、その猛々しさや異質な環境に
ひれ伏すしかないのだが
そこに登る人間の目線に戻れば、日常のひとコマ
人生の通過点として、凡人の心にも響くものがある、ということか。
人の生き死にの物語である。
しかし、大仰にではなく淡々と語られるところが奥深い。
俗界のニュースでは、殺したの殺されたのと
人心の醜怪さばかりが目に付くけれど
改めて、命って何じゃいなと思わされるのである。
これも山の浄化作用か。
やっぱ、ひれ伏すしかないじゃん。
『岳』 石塚真一 1巻~3巻 小学館 各524円+税
現在でも欠かさず定期購読しているマンガ誌は3誌。
自分では多い、と思っていたが
「スピリッツ」と「ヤングサンデー」と「オリジナル」・・・って
全部、小学館だから実に限られた世界だな。
『岳』は「ビッグコミック」のレギュラーだが
「オリジナル」に臨時で掲載されたのを読んで、気に入っている。
山を知らない人間にしてみれば、山というのは
一種神聖な場であって、何か近寄りがたい世界に思われる。
山を主人公にしてしまえば、その猛々しさや異質な環境に
ひれ伏すしかないのだが
そこに登る人間の目線に戻れば、日常のひとコマ
人生の通過点として、凡人の心にも響くものがある、ということか。
人の生き死にの物語である。
しかし、大仰にではなく淡々と語られるところが奥深い。
俗界のニュースでは、殺したの殺されたのと
人心の醜怪さばかりが目に付くけれど
改めて、命って何じゃいなと思わされるのである。
これも山の浄化作用か。
やっぱ、ひれ伏すしかないじゃん。
『岳』 石塚真一 1巻~3巻 小学館 各524円+税
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