ちょこ歴旅

歴史旅…というほどではないけど、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

田辺えぇとこ

2017年09月30日 23時17分40秒 | オートバイ
今日は天気も良く絶好のツーリング日和。
「Wバイク徒然草」ですから、たまには
オートバイも登場させないと…。
(ロードバイクもご無沙汰ですけど)

頑張って朝5時半過ぎに出発し、ひたすら
国道26号線を南下。
阪南辺りからバイパスになり、以前は淡輪
までしかなかったはずが、いつのまにやら
和歌山市内まで一気に到達。
速くて無料で結構ですが、高速は怖いから
避けてるので…。

和歌山市内のコンビニで朝食を食べた後は、
国道42号線をひたすら南下。
海南からは片側1車線の国道をトコトコ。
求めているのはこれ、これ!

午前9時前に目的地の田辺市内に到着です。
早速、武蔵坊弁慶ゆかりの地、闘鶏神社へ。

熊野三山も勧請された熊野の別宮的な存在。
ここに参詣すれば熊野まで行かなくても
御利益があるというありがたい場所。
弁慶の父という説もある熊野別当湛増が、
源平いずれに着くかを闘鶏で占ったことが
社名の由来。

社前でバイクの駐車場所に迷っていたら、
ボランティアガイドのおじさんが誘導して
くれたうえに、神社についてもあれこれ
教えてくれました。
いきなり、いい日の予感です。

続いて、私的には本日のメインディッシュ…
田辺城の水門跡へ。
錦水(きんすい)城といわれた田辺城は、
紀州藩の付家老、安藤家の居城。
往時は内堀と外堀がある平城でしたが、
明治期に廃城となり、堀も埋められました。

城の唯一の遺構が会津川に面したこの水門跡。
わずかに残る昔の面影がありがたい。
本日のメインとしてはちょっと地味ですが…
イメージしていたよりは大きい。

ここで水門と傍らにある小さな祠を一生懸命
掃除されていたお爺ちゃんが、水門や田辺城
についてニコニコ教えてくれました。
なんともほっこりするいい時間でした。

ちなみに、この後訪れた和菓子屋のご主人も
とても気さくにお話してくれました。
田辺は本当に皆さん気さくでえぇとこです。

最後に帰りに訪れた由良の興国寺の様子。

禅宗の一つ臨済宗妙心寺派のお寺だそうで、
そういえば心なしか本堂は中国風。
また、門両脇の石垣が城郭さながらの立派さ。
金山寺味噌や醤油の発祥の地ともいわれます。

こうして田辺の人と静かなお寺で心癒され、
ゆっくり来た道を辿って帰宅しました。
走行距離は335km、帰宅は午後7時でした。

田辺は地味ですが…ほんまえぇとこです。


~今回の甘いもの~
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147(和歌山)田辺 おけし餅
148(和歌山)田辺 柚最中
149(和歌山)白浜 うすかわまんじゅう
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