開催最終日ぎりぎりで第71回正倉院展へ。奈良に行ったのは20年以上ぶり。今年の正倉院展は天皇陛下の御即位を記念し、9000点程ある宝物から、今年は北倉14件、中倉8件、南倉17件、聖語蔵2件の41件、そのうちの4件が初出展で、倉院宝物の成り立ちと伝来に関わるものや、宝庫を代表するものが並んでいました。一度にすべてを見られるわけではないので毎年初出展目当てに足を運ぶリピーターも多いらしいです。
今年の見どころは平螺鈿背八角鏡、沈香木画箱、玳瑁螺鈿八角箱、犀角如意などで、細工が細かく美しいものが多いため、ルーペ持参の見学者も多くいらっしゃいました。
宝物展があったのは新館、新館から地下道で繋がっているのが仏像館です。このクリーム色の素敵な洋館が仏像館になってるなんて意外!