南北2.4km, 東西16km、最大高低差は90mの広大な鳥取砂丘へ!砂丘は中田島砂丘を見た時以来。馬の背までのコースは縁を回るコースと真っ直ぐこう配のあるコースを行く二通り。ちょっときついかなと思いつつ、まっすぐ登るコースをとりました。頑張って登ると白い砂と青い海のコントラストが美しい素晴らしい景色が待っていました。
風により砂が移動して描き出す風紋も見ることができました。長い年月をかけて作り出された砂丘、地下80メートルにある花崗岩質の岩石の上に古砂丘が厚く堆積し、その上に。大山や姶良火山からの火山灰が堆積し、更に新砂丘がその上を覆って現在の砂丘を形成しているそうです。砂丘の西側に砂の色が変わった場所があるので行ってみると、そこは火山灰露出地帯でした。
火山灰露出地帯付近には植物も生えていました。根を箒に利用したというケカモノハシや5・6月にピンクの花を咲かせるハマヒルガオ、ハマボウフウなど、こんなところにも根を貼り生きている植物がいるんだと観察していたら、砂丘の手入れをされているボランティアの方に出会いました。どうやら景観や生態系を崩しかねない外来植物が繁殖。そのため一本ずつ抜いて回っているんだとか。気が遠くなるような除草作業!感謝の言葉しかありませんでした。
2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行