ポケットの中で映画を温めて

今までに観た昔の映画を振り返ったり、最近の映画の感想も。欲張って本や音楽、その他も。

幼いころ

2015年07月03日 | ブログ初め
先日、会社時代の後輩と飲んだ。
二か月に1度ほど会って、飲みながら映画の話をしたりしてから、カラオケに行くコースである。
話の途中で、後輩は私にブログをやれと言う。
自分も、映画や音楽のことをブログに書いていると言う。
私は何事にも消極的であるから、自分から進んで物事を行わない方である。
運動だってそうだし、映画でも鑑賞はするが、自分で作ってみようとは考えたこともない。
そんな私がブログを書く。
では、何を書くか。
考えた末、映画のことなどを思いつくまま書いて行こうと思う。

まずは、幼少の頃の記憶。
当時、私の村には映画館なんてものがなかった。
だから町内会などが、樹が茂っている広場の空き地に銀幕を張って、夏の夜の7時頃から映画を上映した。
近所のおじさんやおばさん達が大勢集まって、ゴザを敷いて地べたに座って観るのである。
私も母に連れられて行ったりした。今、思い出そうとしても、どんな映画だったかは記憶にない。
ただ、始まる前の待ち時間に、幕の前に立ちはだかったり、裏へ駆け抜けたりして、子供たちのその姿が影絵になるのがとっても面白かった。
映画が始まって、それまでぺちゃくちゃ喋っていた隣りの家のお婆さんが、すぐにぐうぐう眠ってしまったことは、何故か今だに鮮明に覚えている。
コメント
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